公開:2021.10.29
更新:2022.05.19

オフィスで人気のおすすめヒーター紹介|選ぶ際のポイントやメリットも

デスクワークにおける足元の冷え対策には、ヒーターの活用が有効です。近年は小型ながら、性能のよいヒーターがたくさん揃っています。しかし、種類が豊富ゆえに「どのようなヒーターを選ぶべきか分からない」と、悩んでしまう人は少なくありません。

そこで今回は、オフィスで人気のおすすめヒーターと、ヒーターを選ぶ際のポイントやメリットについて解説します。記事を参考にして、ぜひ自分に合ったデスクヒーターを見つけてください。

1.オフィスにおすすめの「ヒーター」とは?

オフィスにおすすめの「ヒーター」とは?

ヒーター(heater)とは、暖房器具全般を指します。スイッチ1つで身体を温められることが魅力であり、冬場を快適に過ごすためになくてはならない存在です。

ヒーターとストーブは、置き型の暖房器具として混同されることがあります。ストーブは、燃料を燃やした熱で空間を「直接的」に暖める暖房器具です。燃料は主にガスや灯油を使用します。一方で、ヒーターは放熱や温風で空間を「間接的」に暖めることが特徴です。

ヒーターはさまざまな場面で重宝されており、オフィスでは特に「デスクヒーター」が人気となっています。

2.オフィスでヒーターを使用するメリット3つ

ヒーターには持ち運びができるタイプがいくつかあり、自宅だけでなくオフィスでも大活躍します。1台あれば、仕事の快適性は大きく向上するでしょう。「人より寒さに弱い」と感じている人には、心強い味方となるはずです。

ここでは、オフィスでヒーターを使用するメリットを3つ紹介します。

2-1.冷えやすい足元を重点的に温められる

冷えやすい足元を重点的に温められる

スカートで仕事をする影響あるいは体質的に、ひざ下やつま先が特に冷えてしまうという女性は多くいます。オフィスで使用されるヒーターには、足元を重点的に温められるタイプがいくつか存在します。

これらを使用すれば足元がじんわり温まり、冷えによるストレスの解消につなげることが可能です。見た目もさりげなく、周囲に気を遣わせずに済むこともメリットです。

さらに、エアコンで温度を上げた場合とは異なり、頭がボーッとすることなく仕事に集中できます。冷気は低い所にいくという性質を持つため、足元を温めるヒーターは非常に効率的です。

2-2.軽量のため持ち運びやすい

デスクの下に収まるような小型のヒーターは、「軽量で持ち運びやすい」という特徴があります。ファンヒーターの場合、重量わずか1~2キロの製品がたくさんあります。

石油ストーブやオイルヒーターよりも圧倒的に軽量であり、女性でも手軽に移動させることができるでしょう。フリーデスクのオフィスなど、作業場所が頻繁に変わる人にとっては、軽量性はなおさらメリットです。

なお、軽量ヒーターの中には「ルームシューズ型」や「インソール型」など、身に着けて使用する製品もあります。

2-3.電気代を節約できる

エアコンとヒーターを併用することにより、電気代が節約できるメリットがあります。オフィスや家庭で一般的に使われる「遠赤外線ヒーター」の場合、1時間あたりの電気代は約10円〜30円が目安です。

性能や使用状況によるものの、単純にエアコン温度を大きく上げた場合と比較して、消費電力が少なく経済的です。オフィスの広さによっては、ヒーターだけでまかなえることもあるでしょう。

この場合は、さらに電気代が節約できます。ヒーターは一度購入すれば数年単位で使えるものばかりであり、費用対効果は十分にあります。

3.オフィスで使えるヒーターを選ぶ際のポイント

冒頭で述べた通り、ヒーターにはさまざまな種類があり、さらに機能や電源のタイプが複数に分かれます。用途に合ったヒーターを購入するためには、種類ごとの特徴などを理解しておくことが大切です。

