肩こりに悩む方必見!肩が疲れにくいオフィスチェアの特徴とおすすめ商品11選

1.デスクワークで肩こりになってしまう原因

デスクワークでは、気付かぬうちに悪い姿勢をとってしまい体に負担を掛けてしまう人が少なくありません。具体的には、以下の2点が理由により、デスクワークで肩こりを招きやすいとされています。

デスクワークで肩こりになってしまう原因を解説します。

1-1.背中が丸まった姿勢で頭部の重さを肩で支えてしまう

デスクワーク中、気づいたら背中が丸まった姿勢をとってしまう人も少なくありません。正しい姿勢なら背骨が頭部の重みを支えてくれますが、猫背のような姿勢では支えるのが難しいため、自然と肩の筋肉で支えてしまいます。

その結果、肩の緊張が続いて血流が悪くなることで、肩こりなどの原因を招いてしまう可能性があるのも事実です。正しい姿勢は、背筋を伸ばして背骨がS字カーブの状態を維持する状態が理想的です。

しかし、オフィスチェアや作業空間によっては、知らないうちに背中が丸まってしまう場合も。そのようなときは、正しい姿勢を維持しやすいオフィスチェアの利用が肩こり対策におすすめです。

1-2.両腕の重さが肩への負担になっている

肩こりが起きる原因のひとつに、両腕の重さがダイレクトにかかる理由があげられます。両腕の重みが肩を引き下げるように掛かるため、気付かないうちに腕の重みを引き上げようとする筋肉の動きで疲れが発生してしまいます。

腕の重みで常に大きな負担がかかっていると、肩こりの原因になりがちです。そのような状況を改善するには、自分にとってベストな高さへ調整できるアームレストを利用して腕の重みを分散する対策がおすすめです。

2.肩こりになりにくいオフィスチェアの特徴

肩こりに悩まされているときは、人間工学的に優れたオフィスチェアの利用がおすすめです。簡単なつくりのオフィスチェアに比べて、肩こりになりにくいオフィスチェアには以下のような特徴があげられます。

それぞれの特徴を解説します。

2-1.座面の高さや奥行きを細かく調整できる

デスクの高さと座面高の高さが不一致だと、モニターを見やすい目線の高さへ調整するため、気付かないうちに背筋が丸くなりがちです。そこで、人間工学に優れたオフィスチェアには、座面の高さや奥行きを細かく調整できるモデルが多くなっています。

座面の高さや奥行きを自分に合った環境へ細かく微調整すれば、背筋が丸まってしまうような環境を防ぎやすくなります。

2-2.ランバーサポートなど姿勢を保つ機能がついている

高機能なオフィスチェアには「ヘッドレスト」「ランバーサポート」「アームレスト」といった体の部位を支えるパーツが多数搭載されています。特に、ランバーサポートは背骨が自然とS字カーブを描くようにサポートしてくれるため、力を入れずとも体にかかる負担を分散させられる仕組みです。

また、ヘッドレストが搭載されたモデルは意識的に頭部を正しい位置へ留めやすく、姿勢を自然と矯正する効果も期待できます。頭部の重みを分散させられるため、肩こりを緩和させやすいのもメリットです。

2-3.調整可能なアームレストがついている

腕の重みが原因として引き起こされる肩こりの対策には、調整可能なアームレストが心強い味方となります。高さを微調整できるアームレストなら、腕の重みを適度に分散させる位置へ変更しやすく、肩こりになりにくいのがメリットです。

また、高機能モデルはアームレストの高さだけでなく「横・奥行き・斜め」と細かい微調整ができるオフィスチェアも登場しています。腰掛けている人の体格や普段の作業姿勢に合わせてフィットさせられるため、快適な作業環境を構築しやすいのも特徴です。

なお、肩こりの症状を招きにくい作業環境は、「腕を肩から垂直に下ろしてデスクに乗せると開き幅が90°ほど」の高さに合わせてアームレストを調整するのが理想的だとされています。アームレストの位置が不自然に高すぎると姿勢の悪化を招くためご注意ください。

3.肩こりで悩む方におすすめのオフィスチェア11選

肩こりで悩んでいる方は、「座面の高さや奥行きを微調整できる」「ランバーサポート・ヘッドレストなどのサポートツール」「高さを自分に合わせられる調整可能なアームレスト」の3点が搭載されたオフィスチェアをおすすめします。

