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オフィスチェアの張地別特徴・メリット・デメリットを徹底解説|おすすめ椅子紹介

オフィスチェアの張地別特徴・メリット・デメリットを徹底解説|おすすめ椅子紹介

見た目や価格だけでなく、肌触りや通気性、座り心地といった要素にも大きく影響を与えるのが、「オフィスチェアの素材」です。張り地やクッション材の違いによって、季節ごとの使い心地や耐久性、メンテナンス性なども大きく変わってきます

この記事では、ファブリックやメッシュ、レザーなど「オフィスチェアの張り地素材」について、それぞれの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説します。

また、モールドウレタンやポケットコイルといった「内部素材」にも触れたうえで、「自分に合ったオフィスチェア素材の選び方」「素材ごとのおすすめチェア」も紹介しますので、ぜひご参照ください。

【先に見る】素材別のおすすめオフィスチェア

この記事の監修者

那波 伸晃

オフィスコム株式会社
商品・物流本部 本部長
那波 伸晃

オフィス家具業界歴17年、オフィスコム創業期のメンバー。数々のヒット商品を生み出し、ユーザー目線での商品開発を得意としている。

この記事を書いた人

オフィスのギモン編集部

オフィスのギモン編集部

“快適にはたらく”をテーマにオフィスに関わる様々な疑問を解決!おすすめ商品や、明日の仕事に役立つ情報・豆知識を発信しています。

1.オフィスチェアの代表的な張り地素材とメリット・デメリット

オフィスチェアの座面や背もたれには、さまざまな「張り地素材」が使われています。張り地は直接肌に触れる部分のため、肌触りや通気性、メンテナンスのしやすさなど使い心地を大きく左右する要素です。

また、オフィスチェアの素材は見た目の印象を大きく左右するポイントでもあります。

ここでは、代表的な5種類の張り地素材について、それぞれの特徴・メリット・デメリットを比較して解説します。

素材 特徴 メリット デメリット
ファブリック ポリエステルやウールなどの布地
  • ・カラーバリエーションが豊富
  • ・温かみがあり通気性も良好
  • ・汚れが染み込みやすく手入れがやや面倒
  • ・摩擦で毛玉ができることも
メッシュ ポリエステルやナイロンの網目構造
  • ・抜群の通気性で蒸れにくい
  • ・軽快でモダンな印象
  • ・埃が詰まりやすい
  • ・メッシュの張力や素材によって耐久性に差が出る
PVCレザー 塩化ビニル樹脂をコーティングした合成皮革
  • ・耐水性/耐汚性に優れる
  • ・手入れが簡単でコスパが高い
  • ・通気性が低く蒸れやすい
  • ・ややビニール的で人工感のある質感
PUレザー ポリウレタン樹脂を使用した柔らかい合成皮革
  • ・本革に近い風合いと高級感
  • ・柔らかく肌当たりが良い
  • ・加水分解による劣化に注意が必要
  • ・湿気や熱で劣化が早まることもある
本革 牛革などの天然皮革
  • ・圧倒的な高級感と重厚感
  • ・使い込むほど風合いが増す
  • ・高価で手入れが必要
  • ・傷や水分に弱く、扱いに注意が必要

1-1.ファブリック

ファブリック

ファブリックとは、ポリエステルやウール、アクリルなどを織り上げて作られた布地素材です。カラーやデザインのバリエーションが豊富で、ナチュラルな印象を与えやすく、インテリアとの親和性も高いのがメリットです。

通気性にも優れており、長時間座っていても蒸れにくい傾向があります。しかし、水や汚れに弱いため、飲み物をこぼした際にシミが残るのはデメリットです。場合によっては、ニオイの元にもなります。日常的な手入れのしやすさといった点では、ほかの素材より劣るケースもあります。

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■メリット

  • 色やデザインのバリエーションが豊富
  • 布ならではの温かみで柔らかい印象を与える
  • 通気性があるため皮に比べると熱を逃せる
  • 価格帯が比較的安価なモデルにも多い

■デメリット

  • 水分や汚れが染み込みやすい
  • シミになりやすく、内部の掃除が難しいことも
  • 摩擦で毛玉や擦れが起きやすい

1-2.メッシュ

メッシュ

メッシュとは、ポリエステルやナイロンなどを網目状に織り込んだ通気性重視の素材です。メッシュ素材が持つ最大のメリットは、透け感と抜群の通気性です。熱を逃すため蒸れにくく、夏場や長時間の使用でも快適な座り心地を保ちやすい素材として人気を集めています。

