【自社検証】新発売の個室ブース「VOiSPOD」を徹底レビュー!
「個室ブースの導入を検討しているものの、予算に収まる商品がない」、「価格は抑えつつ、しっかりと機能性と両立されている個室ブースを導入したい」。個室ブースの導入において、価格と機能性のバランスは必要な要素といえます。
オフィスコムより発売された個室ブース「VOiSPOD」は、優れたコスパが魅力となっています。本記事では、弊社オフィスで実施したVOiSPODの各種性能に関する検証結果をもとに、徹底レビューを行っていきます。
- 目次
- 1.新発売の個室ブース「VOiSPOD」とは?
- 2.【検証①】VOiSPODの防音性能を実際に検証してみた結果は?
- 3.【検証②】VOiSPODの内部は?空調や照明などを徹底検証
- 4.VOiSPODの魅力は?一般的な個室ブースとの違い
- 5.VOiSPODはどんな企業におすすめ?
- 6.VOiSPODは設置しやすい?搬入・工事・電源周りなど
- まとめ
1.新発売の個室ブース「VOiSPOD」とは?
「VOiSPOD(ヴォイスポッド)」は、機能性と優れたコストパフォーマンスを実現した、オフィスコムオリジナルの個室ブースです。
近年オフィスにおいて高まっている「集中できる空間」「機密性を確保できる空間」といったニーズに応え、開発されました。
「VOiSPOD」の主な特徴として、部品や製造工程を根本から見直すことで実現したリーズナブルな価格と、個室ブースとしての確かな機能性の両立が挙げられます。
また、製品展開としてもコストパフォーマンスに優れる木製ローコストタイプと、機能性にも長けたスチール製ハイグレードタイプの2種類を展開し、どちらも高い防音性や換気ファンを標準装備。
サイズ展開も1人用・2人用・4人用・6人用と幅広く展開しており、さまざまなニーズに応えることができます。
さらに、快適性を保つ窓付きエアコンや演色性を高めるバーライトなど豊富なオプションも備えており、多彩な機能を取り揃えています。
VOiSPODの商品詳細を見る
なお、オフィスコムのYoutubeチャンネルでもVOiSPODを紹介していますので、動画で見てより理解を深めたい、という場合には、ぜひこちらの動画もチェックしてみてください。
2.【検証①】VOiSPODの防音性能を実際に検証してみた結果は?
オフィスに個室ブースを導入するにあたり、気になるのが「防音性能」ではないでしょうか。
今回は、オフィスコムで実際に取り扱っているVOiSPODの4人用(スチール製)と2人用(木製)を使用し、その防音性を徹底的に検証しました。
前提として、今回の検証環境における前提条件は以下の通りです。
検証環境の暗騒音:46.8dB
※暗騒音とは、何も音を立てていない状態での周囲の雑音のことです。上記の数値がオフィスコムのオフィスにおける、平均的な騒音レベルとなります。
なお、設置するオフィスの環境や建物の構造、周囲の状況によって、実際の数値や音の聞こえ方(感じ方)は異なる可能性があります。あくまで目安としてご参考にしてください。
2-1. 中→外の防音性能
まずは、「ブース内でWeb会議をしている声が、外にいる人にどう聞こえるか」を検証しました。
【検証内容】
ブース内でPCを開き、YouTubeで「ニュースの読み上げ音声」を再生しました。
そしてブースの外にて、動画の音源から1.5m離れた位置でデシベル計を使って数値を計測しました。
※動画再生時のPC音量は、実際の会話レベルである60〜70dBになるよう設定されています。
【計測結果】
| ブースタイプ | ブース内の音量 | ブース外の音量 | 遮音量 |
|---|---|---|---|
| 4人用(スチール) | 70.0dB | 42.7dB | -27.3dB |
| 2人用(木製) | 70.0dB | 49.1dB | -20.9dB |
【まとめ】
計測結果のとおり、スチール・木製いずれのタイプでも、大幅な騒音カットに成功しています。
体感としても内部の音はほぼ漏れておらず、動画内で何を話しているのか、話の内容までは聞き取れない程度でした。
漏れてくる音の明瞭度も低いため、周囲で仕事をしている人の集中を削ぐ心配は少ないといえます。
2-2. 外→中の防音性能
続いて、「周囲が騒がしい時に、ブース内がどれだけ静けさを保てるか」という、外からの騒音をどの程度遮断できるかという内部の遮音性についても検証を行いました。
