布張りオフィスチェアおすすめ6選!メリット・デメリットや掃除方法も解説

1.布張りオフィスチェアのメリット

布張りのオフィスチェアには、「品揃えやカラーバリエーションが豊富」「温かみのある質感で肌触りが良い」「適度な伸縮性で快適な座り心地」などのメリットがあげられます。

ここでは、布張りオフィスチェアのそれぞれのメリットを解説します。

1-1.豊富なカラーバリエーション

オフィスチェアのなかでも、布張り素材は豊富なカラーバリエーションから選べるメリットがあります。メッシュやレザーといった素材に比べて、布張り素材のオフィスチェアは豊富なデザイン・色合いのモデルが用意されているケースが大半です。

そのため、オフィスやインテリアの色合い、コーポレートカラーなどを意識してニーズに合うオフィスチェアを選びやすくなっています。

1-2.温かみのある質感

布張りオフィスチェアのメリットに、温かみのある質感があげられます。布由来の温かみをほかの素材で実現するのは難しく、程よい手触りや見た目の質感は布張りオフィスチェアの特徴です。

長く椅子に腰掛ける場合でも、布張りの程よい通気性も相まって、快適な座り心地を味わいやすくなっています。

1-3.適度な伸縮性

ファブリックの適度な伸縮性も、布張りオフィスチェアのメリットです。レザーとは違って接地面に沿うように伸びるため、適度なフィット感で体圧を分散しやすくなっています。また、メッシュとは違って形状が大きく変化しないため、安定した座り心地を味わえるのもポイントです。

適度な伸縮性によって、布張りのオフィスチェアなら適度な座り心地を体感できるといえるでしょう。

2.布張りオフィスチェアのデメリット

布張りオフィスチェアにはさまざまなメリットがある一方で、「汚れに弱い」「生地が痛みやすい」などのデメリットが存在します。

ここでは、布張りオフィスチェアのデメリットをご紹介します。

2-1.汚れに弱い

布張りオフィスチェアのデメリットに、汚れに弱い点があげられます。特に、お茶やコーヒーなど色の濃い液体をこぼしてしまうと、シミになってしまうのは避けられません。シミ抜きなどである程度の清潔さを取り戻せても、クッション内部まで染み込んでしまうとニオイの原因になってしまう事例も。

なかには、長年の使用で手垢などが蓄積し、黒ずみが目立ってしまうケースもあります。

ファブリックやレザーと比べて、水分を始めとする汚れに弱い点は布張りオフィスチェアの大きなデメリットです。

2-2.生地が傷みやすい

布張りオフィスチェアには、生地が痛みやすいデメリットも存在します。長期にわたって使用していると、表面がこすれて毛玉ができたり、生地が薄くなったりとくたびれて見えるようになってしまうのも事実です。

定期的なメンテナンスをしていても、布張りオフィスチェアは生地そのものがダメになってしまいます。長期にわたって使用する場合は、ある程度の劣化を受け入れなければなりません。

3.布張りオフィスチェアの選び方のポイント

布張りのオフィスチェアには、布由来の温かみや手触りのよさ、豊富なカラーバリエーションなどさまざまなメリットがあります。とはいえ、自分の体格に合わないモデルを購入してしまうと、座っていて違和感を拭えないのも事実です。

ここでは、布張りオフィスチェアを比較するときのポイントについて、選び方をご紹介します。

3-1.設置する部屋の雰囲気に合わせた色を選ぶ

布張りのオフィスチェアを購入するときは、お部屋の雰囲気に合わせたカラーリングのチョイスをおすすめします。布張りのオフィスチェアは張地や本体カラーが豊富な傾向にあり、お部屋にあった色から統一感を生み出しやすくなっているのが特徴です。

その際は、色がもつ効果に目を向けてみるのもひとつのポイント。「白色:オフィスを広々と見せたい」「黒色:高級感で引き締めたい」「青色:心を落ち着かせたい」「赤色:モチベーションをアップさせたい」「橙色:居心地のよい温かさを感じたい」など、シーンにあった色合いを選ぶとニーズを満たしたオフィスを演出できます。