しかし、網目にホコリが溜まりやすく、張力や素材の品質によっては耐久性に差が出るデメリットもあります。

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■メリット

  • 通気性が非常に高く、蒸れにくい
  • 軽快で見た目がスッキリとしているデザイン
  • 夏場や空調の効いた環境に適している

■デメリット

  • ホコリが網目に溜まることも
  • 張り具合によっては座り心地が硬く感じる場合も
  • 冬場は冷たく感じることもある

1-3.PVCレザー

PVCレザー

PVCレザーとは、ポリエステルや綿などの基布に塩化ビニル樹脂をコーティングした合成皮革です。いわゆる「ビニールレザー」として知られ、耐水性・耐汚性・耐久性に優れているのがメリットです。まとめて、合成皮革とも呼ばれます。

メンテナンスがしやすく、飲み物や食べこぼしがあっても拭き取りだけで済むため、オフィスや施設でもよく使われています。ただし、通気性が低いため、長時間の使用では蒸れを感じやすくなる点がデメリットです。

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■メリット

  • 水や汚れに強く、お手入れが簡単
  • 傷や摩耗にも比較的強い
  • PU素材に比べコストパフォーマンスに優れる

■デメリット

  • 通気性が低く、蒸れやすい
  • 見た目がやや人工的
  • 冬場に硬くなり、温度変化でひび割れる場合がある

1-4.PUレザー

PUレザー

PUレザーとは、ポリウレタン樹脂を表面に加工した合成皮革で、PVCレザーよりも柔らかく本革に近い質感を持つ素材です。やや通気性もあり、座ったときの肌触りがなめらかなのもメリットです。まとめて、合成皮革とも呼ばれます。

一方で、湿気や汗による「加水分解」で表面がボロボロと劣化しやすく、製品寿命には限りがあるのがデメリットです。定期的なメンテナンスや湿度管理が必要となる素材です。

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■メリット

  • 柔らかく高級感のある手触り
  • 見た目が本革に近く、おしゃれ
  • PVCよりも一定の通気性を確保

■デメリット

  • 湿気や汗により劣化しやすく耐水性がない
  • 耐久性はPVCに劣る
  • 高温多湿な環境ではボロボロと崩れることも(加水分解)

1-5.レザー(本革)

レザー(本革)

本革とは、牛革などの天然皮革を使用した素材で、ほかの素材とは一線を画す高級感があります。使い込むほどに味わいが増し、経年変化を楽しめる点もメリットです。

また、適度な吸湿性と通気性を兼ね備えており、季節を問わず快適に使用できます。ただし、水濡れや乾燥には弱く、こまめな手入れが必要なデメリットも。また価格もほかの素材と比べて高くなります。

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■メリット

  • 圧倒的な高級感と重厚感
  • 経年変化を楽しめる素材として耐久性も高く人気
  • 適度な通気性と吸湿性がある

■デメリット

  • 非常に高価で、メンテなどのコストがかかる
  • 本質的には水分や乾燥に弱いため、手入れが必須
  • 傷がつきやすく扱いに注意が必要

2.オフィスチェアの座面素材の違いと特徴

オフィスチェアの座り心地や耐久性を左右する大きな要素のひとつが、座面の内部素材です。ウレタンフォームやモールドウレタンといったクッション素材に加え、ポケットコイルやシリコンフィル、さらにはメッシュなど、構造や特性によって座り心地は大きく変わります。

それぞれの素材の違いを押さえれば、自分に合った快適なチェアを見つけやすくなるでしょう。ここでは、代表的な座面素材の特徴やメリット・デメリットを紹介します。

2-1.モールドウレタン

モールドウレタン

モールドウレタンとは、金型に原料を流し込み、化学反応によって発泡・成形される高密度のクッション材です。硬めの座り心地ながら、身体のラインに合わせた設計が可能で、しっかりとしたホールド感があります。