【検証手順】
ブースの外で会話や環境音を発生させ、騒音レベルを70dB(騒がしいオフィスや街頭レベル)に設定しました。
音の発生中、ブース内の人が自身が座っている位置でデシベル計を用いて数値を測定しました(音源から1.5m離れた位置)。
【計測結果】
| ブースタイプ | ブース外の音量 | ブース内の音量 | 遮音量 |
|---|---|---|---|
| 4人用(スチール) | 70.0dB | 31.5dB | -38.5dB |
| 2人用(木製) | 70.0dB | 39.0dB | -31.0dB |
【まとめ】
木製・スチールどちらも、-30dB以上の遮音量を記録しました。
特に4人用(スチール)は-38.5dBと、非常に高い静音性を発揮しています。
外で大きめの声で会話が交わされていても、ブース内では音がくぐもって聞こえ、作業やWeb会議に没頭できるだけの十分な静かな空間が保たれていました。
3.【検証②】VOiSPODの内部は?空調や照明などを徹底検証
続いて本項では、VOiSPODの内部の各機能に関するさまざまな検証を行い、その結果をもとに各ポイントをレビューしていきます。
3-1.空調
VOiSPODにはオプションでエアコンを設置することが可能です。そこで、空調に関して検証を行いました。
検証した項目と結果は以下の通りです。
- 冷房が効くまでの時間(設定温度:26℃):運転を開始してから約1〜2分程度で効き目が現れました。
- エアコンの静音性:運転開始から1~2分程度少し音が気になったものの、その後はほぼ気にならないレベルまで落ち着きました。
- エアコンの操作性:自動・冷房・ドライ・送風を備えており、タイマーの設定も可能です。標準的な機能は完備しています。
総評として、エアコンに関しては、「効くまでに時間がかかる」「効き目が悪い」といったことはありませんでした。
一方で、エアコンの駆動音は運転開始から1~2分程度大きくなるため、Web会議や打ち合わせの開始時間の少し前につけておくのが無難といえるでしょう。
3-2.換気扇
続いて、VOiSPODの換気扇に関して、オフィスのギモン編集部では、下記の検証を実施しました。
【検証内容】
換気扇の「ON」「OFF」、それぞれの状態でデシベル計を使用した計測を実施し、数値を比較。
そして、上記検証は以下の結果となりました。
- 換気扇ON:35.9dB
- 換気扇OFF:38.5dB
ONとOFFでの差分は-2.6dB、上記の結果のとおり、換気扇をつけていてもブース内の音にはほとんど影響がありません。 実際、中に入って換気扇をつけた際、体感でも換気扇のファンの音はほぼ聞こえませんでした。
また、検証では換気扇を回しながら、GoogleMeetで確認を行いましたが、換気扇の音がマイクに乗ってしまう、といったこともありませんでした。
上記の結果から、換気扇の静音性は高いといえるでしょう。
3-3.照明
個室ブース内の照明は「見やすさ」や「印象」を左右する重要な要素です。そのため、今回の検証では、以下2つのポイントから検証を行いました。
・PCカメラ起動時の見え方:GoogleMeetを使用し、Web会議時にどのような見え方になるか2台のPCで検証しました。
結果としては、片方のPCでは少し暗く、もう片方のPCでは明るく映りました。そのため、使用しているPCや、搭載しているWebカメラの設定次第では、少し暗い印象になる可能性もあるでしょう。ただし、打ち合わせ自体は問題なく行える明るさになっています。
なお、VOiSPODではオプションとして、バーライトを追加することが可能です。「取引先との打ち合わせが多く、印象を良く見せたい」といった場合には、バーライトの活用を検討してみてください。
・照度計アプリを使用した照度計測:また、本検証では、照度計アプリを活用して「バーライト有」「バーライト無」の環境で照度計測を行いました。
※両方とも標準搭載の照明はONにして計測しております。
・照明有(バーライト無):277ルクス
・照明有(バーライト有):355ルクス
なお、日本のJIS規格において、計測値となる300~500ルクスは「やや粗い視作業~普通の視作業」に該当するため、参考にしてみてください。
参照:JISZ9110:2011 照明基準総則
3-4.サイズ感
