公開:2020.03.06
更新:2021.12.02

おすすめのL字デスク7選!種類や特徴・購入時のポイントも紹介

オフィスデスクといえば、幅の広い長方形タイプを思い浮かべる方が多いでしょう。
オフィスデスクにはさまざまなタイプがあり、中でも人気のあるL字デスクは、複数のパソコンを使用する際や、マルチタスクの多いビジネスマンに重宝されています。

しかし、デザインのみを重視して安易にデスクを購入してしまっては、失敗する可能性があります。

そこで今回は、L字デスクの特徴や種類、購入時に注目すべきポイントを徹底解説します。オフィス用にL字デスクを購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

オフィスコムでオフィスデスクを見てみる

1.L字デスクの特徴

L字デスクの特徴

L字デスクは名前のとおり、机の形がL字となっていることが最大の特徴です。
一般的な長方形タイプと比べて作業スペースが広いことが利点で、多くの場合は片面をメインの作業スペースとして利用し、パソコンや作業台などを置きます。もう1つの片面はサブのスペースとして利用し、書類や書籍を置いたり、誰かと話をする際に利用したりする ことが大半です。

卓上スペース以外にも、足元を広く確保できる点も特徴の1つです。
一般的なオフィスでは、足元に自分の鞄をはじめとした荷物を置くだけでなく、パソコンの本体やデスクワゴンを設置している企業も多いのではないでしょうか。
中には、荷物や書類が多く、足元が窮屈だと感じている方もいるでしょう。しかし、L字デスクであれば、そういった足元の不自由さを解放することができます。

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2.L字デスクの種類とメリット・デメリット

同じL字デスクであっても、さまざまな種類が存在します。そのため、オフィス用にデスクを購入する際は、まずはデスクの特徴を理解することが重要です。
また、それぞれのメリット・デメリットを把握することで、目的に合ったものを選ぶことができるでしょう。

ここでは、3つのタイプに分けて詳しく紹介します。どのように使用したいのかを想定しつつ、ご覧ください。

2-1.組み換え可能な分離タイプ

組み換え可能な分離タイプ

分離タイプのL字デスクは、机を縦と横の2つに分離するなど、状況に合わせて組み換えることができます。そのため、通常時はL字型で使用しつつ、作業スペースを広く使いたい場合は横長のロングテーブル型にするなど、さまざまな使い方をすることが可能です。

また、オフィスの移転やレイアウト変更をする際には移動しやすく、エレベーターへ乗せやすいこともメリットの1つです。L字だけに限らない使い方ができるため、オフィス移転の可能性が高いスタートアップ企業や、人員増加を計画している部署などでは、分離タイプを検討しても良いでしょう。

一方で、分離できることから、デスク間に隙間が生じるデメリットがあります。業務上隙間ができることで問題がある方は、隙間を埋める工夫をするか、他のタイプを選択するようにしましょう。

2-2.コーナー設置に適したコンパクトタイプ

コーナー設置に適したコンパクトタイプ

コンパクトタイプのL字デスクは、言葉のとおりコンパクトなデザインとなっているため、狭い部屋やコーナー(角)部分にも設置することができます。メインのデスクとして利用するには卓上のスペースが狭いというデメリットがありますが、限りあるスペースを無駄のないよう効率的に利用することができます。

通常のオフィスで利用するケースは珍しいと思われますが、エントランスやインテリアに使用することで、スペースを有効活用できるでしょう。また、サテライトオフィスをはじめとしたメインのオフィスではなく、執務スペースが狭い場合にも有効です。

2-3.卓上スペースの確保が簡単な収納・整理棚付きタイプ

卓上スペースの確保が簡単な収納・整理棚付きタイプ

収納・整理棚付きのL字デスクは、棚やフリーラックがデスクとセットになっており、卓上以外にも本や書類を収納することができます。

デスクと棚がセットとなっていることから、スペースを多くとってしまうため、部屋の広さや設置する場所をよく検討する必要があります。

しかし、デスクとセットとなっているため、デスクと棚のデザインや色調を統一することが可能といった、企業ならではの統一感を簡単に作ることが可能です。
また、書籍や書類を多く収納できるため、財務や経理をはじめとした書類の多い職種の方に向いているでしょう。

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3.L字デスク購入時に注目すべきポイント

デスクを購入する際、高さや幅、奥行きなど、どの程度のスペースが必要となるかといったサイズに注目する方が多いのではないでしょうか。

L字デスクには、L字デスクならではのポイントがあります。例えば、何を目的としてL字デスクを選択するのかなど、シーンに合わせて選ぶ必要があります。
購入後に後悔しないためにも、ここで紹介するポイントをおさえておきましょう。