耐久性や復元力に優れており、長時間使用してもへたりにくいのが特長です。体圧分散性も高く、高機能チェアやエルゴノミクス設計の製品によく採用されています。

2-2.ウレタンフォーム

ウレタンフォーム

ウレタンフォームとは、一般的なスポンジ状の発泡ウレタンで、多くのオフィスチェアで座面に使われている素材です。比較的安価で、柔らかく適度なクッション性があるため、短時間の使用や大量導入に適しています

ただし、密度や品質によっては長時間使用時に底付き感が出やすく、へたりやすいという傾向があります。耐久性や体圧分散性には限界がある素材です。

2-3.ポケットコイル

ポケットコイル

ポケットコイルとは、小さなスプリング(バネ)を一つずつ不織布の袋に包み、座面に敷き詰めた構造です。それぞれのコイルが独立して動くため、身体の動きに柔軟に追従し、体圧を「点」で分散して支えてくれます

優れた弾力と通気性を兼ね備え、座り心地も非常に快適。へたりにくく長時間の使用にも適していますが、構造が複雑なため高価になりがちです。

2-4.シリコンフィル

シリコンフィル

シリコンフィルとは、ポリエステル製の綿にシリコンコーティングを施した化学繊維素材です。羽毛のように柔らかく、ふんわりと包み込まれるような座り心地が魅力。復元性もあるため、軽い沈み込みと快適な感触が得られます。

ただし、単体ではサポート力に欠けるため、ウレタンやコイルと併用されることが多く、へたりやすいのが難点です。リラックス重視のチェアに向いています。

2-5.メッシュ

メッシュ

メッシュとは、先述した高強度・高弾性のメッシュ素材を、金属フレームなどに張り巡らせて形成した座面です。内部にクッション材を用いず、張力だけで身体を支える構造をしています。

通気性に優れ、夏場や長時間の使用でも蒸れにくく、快適に過ごせるのが魅力です。軽量でスタイリッシュな印象もあり人気ですが、張りの強さや品質によって座り心地に差が出やすく、冬場は冷たく感じることもあります。

3.自分に合ったオフィスチェア素材の選び方

オフィスチェアは毎日長時間使うものだからこそ、自分の作業環境や好みに合った素材を選ぶことが大切です。たとえば、見た目の印象や肌触りはもちろん、通気性や手入れのしやすさ、長時間座ったときの快適性など、注目すべきポイントは多岐にわたります。

また、環境に応じておすすめのシーンも異なります。ここでは、自分にあったオフィスチェア素材の選び方として、おすすめのシーンと各素材で人気のある商品を紹介します。

3-1.温かみのある座り心地を重視するならファブリック

ファブリック素材のオフィスチェアは、柔らかい座り心地や、ナチュラルなインテリアとの調和を重視する方におすすめです。冷えにくく、通気性もあるため一年を通して快適に使えます。

■おすすめの使用シーン

  • ・北欧風やナチュラルな家具を揃えた自宅オフィス
  • ・クリエイティブ系オフィス(カラー展開が豊富でコーディネートしやすい)
  • ・冬場の使用が多い環境

オフィスコム ワークスチェア

オフィスコム ワークスチェア

オフィスコム ワークスチェア

サイズ 幅590×奥行590×高さ770〜850mm
材質 背・座面 / 合板
ポリプロピレン
脚 / ナイロン
張り材 / ポリエステル
クッション材 / ウレタンフォーム

「オフィスコム ワークスチェア」は、コンパクトな中にも快適性をしっかり備えた、ベーシックな布張りオフィスチェアです。厚さ50mmの分厚いウレタンクッションが体重をやさしく受け止め、背中に沿うようにカーブした背面構造が自然なフィット感を生み出します。

ロッキング機能や高さ調節といった基本性能も備えており、長時間のデスクワークを快適にサポート。肘なし仕様で動きやすく、デスク下にもすっきり収納できます。コストパフォーマンスに優れており、複数のオフィスチェア導入にもおすすめです。

○ユーザーからの口コミ

  • ・座面、背もたれ、キャスター部のいずれもしっかりとした作りで安心できます。2台目、3台目も注文予定です。
  • ・オフィスチェア3脚を購入しました。問題なく組み立て出来ました。品質も問題ありません。今後も購入したいと思います。

