肘なしオフィスチェアのおすすめ10選!肘なしのメリット・デメリットも解説

1.肘なしのオフィスチェアのメリット

肘なしのオフィスチェアは一見すると肘ありよりパーツが少ないため、メリットが薄いように感じてしまうかもしれません。しかし、肘なしオフィスチェアにもいくつかのメリットがあり、自分の求めている性能と噛み合っていれば、肘なしオフィスチェアを選ぶのもおすすめです。

ここでは、肘なしオフィスチェアのメリットについてご紹介します。

1-1.デスク下に収まりやすい

肘なしオフィスチェアのもっとも大きなメリットが、デスク下に収納しやすいデザイン性です。従来のオフィスチェアは肘が干渉してしまい、デスク下に収納できないケースも少なくありませんでした。

肘なしオフィスチェアなら、肘部分がデスクにぶつからず、コンパクトに収納できます。その結果、オフィスやお部屋の空間を広々と有効活用することが可能です。

1-2.すっきりした見た目で在宅ワークでもなじみやすい

肘なしオフィスチェアのおすすめポイントのひとつに、すっきりした見た目で在宅ワークができるメリットがあげられます。肘なしモデルはほかのオフィスチェアよりもデザインがスマートで、自宅などのインテリアに馴染みやすくなっています。

そのため、「在宅ワークになったもののデザイン的に椅子が浮いている」とお悩みの人は、肘なしのオフィスチェアを利用してみるのもおすすめです。

1-3.立ち座りの邪魔にならない

肘なしモデルのオフィスチェアは、立ち座りがスムーズに行えるのもおすすめポイントのひとつ。アームレストが取っ払われているため、サイドからの立ち座りを行っても足がぶつかる心配もありません。

その結果、立ち座りをストレスフリーで行いやすくなります。特に、人の移動が流動的なフリーアドレスデスクなどでは、肘なしオフィスチェアが選ばれるケースも多くなっています。

1-4.肘掛があるモデルより低価格

肘なしオフィスチェアは、従来のモデルよりは低価格帯に収まっているのも特徴です。同モデルでは、肘掛けがあるモデルよりも一般的に肘なしモデルのほうが価格は抑えめに仕上がっています。

そのため、コストを抑えてオフィスチェアを導入したい場合は、肘なしのモデルを購入するのもおすすめです。

2.肘なしのオフィスチェアのデメリット

肘なしのオフィスチェアにはいくつかのメリットがある一方で、デメリットがあるのも事実です。

ここでは、肘なしオフィスチェアを利用するデメリットについてご紹介します。

2-1.作業時に腕の重さを支えにくい

肘なしオフィスチェアを利用するもっとも大きなデメリットが、腕の重みを分散させられなくなってしまう点です。通常、アームレストは肩から先の重みを分散し、肩にかかる負担を軽減する効果を発揮します。

そうすることで肩こりなどの症状を緩和する効果が期待できますが、肘なしのオフィスチェアでは腕の重みを分散させられません。作業時に腕の重みを支えたい場合は、肘なしオフィスチェアはおすすめできないと言えるでしょう。

2-2.リラックス用途には向いていない

肘なしオフィスチェアはリラックス用途に向いていない点もデメリットのひとつ。リラックスできる体勢では後傾姿勢などがあげられますが、リクライニング中に腕を置くエリアがないため、宙ぶらりんになってしまいます。

そのため、もたれかかるような座り方が難しく、本格的にリラックスできるオフィスチェアを探している場合は肘なしモデルはおすすめできません。

3.肘なしのおすすめオフィスチェア10選

肘なしのオフィスチェアには「収納しやすく省スペース化に役立つ」「立ち座りがしやすい」「立ち座りがしやすい」「一般的に価格帯が安い」といったメリットがあります。一方で、「腕が支えにくい」「リラックスしにくい」といったデメリットがあるのも事実です。

