公開:2021.08.02

ロッカーの正しい選び方|材質・鍵の種類など4つのポイントを解説!

オフィス向けのロッカーは、自社のニーズに合わせて選ぶことが大切です。しかし、ロッカーと一口にいっても材質や鍵の種類が豊富で、どのような観点から選ぶべきか悩む人も少なくありません。

オフィスに置くロッカー選びで失敗しないためにも、まずは購入する際にチェックすべきポイントを押さえておきましょう。

当記事では、正しいロッカーの選び方について解説します。おすすめ商品も紹介するため、オフィスに置くロッカーを探している人は、ぜひ参考にしてください。

1.正しいロッカーの選び方|ロッカーを購入する際のポイント4つ

オフィスに置くロッカーを購入する際は、目的に合った形状のロッカーを探すことが大切です。また、ロッカーの設置場所・デザイン・セキュリティ対策にも注目したうえで、選ぶ必要があります。

設置後に後悔しないためにも、チェックポイントを1つ1つ確認して、納得のいくロッカーを選びましょう。

以下では、ロッカーの正しい選び方について、詳しく解説します。

1-1.ポイント1:サイズ・使用人数

ポイント1:サイズ・使用人数

使用人数によって最適なロッカーのサイズは異なるため、まずはサイズ・使用人数を押さえておきましょう。

一般的なロッカーの外寸は、1人用で「横幅300mm×奥行515mm×高さ1790mm」、多人数用で「横幅900mm×奥行515mm×高さ1790mm」です。多人数用は、横幅をロッカーの使用人数で等分することで、1人あたりの使用幅目安を計算できます。

一般的なロッカーにおける1人あたりの使用幅の目安は、下記の通りです。

  使用幅の目安
1人用 300mm
2人用 450mm
3人用 300mm
4人用 225mm

1人用のサイズを標準と考えると、3人用までは無理なく使えるロッカー幅といえます。

通路幅は、900~1350mmが目安です。オフィス内で使う際は、扉を開けたときのスペースも考慮して、扉を閉めた状態から1,350~1,800mmの通路幅を確保すると、ストレスなくロッカーを使用できます。

1-2.ポイント2:使用用途

ロッカーの使用用途はさまざまであり、使用用途によってロッカーを設置する場所は異なります。ロッカーの主な使用用途と、それぞれの設置場所・選ぶ際のポイントは、下記の通りです。

シューズ用ロッカー
特徴・選ぶポイント
  • 靴を収納するロッカーで、下駄箱やシューズラックとも呼ばれる
  • オープン式、扉付き、施錠タイプがある
  • 使用人数や収納する靴の大きさを考えて選ぶ
設置場所 出入口
貴重品用ロッカー
特徴・選ぶポイント
  • 来客者の貴重品を保管する
  • 防犯面を強化する際はダブル認証の錠前が適している
設置場所 オフィス内
更衣室用ロッカー
特徴・選ぶポイント
  • 衣類、荷物、私物置きとしても使われる
  • 鏡、タオルかけなどのオプションもある
  • ハンガーかけが不要な場合は1段タイプがおすすめ
設置場所 更衣室
手荷物用ロッカー
特徴・選ぶポイント
  • 手荷物や私物おきに使われる
  • 小型タイプ、大型荷物対応タイプがある
  • 用途に合ったサイズと強度が必要となる
設置場所 オフィス内
メールロッカー
特徴・選ぶポイント
  • 書類や個人の所有物を一時保管する
  • 各扉に投函口が付いている
  • 情報漏洩の防止には施錠タイプがおすすめ
設置場所 オフィス内
備品・小物用ロッカー
特徴・選ぶポイント
  • 備品や手荷物の保管に使われる
  • 用途や収納量に合ったサイズを選ぶ
設置場所 更衣室・トイレ
掃除用具入れ用ロッカー
特徴・選ぶポイント
  • 掃除用具や掃除器具を収納する
  • 業務用掃除機など、収納する道具に合わせてサイズを選ぶ
設置場所 -
コインロッカー
特徴・選ぶポイント
  • 個人の手荷物を保管する
  • 硬貨を投入して施錠する
  • 硬貨が戻るリターン式と、返金されない有料式がある
設置場所 施設・店舗

貴重品用ロッカーと手荷物用ロッカーは、人目に付きやすいオフィス内に設置するケースが多く見られます。備品・小物用ロッカーや掃除用具入れ用ロッカーは、使用用途に合わせて行動の妨げとならない場所を選び、設置しましょう。