コクヨ ミトラ2

コクヨ ミトラ2

コクヨ ミトラ2

サイズ 外寸 / 幅680×奥行680×高さ890~980mm
座面 / 幅495×奥行410~460mm
座面高さ / 415~505mm
材質 【背】
背フレーム / 強化ナイロン
背板 / ポリプロピレン
クッション / スラブウレタン
張地 / ポリエステル
【座】
座板 / ポリプロピレン
クッション / モールドウレタン
張地 / ポリエステル
【脚】
脚羽根 / 強化ナイロン(クリーンテクトコーティング)
キャスター / 直径50mmポリウレタン巻き

「コクヨ ミトラ2(ファブリックタイプ)」は、美しいデザインと快適な座り心地を兼ね備えた高性能オフィスチェアです。座面には体圧分散に優れたモールドウレタンを採用し、姿勢の安定に寄与する「ポスチャーサポートシート」も搭載。肘なしタイプで可動域が広く、あらゆるシーンに柔軟に対応します。

オートフィット・シンクロロッキングや5段階のロッキング反力調節、座面奥行調整など、作業姿勢に応じた繊細なチューニングが可能です。機能・快適性・デザインを高い水準で両立し、長時間のワークシーンでも快適な着座姿勢をサポートします。

オカムラ ノームチェア

オカムラ ノームチェア

オカムラ ノームチェア

サイズ 幅610×奥行560×高さ755~847mm
材質 座部 / 合板
背部 / ポリプロピレン
脚部 / ナイロン
肘部 / ナイロン・金属(鋼)
張り材 / ポリエステル
クッション材 / ウレタンフォーム

「オカムラ ノームチェア」は、家庭の空間にも自然に馴染むデザインと、実用性を両立したコンパクトワークチェアです。布張りの背面が温かみを演出し、インテリアとの調和を大切にしたい在宅ワーカーからも人気を集めています。

背もたれはオフィスチェアの設計ノウハウを活かしたカーブ形状で、身体に心地よくフィットします。直径56cmの脚部やロータイプ設計により、省スペースのワークスペースにもすっきり収まる設計です。

○ユーザーからの口コミ

  • ・ノームチェアnorm可動肘付きを使用してみた感想としてはコンパクトで大きすぎず、いい感じです。しいて欠点を上げれば座った瞬間の座面の底付き感を少し感じる点が残念なところ。
  • ・今回初めてのメーカーでしたが、素材も上品な光沢があり満足しています。クッションは堅めですがしっかりしており、長時間でも座ってられそうです。

3-2.長時間作業で蒸れにくさを重視するならメッシュ

メッシュ素材のオフィスチェアは、通気性を最優先したい方におすすめです。背面からの熱が気になって集中力が削がれるなど、蒸れによる不快感を軽減できる効果が長時間座るワークスタイルに向いています。

■おすすめの使用シーン

  • ・通年空調が効いているオフィス
  • ・長時間座りっぱなしのデスクワーカー
  • ・夏場の熱気で背中の蒸れが気になるオフィス

オフィスコム YS-1

オフィスコム YS-1

オフィスコム YS-1

サイズ 幅700×奥行700×高さ1140~1240mm
材質 張地 / ポリエステル
背 / ナイロン
座 / モールドウレタン・ナイロン
背部 / ナイロン・ポリエステル
肘 / ナイロン
ヘッドレスト / ナイロン
脚部 / アルミ

「オフィスコム YS-1」は、体格や姿勢に合わせた細かな調節が可能な、高機能オフィスチェアです。座面にはモールドウレタンを採用し、長時間の着座でもへたりにくく、高い弾力性で快適な座り心地をキープ。背もたれはメッシュとファブリックから選べる仕様で、通気性やインテリア性に応じて選択できます。

シンクロロッキングや座面スライド、ガス圧昇降、可動式のランバーサポート・ヘッドレストなど、快適性を高める装備が充実しています。背中や腰、肩にかかる負担を分散し、長時間の作業でも集中力を維持しやすい設計です。

○ユーザーからの口コミ

  • ・使い心地が良い!!まず下のクッションがしっかりしていて、操作性もよく、1日座っても疲れません。
  • ・安価な割に見栄えも機能もとても良い。長時間仕事をしても今までより疲れが軽減している。機能もコストもとても満足。

オフィスコム チャットチェア

オフィスコム チャットチェア

オフィスコム チャットチェア

サイズ 幅580×奥行580×高さ835~930mm
材質 背 / ポリエステルメッシュ・スチールパイプ(粉体塗装)
座 / 合板・ポリエステル・ウレタンフォーム
脚部 / ナイロン

