公開:2023.03.06

レザー製オフィスチェアの特徴やおすすめ商品をプロが解説

レザー製オフィスチェアの特徴やおすすめ商品をプロが解説

高級感あふれるレザー製オフィスチェアは、場を引き締めるアクセントとしても役立ちます。また、ソファのような快適な座り心地のレザー製オフィスチェアなら、小休憩による気分のリフレッシュにも最適です。

「レザー製オフィスチェアは高級なもの」と考えてしまう人も少なくありませんが、実はコストパフォーマンスに優れたモデルも登場しています。

この記事では、レザー製オフィスチェアの特徴やメリット・デメリット・他素材との違いについて解説したうえで、価格別におすすめのレザー製オフィスチェアをご紹介します。

▼このコラムを読んでもらいたい方

  • ・高級感あるオフィスを作りたい方
  • ・革製品が好きな方
  • ・レザー系のオフィスチェアを探している方

▼このコラムを読んで得られる情報

  • ・素材別オフィスチェアの違い
  • ・レザー製オフィスチェアを使用するメリットとデメリット
  • ・価格別!プロが選んだおすすめのレザー製オフィスチェア

1.レザー、ファブリック、メッシュの違い

レザー、ファブリック、メッシュの違い

オフィスチェアのレザー素材は高級感だけでなく、機能性もほかの素材とは違った特徴を持ちます。

レザー 光沢感や重厚感による存在感が特徴。しっとりとした質感や弾力性で快適な座り心地を確保しており、ゆったりとしたデスクワークを実現できる。ホコリ汚れなどに強く、乾拭きでメンテナンスがしやすいのもメリット。
ファブリック 布独自の温かみある雰囲気が特徴。カラーバリエーションが豊富な傾向にあり、リーズナブルで購入できるモデルが多い。程よい肌触りが多いものの、使われる糸の素材によってさわり心地や印象も大きく変わる。
メッシュ 人工皮革やフェイクレザーなど、本革のような見た目

それぞれの素材によってメリットが異なりますが、レザー製のオフィスチェアは「重厚感、フワフワな座り心地、汚れに強くメンテナンス性が高い」といった点が特徴だといえます。

2.レザー製オフィスチェアのメリット・デメリット

レザー製オフィスチェアのメリット・デメリット

レザー製のオフィスチェアは重厚感あるデザインから社長椅子などにも利用されるケースが多くなっています。一見すると高級感のある見た目がメリットですが、ほかの素材とは違ったデメリットがあるのも事実です。

ここでは、レザー製オフィスチェアのメリット・デメリットをご紹介します。

2-1.メリット

レザー製オフィスチェアを使う何よりのメリットが、高級感のある見た目です。社長椅子などにも使用されるケースが多く、レザー製オフィスチェアによってオフィス全体に引き締まった空気感を与えられます。

また、本革のレザーは耐久性が高く、ほかのオフィスチェアに比べて長く活用しやすいのもメリットのひとつ。合成皮革のレザー製オフィスチェアなら、ほかの素材に比べて拭き掃除もしやすくメンテナンス性に優れています。

2-2.デメリット

レザー製オフィスチェアを使うデメリットのひとつに、ほかの素材と比べたときの蒸れやすさがあげられます。特に通気性の確保に重きを置いたメッシュ素材は、体が蒸れにくいと評判です。

一方で、レザー製オフィスチェアはどうしても通気性を確保しづらく、夏場や暖房の効いた冬場など、長時間腰掛けていると蒸れてしまうケースがあります。

また、本革仕様のレザー製オフィスチェアは水濡れに弱い点がデメリットです。場合によってはシミになってしまい、せっかくの高級感ある印象がぼやけてしまう可能性があります。