3-2.座面や背もたれの調整機能を確認する

長時間のデスクワークでも疲れにくいオフィスチェアをお探しの場合は、座面や背もたれの調整機能があるかどうかチェックしましょう。

近年のオフィスチェアには座面の高さ調整だけでなく、「座面を前後にスライド」させて体格にあわせた座り心地を味わえるモデルも登場しています。また、背もたれの高さなどを調整できるモデルなら、オフィスを広々と演出したり、ゆったりと落ち着いて作業したりと目的に沿って切り替えられるメリットもあります。

程よい手触りとフィット感が魅力の布張りオフィスチェアでも、自身の体格に合わないモデルを使用していると違和感を拭えないため、注意が必要です。

出典:厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」

3-3.肘掛けやロッキング機能の有無を確認する

快適な作業空間を求めて新しい布張りオフィスチェアを探している場合は、「肘掛け」「ロッキング(リクライニング)」「ランバーサポート」「ヘッドレスト」などの機能が搭載されているかチェックしましょう。それぞれのパーツによって得られるメリットは以下のとおりです。

また、それぞれの機能に位置を微調整する機能が搭載されているかもあわせてチェックしましょう。たとえば、肘掛けが適切な位置にあれば肩こりを防ぐ効果が期待できるものの、高さが自分の体格にあっていなければ、腕の重みを分散させられないのも事実です。

自分の体格にあっていなければメリットを享受しにくいため、機能の有無と調整範囲についてしっかりと確認するのをおすすめします。

4.布張りオフィスチェアのおすすめ商品6選

布張りのオフィスチェアは豊富な品揃えや手触りのよい質感など、多くのオフィスで導入されているモデルです。

ここでは、多種多様なオフィス家具を取り揃えているオフィスコムより、プロが厳選したおすすめの布張りオフィスチェアをご紹介します。

4-1.リーズナブルでコンパクトなオフィスチェア「RD-1 布張り モールドウレタン OFCHAIR-662」

リーズナブルでコンパクトなオフィスチェア「RD-1 布張り モールドウレタン OFCHAIR-662」

サイズ	幅530×奥行570×高さ775〜895mm
材質	背・座面:合板、ポリプロピレン、背もたれ:ナイロンメッシュ、脚・キャスター:ナイロン、張り材:ポリエステル、クッション材:モールドウレタン、ウレタンフォーム

リーズナブルでコンパクトな「RD-1 布張り モールドウレタン OFCHAIR-662」は、オーソドックスな布張りオフィスチェアをお探しの方におすすめのモデルです。従来オフィスに採用されていたデザインで、空間に自然と馴染む見た目に仕上がっています。

サイズ感は抑えられており、オフィスの省スペース化にも貢献。モールドウレタンがふんだんに活用されており、立体的な座面と丸みを帯びた背もたれの構造が、コンパクトながらもしっかりとした座り心地を実現しています。

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4-2.肘掛付きで快適に座れる「ワークスチェア 布張り 肘付き ロッキング WORKS-CHAIR-A」

肘掛付きで快適に座れる「ワークスチェア 布張り 肘付き ロッキング WORKS-CHAIR-A」

サイズ	幅590×奥行590×高さ770〜850mm 座面高さ:400〜480mm
材質	張り地:ポリエステル布、背:ポリプロピレン・ウレタンフォーム、座:合板・ポリプロピレン・ウレタンフォーム、肘:ポリプロピレン、脚部:ナイロン、キャスター:ナイロン

肘掛付きで快適に座れる「ワークスチェア 布張り 肘付き ロッキング WORKS-CHAIR-A」は、コストを抑えたモデルながら肘掛け付きを探している方におすすめの布張りオフィスチェアです。ゆるくカーブした肘掛けは、腕を置いて小休憩するのにもピッタリのデザインに仕上がっています。

また、厚さ50mmの座面クッションと背もたれの構造が体にフィットし、ゆったりと作業しやすいのも特徴のひとつ。コンパクト&シンプルながら、体への負担を軽減する工夫を多数取り入れたオフィスチェアです。

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4-3.背座の色が異なるおしゃれなデザイン「コクヨ オプティ ロータイプ C02-W102CU-E138E21」