1-3.ポイント3:材質

材質によっては、設置する場所に不向きなロッカーもあります。ロッカーを選ぶ際には、材質にも注目しましょう。主なロッカーの材質は、下記の3つです。

  • スチール製
  • プラスチック製
  • 木製

ロッカー選びで失敗しないためには、それぞれの材質の特徴を把握しておくことが大切です。ロッカーに使用される材質の特徴と、使用されるシーンは、下記の通りです。

材質 スチール製
特徴
  • 鋼板を用いて製造される
  • 低コストかつバリエーションが豊富
  • 安定感、耐久性が抜群
使用されるシーン
  • オフィスの更衣室
  • スポーツジム
  • 学校や医療施設
材質 プラスチック製
特徴
  • 軽くて耐久性が抜群
  • サビないため水回りや湿気の多い場所に最適
  • カラータイプが豊富
使用されるシーン
  • 湿気が気になる場所
  • スポーツジム
  • 温浴施設
材質 木製
特徴
  • 本体から扉まで全てが木製
  • 高級感や温かみが特徴
使用されるシーン
  • 温浴施設
  • 医療施設

上記以外に、本体はスチール製で、扉のみ木製の「木金ロッカー」もあります。設置場所の特徴や、オフィスのインテリアスタイルとの相性も考えながら、最適な材質を選びましょう。

オフィス家具通販の「オフィスコム」では、好みの材質から商品を選ぶことができます。下記は、オフィスコムで取り扱っている人気商品の一例です。

スチールロッカー ホワイト

スチールロッカー ホワイト

「スチールロッカー ホワイト」は、優れた機能性が特徴の更衣室用ロッカーです。ハンガーかけや網棚が付いているため、衣類の型崩れを防ぎつつ荷物を保管できます。1人用の外寸は、「横幅317mm×奥行515mm×高さ1790mm」です。

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プラスチックロッカー

プラスチックロッカー

プラスチックロッカーは、縦横にユニット増設できるため、使用用途や場所に合わせて設置できます。5色タイプ・クリアタイプ・木目タイプなど、カラーバリエーションも豊富です。

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ロッカー木製

ロッカー木製

オフィスコムの木製ロッカーは、ラインナップが豊富なため、ニーズに合わせて商品を選ぶことができます。社長室や応接室に相応しい、重厚感がある落ち着いたデザインとカラーが特徴です。

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オフィスコムでロッカーを購入する際は、商品検索で使用用途・使用人数・鍵タイプ・カラーなどを絞り込むことで、スムーズに商品を見つけることができます。

1-4.ポイント4:鍵の種類

ポイント4:鍵の種類

ロッカーの使用用途によっては、施錠機能が必要です。セキュリティー対策をしっかり行うためにも、鍵の種類をよく理解したうえでロッカーを選びましょう。

ロッカーに使われる鍵の種類と、それぞれの特徴・使用されるシーンは、下記の通りです。

鍵の種類 シリンダー錠
特徴
  • スタンダードで認知度が高い
  • 鍵を差し込んで回すことで施錠できる
  • 操作性抜群で使いやすい
使用されるシーン
  • 更衣室用ロッカー
  • シューズ用ロッカー
  • メールロッカー
鍵の種類 ダイヤル錠
特徴
  • 利用者が3~4桁の番号を設定し施錠する
  • キーレスで鍵の紛失リスクがない
使用されるシーン
  • 更衣室用ロッカー
  • メールロッカー
  • 貴重品用ロッカー
鍵の種類 ボタン錠・テンキー錠
特徴
  • 暗証番号で施錠する
  • キーレスで鍵の紛失リスクがない
  • 機械式、電池式(電子錠)がある
使用されるシーン
  • 更衣室用ロッカー
  • メールロッカー
  • 備品、小物用ロッカー
鍵の種類 コインリターン錠
特徴
  • コインを投入して施錠する
  • 不正使用を防止できる
  • 鍵の管理がしやすい
使用されるシーン
  • 更衣室用ロッカー
  • 備品、小物用ロッカー
鍵の種類 IC錠
特徴
  • ICカードを利用して施錠する
  • 電源の確保が必要となる
使用されるシーン
  • 更衣室用ロッカー
  • 手荷物用ロッカー
鍵の種類 南京錠
特徴
  • 南京錠で施錠する
  • マスターキーがなく紛失すると開錠できない
使用されるシーン
  • 更衣室用ロッカー
  • メールロッカー
鍵の種類 内筒交換錠
特徴
  • 施錠すると鍵穴から鍵が抜ける
  • 鍵を紛失した際は錠前ごと交換できる
使用されるシーン
  • 更衣室用ロッカー
  • メールロッカー
  • 備品、小物用ロッカー

鍵の種類で迷う際は、使いやすさ・施錠方法・鍵の紛失リスク・鍵の交換コストを比較しましょう。

まとめ

自社に合ったロッカーを選ぶためには、「サイズ・使用人数」「使用用途」「材質」「鍵の種類」がポイントとなります。まずは、自社のニーズを明確にしたうえで、商品を比較して利便性がよく安心して使えるロッカーを選びましょう。

施錠が必要なロッカーを購入する際は、紛失のリスクや紛失時の交換コストもチェックすることが大切です。

オフィスコムは、オフィス向けロッカーの品揃えが充実しています。使用用途や使用人数などの条件検索機能を利用して、設置スペースや自社の目的に合ったロッカーを探しましょう。

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