3-1.卓上にどれほど物を置けるのかの指標「耐荷重」

意外と盲点となりやすい点が「耐荷重」です。
一般的にオフィスで使用されるデスクは、堅牢に作られているため、心配をする必要はありません。しかし、L字デスクのコーナー部分などは他の部分よりも耐荷重が低く作られており、製品によってはパソコン一式を設置すると破損することがあります。

そのため、L字デスクを購入する際には、耐荷重の表記を確認するようにしましょう。特に、L字デスクは卓上を広く利用できるため、書類や荷物を多く置いてしまう傾向にあるといわれています。長期にわたり使用すると経年劣化を起こすことも加味して、堅牢な製品を選択すると良いでしょう。

3-2.PCやモニターの配線をまとめるための「コード穴」

PCやモニターの配線をまとめるための「コード穴」

L字デスクを購入する際に注目したいポイントの1つが、配線を通すことができる「コード穴」があるかどうかです。卓上に穴があることで不便が生じるような作業をする方であれば、むしろ無い方が良い場合もあります。しかし、多くの方の場合、卓上にコード穴ある方が作業効率がアップするでしょう。

一般的なオフィスデスクであれば、コード穴は常設されていますが、L字デスクの中にはコード穴が無いものもあります。しかし、L字デスクは壁や他のデスクと隣接することが多いため、コード穴が無い場合、非常に不便となります。
特にパソコンを使用する際には、モニターに限らず、スピーカーやプリンターなど多くの機器を設置することとなるため、コード穴の有無は確認すると良いでしょう。

その他、コード穴以外にもコンセントがデスクに付いているタイプもあります。コンセントがデスクに付いている場合は、コンセントが設置されている場所を確認するようにしましょう。想定している機器の配置とコンセントの配置が異なっている場合、せっかくのコンセントが意味をなさなくなります。

3-3.隣接するデスクと高さを合わせる「アジャスター機能」

隣接するデスクと高さを合わせる「アジャスター機能」

デスクの高さを調整できる「アジャスター機能」の有無についても確認しましょう。
特に分離タイプのL字デスクの場合、若干の誤差が生じた際にも容易に調整が可能というメリットがあります。また、分離タイプでのL字デスクではない場合でも、すでに所有しているデスクと連結させて使用しようと検討している方にはおすすめです。

一体型のL字デスクを検討しており、他のデスクなどと連結させる予定が無い方であれば、不要な機能ではあります。しかし、アジャスター機能があることで生じるデメリットはないため、あえて避ける必要はありません。

4.おすすめのL字デスク8選

エグゼクティブスペースをコンパクトに!ナチュラルな木目デザインのL字デスク

エグゼクティブスペースをコンパクトに!ナチュラルな木目デザインのL字デスク

サイズ ・幅1500×奥行700×高さ720mm
・天板厚さ 25mm
素材 ・天板、幕板 / 低圧メラミン樹脂化粧板
・エッジ / ABS樹脂
・脚 / スチール(粉体塗装)、アルミダイキャスト
・配線キャップ / ABS樹脂

幅の広い本体のテーブルに、コンパクトなサイドテーブルを組み合わせたモデルです。重厚感かつ清潔感のある木目調に仕上げており、会社のマネージャーや役員などの方に特におすすめです。サイドテーブルは右と左どちらにも設置可能で、スペースなどの制約にとらわれません。別販売のサイドキャビネットなどを組み合わせると、収納力もアップし、さらに快適なワークスペースを実現できます。

ウォールナットが美しいおしゃれL字デスク

ウォールナットが美しいおしゃれL字デスク

サイズ 幅1200×奥行1000×高さ720mm
素材 ・天板 / ウォールナット突板、MDF(ウレタン塗装)
・脚部 / スチール(粉体塗装)

一体型のL字ワークデスクです。スリムにデザインされており、部屋の隅に配置すると空間を効率的に使用できます。温かみのあるウォールナットの突板を使用しており、すべての角が丸くデザインされているため柔らかい雰囲気を演出します。どんな雰囲気の部屋にも溶け込むデザインで、在宅勤務にも適したデスクです。