肘なしのオフィスチェアには一長一短の特徴があるため、自分のニーズに見合っているかチェックしておきましょう。

ここでは、オフィス家具のプロが選んだ肘なしのおすすめオフィスチェアを、スタッフの口コミと共にご紹介します。

3-1.通気性の高いメッシュ素材「チャットチェア ランバーサポート 肘なし」

通気性の高いメッシュ素材「チャットチェア ランバーサポート 肘なし」

サイズ	幅580×奥行580×高さ835～930mm 座面高さ:405～500mm
材質	背:ポリエステルメッシュ・スチールパイプ(粉体塗装)、座:合板・ポリエステル・ウレタンフォーム、脚部:ナイロン、キャスター:ナイロン

通気性の高いメッシュ素材をふんだんに活用した「チャットチェア ランバーサポート 肘なし」は、背中の蒸れなどが気になる人におすすめの肘なしオフィスチェアです。背もたれの通気性を確保しており、作業中の蒸れが起きにくくなるよう工夫されています。

さらに、背もたれには付属のダブルランバーサポ―トが搭載。ランバーサポート(腰当て)は背中のS字カーブ維持を助け、力を入れずとも体にかかる負荷を分散しやすいのがメリットです。背中の蒸れや腰当ての有無が気になる人は要チェックだと言えます。

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3-2.厚手の座面クッションが体の負担を軽減「ワークスチェア 布張り 肘なし」

厚手の座面クッションが体の負担を軽減「ワークスチェア 布張り 肘なし」

サイズ	幅590×奥行590×高さ770～850mm
材質	背・座面:合板、ポリプロピレン、脚・キャスター:ナイロン、張り材:ポリエステル、クッション材:ウレタンフォーム

座面が厚手のクッションでふんわりとした座り心地の「ワークスチェア 布張り 肘なし」は、背中や腰の負担が気になる方におすすめのオフィスチェアです。厚手のクッションと丸みを帯びた構造が背中やお尻周りにフィットし、背中や腰の疲労感を軽減する効果が期待できます。

また、基本性能もしっかり押さえており、座面昇降やロッキング強度調整などオフィスチェアとして十分な機能性も搭載済み。コンパクトなサイズ感ながら、肘なしオフィスチェアとしてオーソドックスなモデルをお探しの方にもおすすめです。

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3-3.豊富なカラーと快適な座り心地「ルナーレ2 肘なし シンクロロッキング」

豊富なカラーと快適な座り心地「ルナーレ2 肘なし シンクロロッキング」

サイズ	外寸 / 630×奥行615×高さ905-995mm 座面高さ / 440～530mm
材質	背・座面:合板、ポリプロピレン、背もたれ:ナイロンメッシュ、脚・キャスター:ナイロン 張り材:ポリエステル、クッション材:モールドウレタン

おしゃれなデザイン性と豊富なカラーが特徴的な「ルナーレ2 肘なし シンクロロッキング」は、デザインと快適な座り心地を両立したい人におすすめの肘なしオフィスチェアです。

背面は2色の「ホワイト/ブラック」シェルを選べるほか、張地カラーも「レッド/グリーン/ネイビー/ブラック」を選べます。背面シェルを含めたツートンカラーがおしゃれで、オフィスの島ごとに色違いで肘なしオフィスチェアを導入したい人にもおすすめです。

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3-4.ランバーサポートの強度や位置調整が可能「コクヨ エントリー 肘なし CR-BK900」

ランバーサポートの強度や位置調整が可能「コクヨ エントリー 肘なし CR-BK900」

サイズ	外寸 / 幅675×奥行570×高さ950〜1045mm 座面高さ / 435〜530mm
材質	【背】 強化ナイロン、ポリエステル(メッシュ) 【座】 ポリエステル(布) 【脚】 強化ナイロン

腰回りの疲労感に悩まされている方など、「コクヨ エントリー 肘なし CR-BK900」はランバーサポートの機能性に着目したい人にもおすすめの肘なしオフィスチェアです。