3.【15,000円未満】リーズナブルなレザー製オフィスチェア

近年では、安価ながらも高級感あるデザインを採用したレザー製オフィスチェアが多く登場しています。

ここでは、15,000円未満で購入できるリーズナブルなレザー製オフィスチェアから、ピックアップしてご紹介します。

3-1.オールブラックで上品なデザイン「ディレット ロータイプDiret-L」

製オールブラックで上品なデザイン「ディレット ロータイプDiret-L」品名

オールブラックで上品なデザイン「ディレット ロータイプDiret-L」

サイズ 幅630×奥行760×高さ835~910mm
座面高さ / 420~495mm
材質 張地:PVCレザー、背・座:合板・ウレタンフォーム、脚部:ナイロン、キャスター:ナイロン

全面黒で統一されたレザー製オフィスチェアの「ディレット ロータイプDiret-L」は、上品なデザインをお求めの方におすすめのモデルです。コンパクトながらも上品な印象を感じさせるデザインで、優雅なオフィスワークを支えるアクセントとしても役立ちます。

機能面では、背座一体型ロッキングが搭載されており体を揺らしてリラックスも可能です。マットなブラックにより高級感を演出できるため、会議室など気品のあるオフィス家具で取り揃えたい方にもおすすめできます。

○スタッフからの口コミ

  • ・1万円ちょっとで買えるモデルとは思えないほど高級感があります
  • ・想像よりもしっかりとした座り心地でデスクワークにも合う設計です

4.【15,000円~50,000円】機能性の高いレザー製オフィスチェア

15,000円~50,000円まで予算を引き上げると機能性の高いレザー製オフィスチェアを購入しやすくなります。デスクワークなど長時間の使用が想定される場合は、機能性に着目するのもポイントです。

ここでは、15,000円~50,000円で購入できるレザー製オフィスチェアのおすすめ商品をピックアップしてご紹介します。

4-1.自動ロッキングで快適な座り心地「エクセディア3 体重感知式ロッキングEXSEDIA3」

自動ロッキングで快適な座り心地「エクセディア3 体重感知式ロッキングEXSEDIA3」

自動ロッキングで快適な座り心地「エクセディア3 体重感知式ロッキングEXSEDIA3」

サイズ 幅700×奥行720×高さ1080~1180mm
座面高さ / 450~550mm
材質 張地 /合成皮革(PU)
背・座 /ウレタンフォーム
座受/スチール、肘部:PP樹脂成型品、脚・キャスター/ナイロン

自動ロッキング機能が搭載されており、誰が座っても快適な座り心地を得やすい「エクセディア3 体重感知式ロッキングEXSEDIA3」は、フリーアドレスデスクなどでもおすすめのレザー製オフィスチェアです。

座る人に合わせて自動的にロッキング強弱を調整して、快適な座り心地を実現。さらに、背もたれと連動する追従型アームレストで常にベストポジションのまま肘をホールドできます。2種類のクッションを組み合わせたメリハリクッションや、S字曲線ハイバックなど、体が疲れにくい工夫を豊富に取り入れたレザー製オフィスチェアです。

○スタッフからの口コミ

  • ・頭部の肉厚ヘッドレストがふかふかで首を優しく支えてくれるのが魅力的です
  • ・背骨をS字に保ってくれるので、腰痛が気になる方にもチェックして欲しいモデルといえます

5.【50,000円~】本革使用の高級レザー製オフィスチェア3選

50,000円以上のモデルになると、本皮を使用した高級感あふれるレザー製オフィスチェアが多く登場します。

ここでは、高級感や重厚感を重視している方へ向けて、おすすめのレザー製オフィスチェアをピックアップしてご紹介します。

5-1.厚みのあるクッションで快適「3Dマネジメントチェア本革ハイバックRE-REC-316AX」

厚みのあるクッションで快適「3Dマネジメントチェア本革ハイバックRE-REC-316AX」

厚みのあるクッションで快適「3Dマネジメントチェア本革ハイバックRE-REC-316AX」

サイズ 幅710×奥行710×高さ1090~1160mm
材質 牛本革・PVC
ウレタンフォーム(クッション材)
ナイロンベース

設置する面はすべて本革を使用している「3Dマネジメントチェア本革ハイバックRE-REC-316AX」は、厚みのあるクッションで快適な座り心地を実現しているレザー製オフィスチェアです。