背座の色が異なるおしゃれなデザイン「コクヨ オプティ ロータイプ C02-W102CU-E138E21」

サイズ	外寸 / 幅630×奥行630×高さ815〜905mm 座面 / 幅455×奥行415×高さ410〜500mm
材質	【背】 背フレーム / ポリプロピレン 張地 / ポリエステル 【座】 座フレーム / 銅板 張地 / ポリエステル クッション / モールドウレタン 【脚】 脚羽根 / 強化ナイロン キャスター / ポリウレタン

背座の色が異なるおしゃれなデザイン「コクヨ オプティ ロータイプ C02-W102CU-E138E21」は、布張りオフィスチェアのメリットを活かしてオフィス空間に彩りを取り入れたい方におすすめのモデルです。

背もたれと座面の色を個別に選べる珍しいモデルで、丸みを帯びた柔らかなデザインと、パステルカラーの風合いがよりおしゃれさを演出しています。体圧の分散に優れたモールドウレタンは、厚み60mm分を搭載。背骨のS字カーブを支える背もたれの形状で、姿勢を安定させやすいのも特徴です。

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4-4.温かみのある全面布張り仕様「オカムラ ノームチェア 肘なし ミドルバック NORM」

温かみのある全面布張り仕様「オカムラ ノームチェア 肘なし ミドルバック NORM」

サイズ	幅560×奥行560×高さ755～847mm 座面幅:460mm 座面高さ:380～472mm 脚径:直径560mm
材質	座部:合板 背部:ポリプロピレン 脚部:ナイロン 肘部:ナイロン・金属(鋼) 張り材:ポリエステル クッション材:ウレタンフォーム

温かみのある全面布張り仕様「オカムラ ノームチェア 肘なし ミドルバック NORM」は、リビングライクなデザインで自宅にも使える布張りオフィスチェアをお探しの方におすすめのモデルです。背もたれ全体が布素材張りぐるみになっており、ホーム空間の温かさにも溶け込むインテリア性を確保しています。

コンパクト設計で脚径は56cmと、片袖デスクにもすっぽり収まるサイズ感も特徴のひとつ。それでいて、背中にフィットする背もたれの形状で、幅広い体格の人をサポートしています。あえて荒く織り上げられた張地は、まるでソファのような優しい雰囲気を演出しており、オフィスからテレワークまで幅広いニーズを満たせる布張りオフィスチェアです。

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4-5.背座クッションが取り換えられる「セレーナ 布張り シンクロロッキング機構 LI-No2910F」

背座クッションが取り換えられる「セレーナ 布張り シンクロロッキング機構 LI-No2910F」

サイズ	幅640×奥行550×高さ825～935mm
材質	上張 / 布張り(再生ポリエステル) クッション / モールドウレタン 脚部 / PA(ポリアミド樹脂(ナイロン))樹脂成型品 キャスター / 直径50mmナイロン双輪

背座クッションが取り換えられる「セレーナ 布張り シンクロロッキング機構 LI-No2910F」は、布張りオフィスチェアのメリットだけを享受したい方におすすめのモデルです。張地が汚れたり、破損したりした場合は、背もたれ・座面ともにクッション部分を交換できる特徴をもちます。

不注意でコーヒーなどをこぼしてしまっても、該当パーツを交換するだけで清潔感のある見た目を維持できるのがメリット。ひとつのモデルを長く使いたい人にとって、ロングライフ設計の布張りオフィスチェアは目を引く魅力があるといえます。ほかにも、シンクロロッキングや簡単オペレーション、ゆとりのあるシートサイズなどさまざまな機能性も評判です。

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4-6.背座のクロスを張替えられる「イトーキ コセール ボーダー ハイバック アジャスタブル肘付き KE-957GS-T1T1C2」

背座のクロスを張替えられる「イトーキ コセール ボーダー ハイバック アジャスタブル肘付き KE-957GS-T1T1C2」

サイズ	幅680～700×奥行600～650×高さ945～1060mm 座面高430～545mm
材質	背表・背裏・座/布地張り 背ブラケット/強化ナイロン樹脂 肘当て/エラストマー樹脂+ウレタン 肘受け/強化ナイロン樹脂 脚/強化ナイロン樹脂、ナイロン双輪キャスター付

背座のクロスを張替えられる「イトーキ コセール ボーダー ハイバック アジャスタブル肘付き KE-957GS-T1T1C2」は、気分に合わせて着せ替えやオフィスの衣替えなどを取り入れたい人におすすめの布張りオフィスチェアです。