「オフィスコム チャットチェア」は、快適な座り心地とコストパフォーマンスの高さで人気のメッシュチェアです。背面と座面には通気性に優れたメッシュ生地を採用し、蒸れにくくサラッとした肌触りを実現。厚みのある高密度ウレタンクッションと緩やかにカーブした背面が、自然な姿勢をサポートします。

さらに、ランバーサポートとウェービングベルトのダブル構造が腰の負担も軽減。ガス圧式の高さ調節やスムーズなキャスター移動、幅580mmの省スペース設計も魅力です。限られた空間にも収まりやすく、長時間のデスクワークや会議用としても活躍するスタンダードモデルです。

○ユーザーからの口コミ

  • ・実店舗で現物を見て購入を決めました。軽くてフローリングの上をすいすい動けて快適です。検討した他の候補に比べて価格は最も安かったですが、機能的には満足しています。
  • ・値段が安いのに座り心地は非常に良い。メッシュなので夏も快適に使用できそうです。

オフィスコム 腰楽

オフィスコム 腰楽

オフィスコム 腰楽

サイズ 幅620×奥行620×高さ1090~1190mm
材質 背 / ポリエステルメッシュ・PVCレザー・スチールパイプ(粉体塗装)
座 / 合板・ポリエステル・ウレタンフォーム
肘 / スチール(クロームメッキ)・ポリプロピレン
脚部 / スチール(クロームメッキ)

「オフィスコム 腰楽」は、長時間のデスクワークでも疲れにくい座り心地を追求したメッシュチェアです。背もたれに搭載された可動式のダブルランバーサポートが腰をしっかりと支え、姿勢の崩れによる肩こりや腰痛を予防。

心地よいバウンド感のウェービングベルトとS字形状の背もたれが、自然な背中のラインに沿ってフィットします。厚手のメッシュ生地は通気性と耐久性に優れ、年中快適な座り心地を実現。広めのサイズ設計で、ゆったりとリラックスできる一脚です。

○ユーザーからの口コミ

  • ・値段を考えると結構良いです。自分で組み立てたので肘置きやわずかな段差の部品とか苦戦はしましたが、ハイバックなので見た目も座り心地も悪くないです。
  • ・組立も女性1人でも十分できましたし、スタイリッシュな椅子で快適に過ごしています。案外座面は高くて、クッションとかがあると高すぎてしまいますが、クッションが不要なくらい快適です。

3-3.汚れなど手入れのしやすさを重視するならPVCレザー

PVCレザー素材は、飲食のあるスペースや、清掃頻度が高い場所におすすめです。衛生面を気にする場所でも扱いやすく、コストパフォーマンスも良好です。ネットカフェやレンタルオフィスなど、利用者問わず耐久性を重視したいシーンにも向いています。

■おすすめの使用シーン

  • ・オフィスの休憩スペース・カフェエリアなど
  • ・会議室・応接室でサッと汚れを拭き取れる
  • ・多人数で共用するワークスペース

オフィスコム ディレット

オフィスコム ディレット

オフィスコム ディレット

サイズ 幅630×奥行760×高さ835~910mm
材質 張地 / PVCレザー
背・座 / 合板・ウレタンフォーム
脚部 / ナイロン

「オフィスコム ディレット」は、重厚感と上質さを兼ね備えたPVCレザーチェアです。背もたれから座面、肘掛けまでオールブラックで統一されたデザインは、空間に洗練された印象を与えます。

ミーティングルームや執務スペースにも自然に溶け込み、見た目と機能性のバランスに優れた一脚です。張地には汚れに強いPVCレザーを採用し、ウレタンフォーム入りのクッションがしっかりと体を受け止めます。

○ユーザーからの口コミ

  • ・見た目は重厚感がありますが、実際は軽くてとても気に入っています。
  • ・今まで使っていた三万円の椅子よりもかなり疲れが軽減しました。長時間の作業になるので従業員も満足してくれてます。

オフィスコム メティオ2.0

オフィスコム メティオ2.0

オフィスコム メティオ2.0

サイズ 幅655×奥行678×高さ755~845mm
材質 背・座 / 合板・ウレタンフォーム・PVCレザー
脚部 / アルミ(粉体塗装)
肘 / オーク天然木積層合板