ここでは、肩こりでお悩みの方へ向けて、プロが選んだおすすめのオフィスチェアをご紹介します。スタッフからの口コミも紹介するため、あわせてご参照ください。

3-1.体重に合わせて自動で姿勢を支える「ウエイトシンクロチェア クロッカ」

体重に合わせて自動で姿勢を支える「ウエイトシンクロチェア クロッカ」

サイズ	幅675×奥行660×高さ965～1060mm 座面高さ:430～530mm
材質	張地:ポリエステルメッシュ、背:ポリプロピレン、座:合板・ウレタンフォーム、肘:ポリプロピレン、脚部:ナイロン、キャスター:ナイロン

座る人の体重に合わせて自動的にロッキング反力が調整される「ウエイトシンクロチェア クロッカ」は、腕の重みで肩こりに悩まされている人におすすめのオフィスチェアです。アームレストは7段階で高さ調節ができ、机の高さと合わせれば適切な座位姿勢を保ちやすくなります。

さらに、アームレストは前後6段階にスライドすることも可能です。個々の体格に応じてアームレストの位置を調整できるため、腕の重み起因による肩こりの症状を緩和しやすくなっています。

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3-2.座面位置や肘掛けの調整機能が充実「オフィスチェア YS-1 可動肘 ランバーサポート ヘッドレスト」

座面位置や肘掛けの調整機能が充実「オフィスチェア YS-1 可動肘 ランバーサポート ヘッドレスト」

サイズ	幅700×奥行700×高さ1140〜1240mm 座面高さ:440〜540mm
材質	張地:ポリエステル、背:ナイロン、座:モールドウレタン・ナイロン、背部:ナイロン・ポリエステル、肘:ナイロン、ヘッドレスト:ナイロン、脚部:アルミ、キャスター:ウレタン

豊富な調整機能を搭載した「オフィスチェア YS-1 可動肘 ランバーサポート ヘッドレスト」は、個々の体に寄り添う高機能さが魅力のオフィスチェアです。肩こりを引き起こしにくいよう、角度・位置・高さを調節できるアームレストや、頭部の重みを支えるヘッドレストが搭載されています。

また、ヘッドレストは上下・角度を微調整できるため、個々の体格に合わせてフィットさせられるのも魅力のひとつ。ほかにも、肩周りをサポートするクッションパッドが背もたれに採用されており、体を優しく受け止めて作業への集中力も高められます。

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3-3.10段階で高さを調整できる肘掛け「オカムラ ノームチェア 可動肘付き」

10段階で高さを調整できる肘掛け「オカムラ ノームチェア 可動肘付き」

サイズ	幅610×奥行560×高さ755～847mm 座面高さ:380～472mm 脚径:直径560mm
材質	座部:合板 背部:ポリプロピレン 脚部:ナイロン 肘部:ナイロン・金属(鋼) 張り材:ポリエステル クッション材:ウレタンフォーム

豊富な調整機能を搭載した「オカムラ ノームチェア 可動肘付き」は、テレワークなどで自宅インテリアとの相性もチェックしたい方におすすめのオフィスチェアです。温かみのある全面布張り仕様かつ、コンパクトな設計で自宅オフィスにも馴染むデザインに仕上がっています。

肩こりの原因を緩和するための肘掛け調節機能も豊富で、アームレストは10段階から調整が可能。最低座面高も380mmからと、小柄な人も快適に座りやすい設定も魅力です。

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3-4.グラデーションメッシュが背中をサポート「プラス トライ ローバック アジャスト肘」

グラデーションメッシュが背中をサポート「プラス トライ ローバック アジャスト肘」

サイズ	幅650×奥行600×高さ860～950mm 座面高さ420～510mm
材質	背・座 / 樹脂成型品 クッション / モールドウレタン、ウレタンフォーム、布張り(PET再生クロス) 肘 / 樹脂成型品、軟質ウレタン樹脂パット付 脚 / 樹脂成型品、ナイロン双輪キャスター

10段階で高さを調節できるアームレスト付き「プラス トライ ローバック アジャスト肘」は、肩こりだけでなく夏場の蒸れも気になる方におすすめのオフィスチェアです。背もたれにはおしゃれで機能的なグラデーションメッシュが採用されており、柔らかさの違うメッシュが背中全体をサポートしてくれます。

また、腕の重みを適切に分散できるよう、10段階で微調整できるアジャスト肘を搭載。肩こりだけでなく、背中の蒸れなどに悩まされている人にもおすすめのオフィスチェアです。

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3-5.包み込まれるようなシルエットがおしゃれな「プラス Uチェア ハイバック アジャスト肘」