ヒーターを選ぶ際のポイントを3つ紹介するため参考にしてください。

3-1.ポイント1:種類

まずは、ヒーターの種類ごとの特徴とメリットを押さえておきましょう。

■遠赤外線ヒーター

遠赤外線を発生させてピンポイントで空間を暖めます。立ち上がりが早く、すぐに暖が取れることがメリットです。

■ファンヒーター

送風ファンで温風を送り出します。暖房範囲が広く、つま先から腰あたりまでを効率的に暖めます。

■パネルヒーター

表面がパネルで覆われており、火傷の心配が少ないことが特徴です。畳めるタイプ・畳めないタイプの2種類があります。

■マットヒーター

デスク下に置き、足を乗せて使用します。床の冷気を遮断して、足元をすぐに温めてくれることが特徴です。

■ブランケット型ヒーター

電気の熱と生地の保温効果により、身体を効率的に温めます。丸洗いの可否が、衛生面に関わります。

3-2.ポイント2:機能

機能面では、以下の3つに着目しましょう。

■温度調節機能

温度調節機能を備えていれば、いつでも快適な温度に調整することが可能です。自動で適温に調節してくれる「サーモスタット機能付き」の製品もあります。

■省エネ機能

ファンヒーターや遠赤外線ヒーターは、「省エネモード」が備わった製品が多数あります。シーズンを通して考えれば大きな節約になるため、見逃せないポイントです。

■安全機能

ヒーターは転倒させてしまうと、火事になる恐れがあります。転倒時に自動で電源が切れる「自動オフ機能」があれば、安心して使用できるでしょう。電源の切り忘れによる温度上昇を防ぐために、「人感センサー」を搭載した製品もあります。

3-3.ポイント3:静音性

ポイント3:静音性

忘れてはならないポイントが、静音性です。オフィスでヒーターを使用する際には、周囲への配慮が不可欠となります。「音が気になって仕事に集中できない」「話し声が聞こえづらい」といった迷惑をかけてしまう恐れがあるためです。

ファンヒーターは、モーター音が小さい「静音モード」の製品を選ぶと間違いないでしょう。遠赤外線ヒーターは発熱時にわずかな音がするものの、ファンヒーターと比較して穏やかな作動音です。静音性に優れるヒーターは、パネルヒーターやブランケットヒーターです。静かなオフィスで働く人に特におすすめします。

暖房性能と静音性を兼ね備えたヒーターが各メーカーより販売されているため、気兼ねなく使える製品を選びましょう。

3-4.ポイント4:電源のタイプ

ヒーターの電源のタイプは、「コンセントタイプ」と「USBタイプ」に分けられます。

■コンセントタイプ

壁にある、ごく一般的な差込口に挿して使用します。デスク周りに差込口があるか、コードの長さは足りるかをあらかじめ確認しましょう。共有コンセントより電源を取る場合は、周囲にひと声かけるなどの気遣いが大切です。

■USBタイプ

充電・給電用のUSBポートに挿入して使用するタイプです。コンセントがない場所でも使用できるメリットがあり、オフィス内だけでなく出先で温まりたい時にも重宝します。電源は主に、ノートパソコンやモバイルバッテリーなどです。USBタイプは、消費電力の少ないヒーターに採用されます。

4.オフィスで使える人気ヒーターをご紹介

最後に、オフィスや在宅勤務で使えるおすすめのヒーターをご紹介します。

■遠赤外線デスクパネルヒーター・デスク引出し裏面専用

遠赤外線デスクパネルヒーター・デスク引出し裏面専用

デスクの裏側にマグネットで貼り付けるタイプのパネルヒーターです。厚さ約4cmの薄型タイプで、足元が窮屈になることがありません。下半身を全体的に温めたい人に、特におすすめの製品です。なお、使用はスチール製のデスクに限られます。

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■腰回りあったかクッション

腰回りあったかクッション

腰回りをすっぽり暖める座椅子型ヒーターです。冷え性の方、腰回りが冷える方、椅子が冷たいとお悩みの方におすすめです。高級感のあるマイクロファイバーを使用しています。電磁波(磁場)99%カット仕様です。※後ろに寄りかかることは出来ません。

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■USBフットウォーマールームシューズ

USBフットウォーマールームシューズ

USBタイプのルームシューズ型ヒーターです。最大約43℃の電熱ヒーターが、つま先と足裏を重点的に温めます。底面は滑りにくい素材を使用しており、ヒーターを外せば丸洗いが可能です。在宅ワークをする人に特に向いています。

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■USBブランケット

USBブランケット

ひざかけや肩かけとして使用するブランケット型のヒーターです。電源はUSBタイプで、本体にモバイルバッテリーを収納できるポケットがあります。折り畳むとA4サイズとなります。人の出入りが多く、特に寒さを感じている人におすすめです。

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上記の商品は、いずれもオフィスでさりげなく使用できることが大きな魅力です。

まとめ

オフィスで使いやすいヒーターには「冷えやすい箇所を重点的に温められる」「軽量で持ち運びやすい」などのメリットがあります。製品を選ぶ際は、種類や機能、静音性などに着目しましょう。

オフィス家具の総合サイト「オフィスコム」では、ヒーター以外にも仕事の快適性向上につながるアイテムを豊富に取り扱っています。この機会に、ぜひじっくりご覧ください。

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