今回の検証では、2人用、4人用のVOiSPODを使用し、それぞれのサイズ感について検証を行いました。
・VOiSPOD(2人用)のブース内部①
・VOiSPOD(2人用)のブース内部②
・VOiSPOD(4人用)のブース内部①
・VOiSPOD(4人用)のブース内部②
今回編集部2名で検証を行い、2人用・4人用のサイズ感に関する所感は以下の通りです。
- 4人用の場合※2人で使用:かなりゆとりがあり、圧迫感も感じません。
- 4人用の場合※4人での使用を想定:大柄な男性など、利用者の体格によっては、手狭に感じる可能性もあります。
- 2人用の場合:使用するノートPCによっては、ブース内のデスクに置いた際、マウスを使うスペースがない可能性があります。検証時には16インチのPCをデスクに置いたところ、少しデスク上のスペースは手狭に感じました。参考にしてください。
- 2人用の場合:資料をモニターに投影しながら長時間会議をするというよりは、社内で軽く打ち合わせをするといった用途の方が向いています。
ブース内の空間的なゆとりは使用者や用途、持ち込むPCのサイズ感といった諸要素との兼ね合いにもなります。
そのため、オフィスコムのショールームで実機を実際に確認するなど、検討段階で入念にチェックを実施するのが無難といえるでしょう。
オフィスコムのショールームを見る
3-5.座り心地
ここでは、VOiSPODの専用ソファの座り心地について、オフィスのギモン編集部で検証を行った際の印象についてまとめました。
まず座り心地については、張地、クッション共に柔らかめの生地・座り心地になっており、ストレスを感じづらい座りやすさになっています。
実際、弊社の女性社員が2時間ほどVOiSPODで打ち合わせをした際も、特に身体的に負担を感じなかったという意見があがりました。
続いて、ソファとデスクの高さですが、検証を行った男性社員(170㎝)が着座したところ、特に負担は感じず、気にならない程度のバランスになっていました。
ただし、座り心地に関してはあくまでも個人の好みや感覚に左右されるため、個人の感じ方や体格によって印象は異なるという点には注意してください。
3-6.インターネット速度の安定性
続いてここでは、ブース内のインターネット速度について行った検証の結果を紹介していきます。今回は、ブース外の通信速度とブース内の通信速度をそれぞれ記録し、両者を比較していきます。
まずは、ブース外の通信速度は下記の画像の通りです。
そしてブース内で同様のツールを使用し、通信速度を計測したところ、以下のような結果となりました。
ブース外に比べると通信速度こそ落ちましたが、Web会議で必要とされる回線速度は十分にクリアできています。VOiSPODの内部でも十分な回線速度が保たれているといえるでしょう。
また、検証内では実際にブース内でGoogleMeetに接続しましたが、接続が不安定になる、途切れるといったトラブルは起きませんでした。
上記の検証からみると、インターネット速度の安定性もしっかりと確保されているといえます。
※あくまでも弊社オフィスでの検証結果となるため、利用する環境によって数値が変動する可能性がございます。ご了承ください。
4.VOiSPODの魅力は?一般的な個室ブースとの違い
「実際、どのような点が特徴なの?」という疑問を抱いている方も少なくないかもしれません。そこで本項では、一般的な個室ブースとVOiSPODの違いを比較できる比較表を紹介します。比較しながら検討したいという場合には、ぜひ参考にしてください。
※オフィスコムにて取り扱いのある製品で比較表を作成しております。
上記の比較表を見ると、VOiSPODの強みは「不可欠な機能」をしっかりと備えつつ、導入しやすい価格を両立している「コストパフォーマンスの高さ」にあるといえます。
また、VOiSPODの場合は木製とスチールで価格やスペックが異なるため、「価格重視であれば木製」、「機能重視であればスチール」といったように、さまざまなニーズに対応できる点も強みです。
加えて、4サイズ展開となるため、「集中ブース」や「会議用」など、用途に応じた使い分けも可能となっています。
なお、VOiSPODも含めたオフィス向けの個室ブースに関しては、以下の記事でも詳しく解説していますので、さらに詳しく知りたいという場合には、こちらの記事もチェックしてみてください。
5.VOiSPODはどんな企業におすすめ?