「オフィスコム メティオ2.0(背・座/PVCレザータイプ)」は、ヴィンテージ調のデザインと快適な座り心地を兼ね備えたワークチェアです。山なり形状の背もたれが背中に自然にフィットし、ロッキング機能や高さ調節機能によって姿勢の変化にも柔軟に対応します。

座面と背面にはお手入れしやすいPVCレザーを使用し、厚みのあるクッションが体をしっかりと支えます。幅広の天然木肘掛けやシャープなアルミ脚がデザインにアクセントを添え、上質な存在感を演出。オフィスはもちろん、空間の雰囲気にこだわりたい方にもおすすめです

○ユーザーからの口コミ

  • ・私にとって、大当たりな買い物でした。座り心地も、ロッキング機能も使い勝手が良いものです。予算があればもう一個買い足したいくらい質感もよく、周りの友人からも好評の椅子でした!
  • ・座り心地良い!高さも変えられて便利です。

コクヨ イングライフ

コクヨ イングライフ

コクヨ イングライフ

サイズ 幅680×奥行530~605×高さ825~915mm
材質 背板 / アッシュ突板、合板
座部 / ポリプロピレン
張り地 / ポリエステル
座クッション / モールドウレタン
肘 / 直径22.2mmスチール丸パイプ(粉体塗装)、ポリウレタンスキンモールド
脚羽根 / 強化ナイロン

「コクヨ イングライフ(座面/PVCレザー張りタイプ)」は、座るだけで自然に姿勢が整う体幹サポートのオフィスチェアです。座面が360度スムーズに動く独自のグライディング・メカ構造により、背骨をS字形状に保ち、長時間のPC作業でも疲れにくい体勢を無理なくキープできます。

背面には温もりを感じる合板を使用し、座面にはお手入れしやすいPVCレザーを採用。ワイド設計の座面と背もたれが全身をゆったりと受け止めます。固定肘のグリップは、体を動かしながらのリフレッシュにも活用可能です。

3-4.高級感とデザイン性を重視するならPUレザー

PUレザー素材は、合成皮革のなかでも見た目の質感や洗練されたデザインを重視する方向けです。将来的には加水分解による劣化が起こるため、定期的に買い替えをしていたり、使用頻度が高くなかったりするシーンにおすすめです。

■おすすめの使用シーン

  • ・モダンなデザインのオフィスインテリアに合わせたいとき
  • ・役員室や来客用チェア
  • ・高級感を演出したい受付・待合スペース

オフィスコム エクセディア3

オフィスコム エクセディア3

オフィスコム エクセディア3

サイズ 幅700×奥行720×高さ1080~1180mm
材質 張地 /合成皮革(PU)
背・座 /ウレタンフォーム
座受/スチール、肘部 / PP樹脂成型品、脚/ナイロン

「オフィスコム エクセディア3」は、くつろぎと機能性を兼ね備えたエグゼクティブチェアです。体重に応じてロッキングの強さが自動で調整されるウェイトシンクロ機構を採用し、最適なフィット感を実現。4段階のリクライニング機能と背もたれに連動する肘掛けが、長時間の作業中も快適な姿勢をサポートします。

クッションは部位に応じて硬さを変えた2層構造で、柔らかさとしっかり感を両立。張地には上品な質感のPUレザーを用い、ハイバックとヘッドレストが身体全体を包み込むように支えます。オフィスでの集中作業からリラックスタイムまで幅広く活躍する一脚です。

○ユーザーからの口コミ

  • ・リクライニング機能がついておりもたれかかりながら長時間座る方ができ満足。
  • ・価格の割にしっかり出来ています。ひじ掛けの高さが少し高いと感じました。それ以外は◎です。

オフィスコム ラクシア2

オフィスコム ラクシア2

オフィスコム ラクシア2

サイズ 幅675×奥行745×高さ1060~1135mm
材質 張地 / PUレザー
背 / 合板・ウレタンフォーム・シリコンフィル
座 / 合板・コイルスプリング・ウレタンフォーム・シリコンフィル
肘 / ポリプロピレン・ウレタン
脚部 / ナイロン