お客様の声から生まれた、利便性の高い国産のL型デザインデスク

お客様の声から生まれた、利便性の高い国産のL型デザインデスク

サイズ ・幅1200×奥行1000×高さ700mm
・天板厚さ25mm
素材 ・天板/パーティクルボード、低圧メラミン仕上げ
・配線トレー/スチール製

2回の顧客アンケート結果を反映し、絡まりやすい配線をすっきり片付けられるデスクとして制作されました。天板の配線穴はもちろん、幕板に配線トレーを設置し、デスクの上や足元で配線に引っかかることなく、快適に使用できます。また、さらに配線が多い方のために、追加の配線トレーも設置できます。色は白、木目、濃木目の3つです。コンパクトですが、特有の波型デザインでパソコンのマウス操作や資料を広げて置けるスペースも十分にあります。大人数で使用するオフィスなどに特におすすめのデスクです。

コンパクトながら、3スペースの使い分けが可能!国産L型ミニデザインデスク

コンパクトながら、3スペースの使い分けが可能!国産L型ミニデザインデスク

サイズ ・幅1200×奥行1200×高さ700mm(最短奥行600mm)
・天板厚さ25mm
素材 ・天板/パーティクルボード、低圧メラミン仕上げ
・配線トレー/スチール製

GA-AF-1210DHと同シリーズの製品で、空間活用に最適なコンパクトⅬ字デスクです。同シリーズの他製品同様、配線を見えないように整理できることが特徴です。真ん中と右、左の3つに空間分けができるので、コンパクトなスペースでもデジタルとアナログ作業を同時に行えます。

スペースを広く活用できて高級感のあるガラス材のL字デスク

スペースを広く活用できて高級感のあるガラス材のL字デスク

サイズ ・外寸 / 幅1560×奥行1560×高さ760mm
・天板(ガラス) / 幅890×奥行600×厚さ8mm
・天板(コーナー) / 幅600×奥行600×厚さ15mm
・キーボードトレー / 幅600×奥行300mm
・コード穴 / 直径35mm
素材 ・甲板の表面材 / ガラス、合成樹脂化粧パーティクルボード(塩化ビニル樹脂)
・構造部材 / 金属(鋼)、めっき(クロム)

天板に強化ガラスを使用し、機能性とデザイン性の両方に優れたデスクです。木製のコーナーを中心にガラス板のデスクが両面につながったデザインで、広々としたワークスペースが最大の魅力です。コーナー部分に2つの配線穴があるので使いやすく、出し入れ可能なキーボードトレーも標準装備されているので、空間活用にも優れた製品です。

連結天板でL字に!合理性と機能性を複合したイタリア伝統手法のデザインデスク

連結天板でL字に!合理性と機能性を複合したイタリア伝統手法のデザインデスク

サイズ ・幅1000×奥行710×高さ720mm
・天板厚さ=28mm
素材 合成樹脂化粧パーティクルボード・低圧メラミン仕上げ

イタリアの老舗オフィス家具メーカーfantoni(ファントーニ)がデザインし、クラシックかつ洗練されたデザインのデスクです。幅100cmのコンパクトデスクですが、十分な奥行きを取っています。ノートパソコンを使用する方に特におすすめの製品です。同シリーズのサイド天板と組み合わせてL字デスクとしても使用できます。天板の最大積載質量は80kgであり、類似スペックの他製品と比較しても優れた強度を持っています。

連結天板で開放感のあるL字に!天板のツートンカラーが目を引くデザインデスク

連結天板で開放感のあるL字に!天板のツートンカラーが目を引くデザインデスク

サイズ 幅1400×奥行600(手前側/300mm、奥側/300mm)×高さ720mm
素材 ・天板/合成樹脂化粧パーティクルボード(手前/メラミン、奥/メラミン-黒)
・脚/スチール

ツートンカラーのシンプルかつコンパクトなデスクです。木目の部分はホワイト、ホワイトメープル、ミディアムウッドの3つのバリエーションがあります。同シリーズの連結天板を合わせて購入すると、L字デスクとしても活用できます。 奥のブラック部分は隠れ収納になっており、収納性を高めることはもちろん、いつでも物を出し入れしやすい利点を持っています。

まとめ

L字デスクは卓上スペースが広いことから、さまざまな使用方法があり、非常に便利なものです。利便性の高いL字デスクには、分離タイプやコンパクトタイプなど多様なラインナップがあり、目的に合わせて選ぶことができます。

購入の際にはサイズだけではなく、耐荷重やコード穴の有無を確認することが重要です。自分の想定している使い方ができるかどうかを慎重に判断する必要があります。

卓上だけでなく、足元も広いL字デスクを選択することは、快適さや作業効率を上げるための1つの手段です。しかし、その特殊な形状からシチュエーションによっては、デメリットも存在します。オフィスの広さやレイアウトなどを加味し、どのように配置するかも検討のうえ、自社に適したL字デスクを購入しましょう。

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