包み込まれるようなシルエットがおしゃれな「プラス Uチェア ハイバック アジャスト肘」

サイズ	幅610×奥行607×高さ1028〜1116mm 座面高さ428〜516mm
材質	本体 / 樹脂 背・座 / 樹脂成型品 クッション / モールドウレタン、布張り 脚 / 脚樹脂成型品、ナイロン双輪キャスター 肘 / 脚樹脂成型品、軟質ウレタン樹脂パッド付

包み込まれるようなシルエットが特徴的な「プラス Uチェア ハイバック アジャスト肘」は、長時間のデスクワークを想定している人におすすめのオフィスチェアです。柔らかな曲線フォルムがおしゃれで、背面のデザインがオフィスに優しい雰囲気をもたらします。

好みに応じて肘の高さを9段階で調節できるため、肩こりの症状を緩和する効果も期待できます。シンクロロッキング機能によって座面と背面が連動して動くため、適切な体勢を維持したままリラックスできるのもポイントです。

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3-6.楽な姿勢で作業ができる「プラス Fita アジャスト肘 シートスライドロッキング」

楽な姿勢で作業ができる「プラス Fita アジャスト肘 シートスライドロッキング」

サイズ	幅590×奥行585×高さ895～985mm 座面高さ405～495mm
材質	背 / 樹脂成型品、メッシュ張り 座 / 樹脂成型品 座クッション / モールドウレタン、布張り 脚 / 脚樹脂成型品、ナイロン双輪キャスター 肘 / 脚樹脂成型品、軟質ウレタン樹脂パッド付

ミニマルなデザインながらも楽な姿勢で作業がしやすい「プラス Fita アジャスト肘 シートスライドロッキング」は、肩こりの解消とオフィスの省スペース化を実現しやすいオフィスチェアです。

背もたれ・座面の形状はゆったりと座れるように工夫しつつ、脚部幅は左右570mmと片袖デスク下に収納しやすいデザインに仕上がっています。高さや前後左右に調整できるアジャスト肘も搭載されており、肩こりの症状を軽減しつつもオフィスを有効活用しやすいオフィスチェアと言えるでしょう。

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3-7.画面と目の距離を一定に保てる「イトーキ ノナチェア アジャスタブル肘」

画面と目の距離を一定に保てる「イトーキ ノナチェア アジャスタブル肘」

サイズ	幅595×奥行580×高さ895～985×座面高405～495mm
材質	背/メッシュ張り 座/布地張り 背フレーム/強化ナイロン樹脂 肘当て/エラストマー樹脂+ウレタン 肘受け/強化ナイロン樹脂 脚/強化ナイロン樹脂・ナイロン双輪キャスター付

体勢を変化させてもモニターと目の距離を一定に保ちやすい「イトーキ ノナチェア アジャスタブル肘」は、ロッキング機能を普段から使っている方におすすめのオフィスチェアです。肩こりが起きにくいようアジャスタブル肘が搭載されており、上下・前後・左右で微調整できます。

また、ロッキング機能は沈み込みの位置変化を最小限に抑えたデュアルモーション方式を採用。背もたれを倒し切っても視線の位置変化は最小限に抑えられており、肩こり以外の身体的な負担も軽減する効果が期待できます。後方への影響も少ないため、背面がすぐ通路になっているシーンでもオフィスの省スペース化に貢献できます。

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3-8.二重構造のメッシュが負担を軽減「ジロフレックス353 ヘッドレスト付き」

二重構造のメッシュが負担を軽減「ジロフレックス353 ヘッドレスト付き」

サイズ	幅674〜700×奥行642×高さ1137〜1387mm 座面高415〜535mm
材質	背/ポリプロピレン樹脂、メッシュ張り 座/樹脂成型品 クッション/モールドウレタン、布張り ヘッドレスト/ナイロン樹脂、メッシュ張り 脚/強化樹脂成型品、ナイロン双輪キャスター 肘/樹脂成型品、軟質ウレタン樹脂パッド付

背もたれには特殊な二重構造のメッシュを採用した「ジロフレックス353 ヘッドレスト付き」は、肩こりだけでなく腰回りのサポート力も求めている人におすすめのオフィスチェアです。背もたれには「3Dスペーサーファブリック」を採用しており、長時間腰掛けたときの腰への負荷を軽減できます。

アジャスト肘は100mmの範囲で位置を調節できるほか、ヘッドレストは高さ・角度調節も可能。座面は独自の設計で太ももの圧迫感を軽減する仕組みを搭載しており、個々に合わせて体にかかる負担を分散・軽減できる高機能なオフィスチェアです。