「オフィスコム ラクシア2」は、ソファのような座り心地を実現した、ハイバックタイプのオフィスチェアです。座面にはコイルスプリングを内蔵し、しっとりとした弾力のあるクッション材「シリコンフィル」をたっぷり使用。

高級ソファの構造を応用したつくりが、体重を優しく受け止め、長時間の作業中も快適な姿勢をサポートします。S字形状の背もたれは背中のカーブに沿ってしっかりフィットし、深く沈み込むような座り心地が特長です。執務用から応接室まで幅広く活躍する一脚です。

○ユーザーからの口コミ

  • ・クッション性も抜群で座り心地もいいです。リクライニングがもう少しスムーズに出来たらもっといいなと思います。あと1人で組み立てましたが、かなり苦戦しましたので、推奨されている通り、2名でやることをおすすめします。
  • ・パソコン使用時もゆったりフカフカ座りたいと、こちらを選びました。座面広く背面も後頭部までサポートするので楽です。

オフィスコム デザイナーズチェア

オフィスコム デザイナーズチェア

オフィスコム デザイナーズチェア

サイズ 幅640×奥行695×高さ1050~1135mm
座面高さ:420~505mm
材質 背・座:PUレザー(表)・PVCレザー(裏)・ウレタンフォーム、本体フレーム:アルミニウム・スチール、脚部:アルミニウム、キャスター:ナイロン

「オフィスコム デザイナーズチェア」は、ミッドセンチュリーデザインを基調としたスタイリッシュなオフィスチェアです。すっきりとしたリブ入りシートと流麗なフレームラインが特徴で、どの角度から見ても美しく、空間を洗練された印象へと引き立てます。

背面と座面には柔らかなPUレザー、背面裏にはお手入れしやすいPVCレザーを採用。光沢のあるアルミフレームが、シートのマットな質感と好対照をなしています。背中全体を預けられるハイバック仕様で、会議室や応接室、在宅ワークにもフィットする一脚です。

○ユーザーからの口コミ

  • ・事務所用チェアとして購入しました。配送の梱包はしっかりとしており、組み立ても簡単でした。品質も全く問題なくリーズナブルで非常にいい買い物をしました。
  • ・買い替えで選びましたがとてもおしゃれで気に入りました。

3-5.重厚感や本格的な高級感を求めるなら本革

本革素材は、最上級の風格を持った、重厚感のある趣を求める方におすすめです。価格帯は高くなってしまうものの、高いステータス性を誇ります。また、定期的なメンテナンスが求められるものの、長期にわたって使用できるのも魅力です。

■おすすめの使用シーン

  • ・重役室やエグゼクティブオフィス
  • ・ラグジュアリーな会議室・応接空間
  • ・高級感を重視したホームオフィス

オカムラ コンテッサセコンダ

オカムラ コンテッサセコンダ

オカムラ コンテッサセコンダ

サイズ 外寸 / 幅650~702×奥行620~670×高さ1170~1270mm
座面高さ / 420~520mm
脚 / 直径700mm
材質 背フレーム / アルミダイキャスト
肘 / アルミダイキャスト、スチールパイプ、樹脂成型品
座 / 樹脂成型品
脚・支基 / アルミダイキャスト
キャスター / 直径75mmウレタン双輪キャスター

「オカムラ コンテッサセコンダ(背・座/革張りタイプ)」は、洗練されたデザインと高機能を兼ね備えたハイエンドオフィスチェアです。上質な牛革張りに加え、アンクルチルトリクライニングや4Dアーム、座面の前後スライド・高さ調節など、多彩な調整機能を搭載。

体格や姿勢に合わせて細やかにフィットし、長時間のデスクワークでも快適な姿勢をキープします。肘先で操作できるスマートオペレーションも魅力で、リクライニングなどの動作もスムーズに行えます。

○ユーザーからの口コミ

  • ・座り心地最高です。仕事が捗ります。

オカムラ コーラル

オカムラ コーラル

オカムラ コーラル

サイズ 外寸 / 幅500×奥行577~627×高さ911~1011mm
座面高さ / 420~520mm
脚 / 直径696mm
材質 背フレーム / アルミダイキャスト
座 / 樹脂成型品(PP)
脚 / アルミダイキャスト
キャスター / 直径60mmナイロン双輪キャスターまたは、直径60mmウレタン双輪キャスター