背もたれの角度は約100°で、軽作業にも最適なカーブを維持しています。分厚い座面や体にフィットする2レイヤークッションにより、フカフカの座り心地を体感できるのも特長です。肘置き部分にも本革のクッションが活用されているため、肌触りのよい本革仕様を味わえます。

○スタッフからの口コミ

  • ・130°までリクライニングできるので体をゆったり預けて作業しても快適です
  • ・気づくと触れているほど、肘部分のクッションまで肌触りがよく仕上がっています

5-2.高さ調整できるヘッドレスト付き「メリーフェアー デルフィ 本革ハイタイプDELPHI-HV」

高さ調整できるヘッドレスト付き「メリーフェアー デルフィ 本革ハイタイプDELPHI-HV」

高さ調整できるヘッドレスト付き「メリーフェアー デルフィ 本革ハイタイプDELPHI-HV」

サイズ 幅595(脚635)×座面奥行475×高さ1150~1250mm
座面高さ405~505mm
材質 張地/イタリア革
脚/アルミダイキャスト
キャスター/ABS樹脂

本革仕様のレザー製オフィスチェアのなかでも、優れた機能性をもつ「メリーフェアー デルフィ 本革ハイタイプDELPHI-HV」は、体が疲れにくいオフィスチェアをお探しの方にもおすすめです。

リクライニングに合わせて座面角度が変わる「シンクロリクライニング」により、後傾姿勢でも腿裏部に掛かる圧を分散させやすくなっています。背もたれは8段階調整できるほか、ヘッドレストの高さは9段階(50mm)感覚で調整することが可能です。

座面高も405~505mmと、162cm前後の方から利用しやすくなっているのも珍しいレザー製オフィスチェアです。

○スタッフからの口コミ

  • ・全体的に装飾がなくシンプルなので、オフィスのインテリアと調和しやすいのがおすすめポイントです
  • ・ヘッドレストの高さを微調整できるのも魅力的です

5-3.背メッシュで蒸れにくい「オカムラ コンテッサセコンダ 座面革張り CC83BR」

背メッシュで蒸れにくい「オカムラ コンテッサセコンダ 座面革張り CC83BR」

背メッシュで蒸れにくい「オカムラ コンテッサセコンダ 座面革張り CC83BR」

サイズ 外寸 / 幅650~702×奥行570~620×高さ980~1080mm
座面高さ / 420~520mm
材質 背フレーム / アルミダイキャスト
背メッシュフレーム / 樹脂成型品
座 / 樹脂成型品
脚・支基 / アルミダイキャスト
肘 / アルミダイキャスト、スチールパイプ、樹脂成型品
キャスター / 直径75mmナイロン双輪キャスターまたは、直径75mmウレタン双輪キャスター

座面に高級感ある本革を使用した「オカムラ コンテッサセコンダ 座面革張り CC83BR」は、背もたれメッシュで蒸れにくいオフィスチェアを探している方にもおすすめです。背面の通気性を確保しているため、長時間のデスクワークでも背中が蒸れにくくなっています。

また、国内有数のオフィスチェアメーカーとして知られるオカムラの独自技術が搭載されているのも特長です。細かく位置を微調整できる肘掛け(アジャストアーム)や、座面の奥行き・高さ調節、リクライニングの反発力調節など、自分好みの座り心地を実現しやすくなっています。

○スタッフからの口コミ

  • ・背もたれのフィット感が丁度良いうえに、座面のクッションが程良い硬さで快適に腰掛けられます
  • ・肘先のボタンだけで体に合わせて細かく調整できる仕組みがありがたいです

まとめ

レザーを使用したオフィスチェアには、周囲に高級感や重厚感のある印象を与える効果があります。また、合成皮革などは水汚れにも強く、ファブリックやメッシュなどに比べて簡単な清掃を行いやすいのもメリットです。

近年では、高級感をそのままに機能性も高めたレザー製オフィスチェアが多数登場しています。ぜひこの機会にレザーのよさを押さえ、自分に合った魅力的なオフィスチェアを選び出してみてください。

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