背もたれメッシュで通気性をしっかり確保しているほか、背面のランバーサポートは「上下調節」「強度調節」の2ポイントで微調整が行える高機能さを併せ持っています。普段から姿勢が悪くS字カーブを維持できていない人にとって、悩みの解消を実現できるかもしれません。

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3-5.お手入れしやすいビニールレザー張地「プラス プリセア 肘なし ハイバック ビニールレザータイプ KC-K53NL」

お手入れしやすいビニールレザー張地「プラス プリセア 肘なし ハイバック ビニールレザータイプ KC-K53NL」

サイズ	幅610×奥行582×高さ890～976mm 座面高さ405～491mm
材質	背・座 / 樹脂成型品 クッション / モールドウレタン、ビニルレザー張り 脚 / 強化樹脂成型品、スチール、ナイロンキャスター付

シンプルで上質なデザインの「プラス プリセア 肘なし ハイバック ビニールレザータイプ KC-K53NL」は、普段から椅子をキレイに保ちたい方にもおすすめの肘なしオフィスチェアです。

コンパクトで人を選ばないデザインになっているだけでなく、使われている張地はビニールレザーを使用。ちょっとした飲み物がこぼれてもシミがつきにくいほか、布でサッと拭き上げられるのも特徴です。

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3-6.最低座面385mmで小柄な人にもおすすめ「オカムラ CG-M 肘なし CG11ZR」

最低座面385mmで小柄な人にもおすすめ「オカムラ CG-M 肘なし CG11ZR」

サイズ	外寸 / 幅463×奥行541×高さ824～916mm 座面高さ / 385～477mm 脚 / 直径597mm
材質	背フレーム / 樹脂成型品 座シェル / 樹脂成型品 支基 / スチール 脚 / 樹脂成型品 キャスター / 直径60mmナイロン双輪キャスター

最低座面が385mmから設定可能な「オカムラ CG-M 肘なし CG11ZR」は、小柄な人が使える肘なしオフィスチェアとしてもおすすめです。従来のオフィスチェアよりも最低座面高が低くなっており、「身長150cm」の人でも快適に座りやすくなっています。

また、デザインとしても秀逸で、シンプルで軽やかな見た目もおしゃれさを演出するポイントのひとつ。腰への負担を減らす背もたれの形状などと相まって、おしゃれなデザイン性と機能性を求めている人にもおすすめです。

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3-7.しなやかな座り心地と美しいデザインを両立「プラス トライ 肘なし 3Dフォルムグラデーションメッシュ KC-TR50SEL」

しなやかな座り心地と美しいデザインを両立「プラス トライ 肘なし 3Dフォルムグラデーションメッシュ KC-TR50SEL」

サイズ	幅610×奥行600×高さ860～950mm 座面高さ420～510mm
材質	背・座 / 樹脂成型品 クッション / モールドウレタン、ウレタンフォーム、布張り(PET再生クロス) 脚 / 樹脂成型品、ナイロン双輪キャスター

実用性に富んだしなやかな座り心地をもつ「プラス トライ 肘なし 3Dフォルムグラデーションメッシュ KC-TR50SEL」は、美しいデザイン性も求めている人におすすめの肘なしオフィスチェアです。

柔らかさの違うグラデーションメッシュは、機能性を確保しつつも美しいビジュアルを演出。背中上部はしなやかに、腰部周辺はしっかりとハードにサポートするため、体が疲れにくい座り心地を味わえます。

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3-8.抗ウイルス・防臭加工の張地素材「イトーキ トルテUチェア ローバック 肘なし KJ-320PV」

抗ウイルス・防臭加工の張地素材「イトーキ トルテUチェア ローバック 肘なし KJ-320PV」

サイズ	外寸 / 幅600×奥行600×高さ770～885mm 座面 / 幅445×奥行425mm 座面高さ / 410～525mm 脚 / 直径600mm
材質	本体 / ポリプロピレン樹脂 張地 / ポリエステル100%(PV)※抗ウイルス、抗菌、防臭機能のバイラルオフ加工 肘・脚 / 強化ナイロン樹脂 キャスター / ナイロン双輪キャスター