VOiSPODは「価格」と「機能性」を両立した個室ブースとなりますが、実際にどのような企業にマッチするのでしょうか。本項ではVOiSPODと相性の良い企業の一例を紹介していきますので、自社の状況と照らし合わせつつ、参考にしてください。
5-1.コスパ重視で個室ブースを探している企業
「個室ブースの必要性は感じているが、どうしても予算オーバーで導入を見送っていた」という企業に、VOiSPODはマッチします。
コストはしっかりと抑えつつも、実用的な防音性能や換気機能など、個室ブースとして求められる基本スペックをしっかりと備えています。また、バーライトや空調機能など、魅力的なオプションも豊富に取り揃えているため、個別のニーズにも柔軟に対応可能です。
「価格の安さ」と「機能性」のバランスを重視し、限られた予算内でオフィス環境をアップデートしたい企業にはおすすめです。
5-2.本格的な会議用スペースとして個室ブースを導入したい企業
近年、ハイブリッドワークの定着や出社頻度の増加に伴い、「オフィスに行っても会議室が空いていない」といった会議室不足に悩む企業が増加しています。
VOiSPODの2人用・4人用・6人用モデルであれば、数名でのちょっとした打ち合わせはもちろん、本格的な会議を行うスペースとしても十分に活用可能です。
オフィスの一角へ設置するだけで独立した会議室として活用できるため、会議室不足の課題をスピーディーに解決したい企業とは好相性といえるでしょう。
※設置場所やオフィスビルの環境によっては、別途内装工事の必要が生じる場合はございます。
5-3.個人の集中ブースを採り入れたい企業
Web会議用としてだけでなく、周囲の音や視線を遮断して業務に没頭できる「個人の集中ブース」として、VOiSPODを活用するのもおすすめです。
オフィス内に1人用の個室ブースを複数台導入したい場合、ネックになるのがトータルコストです。
しかし、コストパフォーマンスに優れるVOiSPODであれば、複数台の導入もしやすく、「社員が一人で集中して作業できる環境をオフィス内に充実させたい」という企業のニーズにマッチします。
6.VOiSPODは設置しやすい?搬入・工事・電源周りなど
個室ブースの導入において必ずチェックしておきたい要素の一つが、導入時の設置のしやすさや、サポート体制についてです。
VOiSPODの導入においては、下記のサポートをご利用いただけます。
- 設置条件の確認
- ビル管理会社への連絡
- 現地調査の実施
- 消防署への設置申請手続き
- 専門業者による搬入・設置工事
上記のように、導入に必要な設置環境の確認や実際の現地調査、消防署への申請手続きなど、利用開始までの流れの中でさまざまなサポートを利用可能です。
また、搬入・設置に関しても専門業者が搬入経路を確認したうえで、搬入・組立・動作テストを行ってくれるため、スムーズな導入が可能です。電源に関しても、設置に伴って電気工事が必要な場合は一括で対応できるため、現状だと電源工事が必要、という状況でも心配は少ないでしょう。
※設置工事費などは製品の費用とは別途発生するため、ご注意ください。
導入時のサポートや設置工事の内容、費用などについて詳しく知りたい場合は、以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。
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まとめ
本記事では、オフィスコムより新発売された個室ブース「VOiSPOD」の防音性能や各種性能の検証結果を徹底レビューしました。導入を検討している場合、判断材料の一つとして本記事の検証内容を参考にしてください。
なお、実機で実際に確かめたいという場合には、全国各地にあるオフィスコムのショールームにて、VOiSPODの実機をご確認いただけます。
※ショールームによって展示しているVOiSPODの種類が異なる場合がございますので、事前にご確認いただくことをおすすめします。
オフィスコムのショールームを見る
また、VOiSPODはご購入だけでなく、レンタルにも対応しております。レンタルで導入し、効果を見つつ、自社オフィスとの相性を見極めたいという場合には、ぜひレンタルサービスのご利用もご検討ください。
※個室ブースのレンタルサービスは一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)限定での展開となります。ご了承ください。
個室ブースのレンタルサービスを見る
オフィスコム公式TOP:https://www.office-com.jp/





