背・座面はクッションをそのままに、クロスだけを取り替えできます。表面部分が汚れてしまっても取り替えてリフレッシュできるだけでなく、必要に応じて異なるカラーバリエーションに着せ替えができるのも魅力です。

座った人の体重に応じてロッキング強度を変える機能や座面スリットで自在にたわむベンディングシートなど、快適な座り心地も追求されています。

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5.布張りオフィスチェアの掃除方法

布張りオフィスチェアのデメリットでも触れたとおり、手垢をはじめとした汚れが蓄積しやすいのはファブリック素材の課題です。とはいえ、布張りオフィスチェアの適切な掃除方法を押さえていれば、清潔感を保って長く活用することができます。

ここでは、布張りオフィスチェアの掃除方法についてご紹介します。

5-1.掃除機でホコリを吸い取る

はじめに、掃除機でホコリを吸い取りましょう。布素材は縫い目にホコリが溜まりやすいため、背もたれや座面をまんべんなく掃除機で吸い取るのがベストです。また、座面と背もたれが接地している布張りオフィスチェアは、その隙間にホコリやゴミが詰まっているケースも。

先端が先細りしたノズルや掻き出しブラシを使って隙間も含めて吸い取るようにしましょう。

5-2.目立たない部分で洗剤を試す

布の張地についた汚れを洗剤で落とす前に、目立たない部分で試すのをおすすめします。洗剤に含まれている成分によっては、染料を分解して色抜けを招いてしまう可能性があります。

そのため、座面の裏側など目立ちにくい箇所で洗剤を試し、色抜けなどが起きないかチェックしておきましょう。

5-3.洗剤を浸した雑巾で汚れを浮かせる

色落ちなどが起きなければ、洗剤を浸した雑巾で汚れを浮かしましょう。中性洗剤を200倍に薄めたぬるま湯に柔らかい布を浸し、固く絞ったうえで汚れている箇所を押さえます。その後、洗剤の入っていないぬるま湯に浸した布を固く絞り、汚れていた箇所をさっと拭きましょう。

それでも汚れが浮いてこない場合は頑固にこびりついている可能性もあるため、歯ブラシなどを使って細かく掃除してみるのもポイントです。ただし、力を入れすぎてしまうと繊維がほつれてしまうため、磨くときにかける力や範囲は最小限に抑えるのをおすすめします。

5-4.吸水タオルで汚れをふき取る

濡らした雑巾で拭き取った箇所を、吸水タオルで拭き取るようにしましょう。水に濡れたままでは悪臭の原因になってしまう可能性もあるため、乾拭きで可能な限り水分を取り除くのがベストです。

浮いてきた汚れを取り除くように、優しく拭き取ってあげましょう。あまり張地を痛めたくない場合は、トントンと叩くように布部分を拭き取ると繊維へのダメージを抑えられます。

5-5.乾燥させる

乾拭きで拭き取った後は、しっかりと通気性のよい場所で乾燥させましょう。一部の倉庫など通気性の悪い場所では水気が飛びにくいため、内部にカビなどが生えてしまう原因になります。

内部までしっかり乾燥できるように、空調設備が稼働しているエリアに放置するのをおすすめします。

まとめ

オフィスチェアには布張りモデルが登場しており、心地よい肌触りや豊富なバリエーションなど、さまざまな魅力を持ち合わせています。従来から使われているオフィスチェアも布張りモデルが多くなっており、オフィスシーンに馴染む素材だと言えるでしょう。

一方で、布張りのオフィスチェアは水などの汚れに弱く、適切な掃除方法を実施しなければシミや悪臭の原因になってしまうケースも。1つの布張りオフィスチェアを長く活用できるよう、今回ご紹介した掃除手順をぜひご参考にしてください。

なお、どうしても劣化を避けられない布張りのオフィスチェアは、汚れなどの蓄積によって寿命が来てしまうシーンも。場合によっては、買い替えを検討するのも選択肢のひとつです。

そのようなときは、ぜひオフィスコムをご利用ください。オフィスコムでは豊富な品ぞろえで多種多様なオフィス家具を取り揃えており、張地の交換ができるモデルからリビングライクのおしゃれなモデルまで、さまざまな布張りオフィスチェアをお探しいただけます。

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