人の行き来が多いオフィスなど清潔感を求めるシーンは「イトーキ トルテUチェア ローバック 肘なし KJ-320PV」がおすすめの肘なしオフィスチェアです。抗菌・防臭加工が施された張地のタスクチェアで、感染リスクも低減。オフィスの内装に馴染むスタンダードなフォルムで、豊富なカラーバリエーションによって好みのデザインを選びやすくなっています。

「デュアルモーションロッキング」機能も搭載しており、ロッキング時に座面が前方にスライドするため、背もたれを倒しても後面への影響を最小化。オフィスの省スペース化に役立つほか、視距離変化も抑えられるため目の疲れを軽減する効果も期待できます。

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3-9.ハイバック・ローバックの切り替えが可能「イトーキ フルゴチェア 肘なし KF-430GB-WWB2」

ハイバック・ローバックの切り替えが可能「イトーキ フルゴチェア 肘なし KF-430GB-WWB2」

サイズ	幅640×奥行585×高さ910～1025mm 座面高420～540mm
材質	背・座/布地張り 本体/ポリプロピレン樹脂 脚/強化ナイロン樹脂、ナイロン双輪キャスター付

オフィスの様相やニーズに合わせて背もたれの高さを変えられる「イトーキ フルゴチェア 肘なし KF-430GB-WWB2」は、好みに合わせて作業環境を変更したい人にもおすすめの肘なしオフィスチェアです。

工具を使わずとも背もたれをローバックとハイバックで入れ替えられるため、体格の異なるユーザーやシーンごとのニーズに合わせて切り替えられます。また、座面のベンディングシートはフレキシブルな姿勢変化にも対応。背もたれ上部には取っ手付きデザインとなっており、ファブリック部分が汚れにくいメリットもあります。

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3-10.シンプルでやわらかなデザイン「オカムラ ライブスエントリーチェア 肘なし コンパクトタイプ CD13AR」

シンプルでやわらかなデザイン「オカムラ ライブスエントリーチェア 肘なし コンパクトタイプ CD13AR」

サイズ	外寸 / 幅597×奥行597×高さ770～862mm 座面高さ / 382～474mm
材質	張材 / 布(インターロック) 背・座インナーシェル・脚 / 樹脂成型品 キャスター / 直径60mmナイロン双輪キャスター

コンパクトなシンプルさと柔らかなデザインの「オカムラ ライブスエントリーチェア 肘なし コンパクトタイプ CD13AR」は、リラックスできるオフィス空間を構築したい方にもおすすめの肘なしオフィスチェアです。

全体的にやわらかいフォルムをしているほか、張地はテクスチャの異なる3種類24色から選択が可能。上部は全面張りぐるみのため、選んだ張地でオフィスの雰囲気によいアクセントを加えられます。異なる硬さの座面クッションで快適な座り心地もサポートするなど、「おしゃれさ・豊富な選択肢・快適さ」の三拍子が揃ったオフィスチェアです。

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まとめ

肘なしのオフィスチェアは「収納しやすく省スペース化に役立つ」「立ち座りがしやすい」「立ち座りがしやすい」「一般的に価格帯が安い」などさまざまなメリットがあります。特に自宅テレワークやフリーアドレスデスク、省スペース化を行いたいオフィスでは、肘なしのオフィスチェアがマッチするためおすすめです。

一方で、長時間のデスクワークを見据えた作業環境を踏まえると、肘なしのオフィスチェアは腕の重みを支えられないデメリットがネックに。肘なしオフィスチェアの向き不向きは実際の作業環境やニーズによって異なるため、自分の求めている作業環境とマッチしているか振り返ってみるのをおすすめします。

なお、オフィスコムでは肘なしのおすすめモデルからセットで使えるオフィスデスクまで、多種多様なオフィス家具を取り揃えております。ショールームをご利用いただければ無料でオフィス家具の相性もお試しいただけますので、ぜひご活用いただければ幸いです。

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