「オカムラ コーラル(背・座/革張りタイプ)」は、操作性と快適性を高めたアームレスタイプのミドルバックチェアです。上質な総革張りが空間に洗練された印象を与えつつ、異硬度クッションやアンクルチルトリクライニングが自然な座り心地を実現。

座面の高さと奥行きも個人に合わせて細かく調節可能です。操作レバーは座面裏に集約されており、姿勢を変えることなく調整が行えます。肘掛けがないためデスク下にすっきり収まり、ワークスペースを圧迫しないメリットも。シンプルながら充実した機能を備えた一脚です。

メリーフェア デルフィ

メリーフェア デルフィ

メリーフェア デルフィ

サイズ 幅595(脚635)×奥行475×高さ1150~1250mm
材質 張地/イタリア革
脚/アルミダイキャスト

「メリーフェア デルフィ」は、デザイン性と高い機能性を兼ね備えた本革仕様のハイバックオフィスチェアです。張地にはイタリア製レザーを採用し、腰へのフィット感を重視した背もたれ設計と合わさって、上質な質感と耐久性、座り心地を実現しています。

多彩な調節機構が搭載されているのはもちろん、シンプルで洗練されたデザインは、役員室やハイグレードなオフィス空間にも調和。長時間の作業にも柔軟に対応しつつ、快適性と美しさを両立させたオフィスチェアです。

○ユーザーからの口コミ

  • ・とても満足しております。
  • ・ゆったりしたい時に結構リクライニングするところが良い。組立も簡単だった。

4.椅子の素材に関するよくある質問(Q&A)

Q.オフィスチェアの座面素材にはどんな種類がありますか?

A.主にファブリック(布地)、メッシュ、合成皮革(PVC/PU)、本革の4種類があります。通気性を求めるならメッシュ、肌触りを重視するならファブリック、高級感を求めるなら本革、手入れのしやすさを重視するなら合成皮革が適しています。

Q.長時間座っても疲れにくい素材はどれですか?

A.通気性と体圧分散性に優れたメッシュ素材や、適度なクッション性をもつファブリック素材が快適です。ただし、実際に使い心地を支えるのは、アームレストやランバーサポートなどのサポートパーツです。

Q.夏場の蒸れ対策に適した素材はありますか?

A.メッシュ素材がもっとも通気性に優れており、背中や太ももの蒸れを軽減できます。長時間の作業でも快適に過ごしやすくなります。

Q.汚れやすい環境で使う場合、手入れが楽な素材は?

A.合成皮革は水拭きが可能で、特にPVCレザーは食べこぼしや汚れに強い素材として人気を集めています。

Q.高級感を重視したいときにおすすめの素材は?

A.本革がもっとも高級感に優れています。上質な合成皮革も、価格を抑えつつ見た目に重厚感を出せる選択肢のひとつです。ただし、近年では優れたデザイン性のモデルが多く登場しており、素材以外にも高級感を演出することは可能です。

Q.コストパフォーマンスのよい素材はどれですか?

A.合成皮革、ファブリック、メッシュはいずれも比較的安価で、初めてのチェア選びや台数の多いオフィスにも向いています。

Q.体格が大きい人に向いている素材はありますか?

A.高耐久のメッシュや厚手の本革、高密度のファブリック素材がおすすめです。あわせてチェア本体の耐荷重設計や構造面も確認することが重要です。

まとめ

オフィスチェアの素材は、座り心地だけでなく、使い勝手やメンテナンス性、空間との調和にも大きく関わります。ファブリックやメッシュのように通気性に優れたものから、PVCレザーや本革のように高級感や耐久性を重視した素材まで、その特徴はさまざまです。

それぞれの素材のメリット・デメリットを理解したうえで、自分の働き方や使用シーンに合った素材を選ぶことが、快適な作業環境づくりにつながります。長時間過ごすオフィスチェアだからこそ、しっかりと素材選びにも目を向けてみてはいかがでしょうか。

とはいえ、素材によって違う触り心地や質感、座ったときの感触は実際に体験してみないと分からない面も多くなっています。そのようなギモンを解決するため、オフィスコムでは、多種多様なオフィス家具を実際にお試しいただけるショールームをご用意しております。

お申し込みいただければ、現地スタッフがお客様のお悩み解消におすすめのオフィスチェア探しをサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にご来訪ください。

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