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3-9.体を安定して支える独自のデザイン「パルスチェア リクライニング機構 アジャスタブル肘付き」

体を安定して支える独自のデザイン「パルスチェア リクライニング機構 アジャスタブル肘付き」

サイズ	本体/幅660×奥行605～665×高さ970～1100mm 座面/高さ405～535mm 肘/高さ590～720mm
材質	座部/モールドウレタン 背部/PPエラストマー 肘部/樹脂、ソフトパッド 脚部/アルミ・ポリッシュ仕上げ キャスター部/ナイロン

独自デザインにより体を安定して支えられる「パルスチェア リクライニング機構 アジャスタブル肘付き」は、独特の形状によって体に掛かる負荷を分散させるオフィスチェアです。

「沈み込むように圧を分散させるシート」「体格に合わせて変形するメッシュバック」「体を安定して支える3つのカーブ」などを搭載。リクライニング時もお尻がズレない特殊形状で、作業姿勢からリラックス体勢まで、さまざまなシーンで体を安定して支える仕組みが多数搭載されています。

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3-10.全身をしっかり支える高機能設計「エルゴヒューマン プロ2 ハイタイプ オットマン内蔵」

全身をしっかり支える高機能設計「エルゴヒューマン プロ2 ハイタイプ オットマン内蔵」

サイズ	外寸 / 幅700×奥行665×高さ1150～1315mm 肘高さ / 630～820mm 座面高さ / 455～540mm
材質	アームレスト本体 / ナイロン樹脂 アームパッド / PUアームパッド 張地 / エクストラメッシュ(アメリカ社製) 脚部 / アルミニウム キャスター / PU

高機能な設計で全身をしっかりと支えられる仕組みの「エルゴヒューマン プロ2 ハイタイプ オットマン内蔵」は、肩こりだけでなく寝られる椅子を探している方にもおすすめのオフィスチェアです。

肩こりを防ぎやすい仕組みとして「高さ・奥行き・角度・横水平の4Dに調節できる4Dアームレスト」「高さや角度を調節できるヘッドレスト」を搭載済み。さらに、足置きのオットマンも内蔵されており、ふとしたときにリラックスした体勢を取りやすいメリットもあります。

豊富な微調整機能で体の負担を軽減できるため、肩こりにお悩みの方にもおすすめのモデルだと言えるでしょう。

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3-11.通気性がよく長時間の作業もサポート「エルゴヒューマン エンジョイ2 ハイタイプ」

通気性がよく長時間の作業もサポート「エルゴヒューマン エンジョイ2 ハイタイプ」

サイズ	外寸 / 幅680×奥行645×高さ1135～1365mm 肘高さ / 595～785mm 座面高さ / 450～535mm
材質	アームレスト本体 / ナイロン樹脂 アームパッド / PUアームパッド 張地 / エクストラメッシュ(アメリカ社製) 脚部 / アルミニウム キャスター / PU

通気性がよいメッシュ素材を座面と背もたれに活用した「エルゴヒューマン エンジョイ2 ハイタイプ」は、長時間のデスクワークで蒸れが気になる方にもおすすめのオフィスチェアです。熱がこもりにくく、蒸れの不快感で作業への集中力を妨げる心配もありません。

肩こりの悩みを解消しやすい4Dアームレストや可動式ヘッドレストが搭載されており、長時間の作業姿勢を支えます。また、独立式ランバーサポートも搭載されており、正しい姿勢を維持しやすいのもポイントです。長く腰掛けていても体全体が疲れにくいため、肩こり以外の症状にもお悩みの方におすすめのオフィスチェアです

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まとめ

デスクワーク中に肩こりの症状で悩まされている方は、体に合っていないオフィスチェアの利用が原因かもしれません。そのようなときは、「頭部の重みを分散できるヘッドレスト」「腕の重みを支えられるアームレスト」などのパーツが搭載されたオフィスチェアの利用をおすすめします。

腕の重みを適切に分散させるだけで、肩こりの症状を大きく改善できたケースも少なくありません。アームレストの高さが自分の体格に合っていなければ肩こりの症状を招きやすいため、今一度見返してみてはいかがでしょうか。

オフィスコムでは、肩こりに悩まされている方へ向けて人間工学に優れたオフィスチェアを多数取り揃えております。個々のニーズに合わせて椅子をお選びいただけるため、ぜひこの機会にオフィスコムをご利用ください。

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