公開:2022.06.07

在宅勤務を自宅以外でする理由は?自宅でも集中できるアイテムも紹介

テレワークは在宅勤務の意味でも使われますが、オフィスに出勤せずに遠方からパソコンやタブレットなどの端末を通して仕事をすることをいいます。通勤する時間が減り、自由に時間や場所を使って仕事ができるため、働き方改革の一環としても注目されています。かつてのオフィスでの勤務よりも通勤時間が減った分、プライベートの時間が増えて働きやすくなったと感じる人がいる一方で、在宅勤務はなかなか集中できない、オフィスのときよりもパフォーマンスが落ちる、などの悩みを抱えている人もいます。

1.在宅勤務を自宅以外で行う理由

1.在宅勤務を自宅以外で行う理由

在宅勤務になっても、自宅以外の場所で働きたいと考える人にはさまざまな理由があります。自宅に自分専用の部屋がない場合、在宅勤務をするときにはリビングや食卓などで仕事をしなければいけません。ソファが低すぎたり、食卓用の椅子が硬すぎたりして作業をするときの姿勢が悪くなり、肩こりや腰痛、目の疲れなどに悩まされる人もいます。

来客が多い家の場合、リビングなども使えないため、ちょうどいい机や椅子のない寝室や、子供部屋で仕事をしなければいけないケースもあります。さらに、小さい子どものいる家庭は、夕方には子どもが帰ってきてしまうので、集中できなくなってしまうという悩みを抱える人も少なくありません。

また、隔離できるスペースがない場合、オンラインのミーティングなどの場所を確保するのが難しくなってしまうことも。理屈上はノートパソコンがあれば仕事はできますが、在宅勤務の場合、働く環境が整っていないことがよくあります。

2.自宅以外で在宅勤務に利用しやすい施設

2.自宅以外で在宅勤務に利用しやすい施設

自宅での勤務が難しい場合、自宅以外の場所を確保して仕事をするといいでしょう。コロナ禍で在宅勤務の人が増えたため、自宅以外のオフィススペースとして使える施設が以前より増えました。自宅から通いやすい距離で、いいスペースが手頃な料金で利用できるなら、自宅以外での勤務を何日か利用してみるのもおすすめです。自宅と自宅以外のスペース、どちらが効率よく作業ができるのか試してみましょう。

2-1.コワーキングスペース(シェアオフィス)

コワーキングスペースまたはシェアオフィスは、テレワークにベストな環境です。施設によって仕様は違いますが、個別のブースで机と椅子やインターネットを使えるタイプのものや、広い室内に間隔を空けて並んでいる机や椅子を自由に使えるタイプなどがあります。どちらにしろ静かな環境で仕事や作業をしたい人が集まるので、オフィスに近い環境を再現できます。

個室を使うこともできるので、集中したいときやオンラインミーティングのときなど、仕事内容に合わせてコワーキングスペースを利用してもいいですね。施設によっては飲み物や軽食などを購入できるところもあるので、1日こもって仕事をすることもできます。

2-2.カフェ

カフェもテレワークに向いている場所です。最近のカフェはフリーでWi-Fiを使えるところも多いので、ノートパソコンと必要な資料や書類だけ持っていけばすぐに仕事を始められます。飲み物やちょっとした軽食やスイーツなどを注文できるので、ランチも兼ねて利用するのもいいでしょう。窓際の席やカウンターなど、周囲にあまりほかのお客さんが来ない場所を確保できると、集中して作業ができます。

カフェもテレワークに向いている場所です。最近のカフェはフリーでWi-Fiを使えるところも多いので、ノートパソコンと必要な資料や書類だけ持っていけばすぐに仕事を始められます。飲み物やちょっとした軽食やスイーツなどを注文できるので、ランチも兼ねて利用するのもいいでしょう。窓際の席やカウンターなど、周囲にあまりほかのお客さんが来ない場所を確保できると、集中して作業ができます。

2-3.ビジネスホテル

ビジネスホテルを利用して仕事をするのもいいでしょう。最近は宿泊をせずとも、空いている平日の昼の時間のみ限定で、テレワーク向けに利用できるホテルもあります。ホテルなら個室で静かな環境なので、オンラインミーティングや電話での商談や打ち合わせなども問題ありません。ホテル内にはレストランも併設されているので、食事の心配もなく、ゆっくり仕事ができるでしょう。

ただし、多くのホテルのプランは事前に予約が必要になります。当日急に利用したい場合などには、予約が埋まっていると使えないことがあります。また料金は、カフェやコワーキングスペースよりも割高になります。

3.自宅以外で在宅勤務をする場合の注意点

3.自宅以外で在宅勤務をする場合の注意点

自宅以外で在宅勤務をするときには注意しなければいけない点がいくつかあります。オフィスのように上司や同僚などがいて仕事をする環境ではないので、自主的にリスクを判断してしっかり管理しなければいけません。

3-1.就労規則を確認する

在宅勤務の効率を上げるために自宅以外で仕事をしたいときは、まず就労規則を確認しましょう。企業によっては、在宅勤務の場所は自宅のみと決まっているところもあります。たとえば、機密情報を多く扱う部署や業種の場合や、顧客の個人情報を取り扱う部署や業種などは、情報漏洩のリスクの観点から、自宅ではなく外部のWi-Fi環境を使うこと、公共のスペースでの業務を禁じていることがあります。

就業規則を確認せずに、自宅以外で仕事をしてしまうと、規則違反となり厳重注意を受けるなどのトラブルになることも考えられます。自宅以外で在宅勤務を行いたい場合は、まず就業規則を確認し上司に確認を取りましょう。

3-2.情報管理に注意する

自宅以外で在宅勤務を行う場合は、情報の管理に気をつけましょう。会社から支給されているノートパソコンを使って作業する場合でも、公共のWi-Fiを使う場合、情報漏洩やハッキングの可能性があります。また、作業に必要な書類や文書を持ち歩いて自宅以外の場所に置き忘れてしまうと、お店のスタッフやほかの人の手に渡ってしまい、情報が漏れてしまうこともあります。自宅以外の場所で在宅勤務をする場合、その場所に行くために移動しなければいけません。ノートパソコンや書類などを、通勤途中に紛失しないよう十分に気を付ける必要もあります。

もちろん自宅での勤務の場合も、書類の紛失や家族への情報漏洩などに気を配りましょう。

4.自宅以外で在宅勤務ができない人へおすすめのオフィス用品

4.自宅以外で在宅勤務ができない人へおすすめのオフィス用品

自宅でしか在宅勤務ができない場合は、自宅を仕事がしやすい快適な場所に変える工夫をしなければいけません。個室や作業する十分なスペースがないという人でも、テレワーク用のオフィス用品などを使えば、集中しやすい環境を作れます。おすすめの商品を紹介するので参考にしてみてください。

自宅で作業スペースを確保できる!個室型デスク

自宅で作業スペースを確保できる!個室型デスク

サイズ 幅1000×奥行800×高さ1200mm
素材 天板:メラミン樹脂化粧板(ソリッド)パーティクルボード、天板下ビーム:スチール、その他部位:強化紙化粧板、フラッシュ構造、一部ソリッド(側板フラッシュハニカム構造)、パーティクルボード

囲いのついた机で、個室以外の場所に設置しても集中しやい環境を作れます。囲いは高さと奥行きがあるので、周りの目を気にせず作業ができます。高めの背板が付いているので、文房具や小物を落とす心配がありません。配線ボックスを収納できるスペースがあるので、コード類をすっきりまとめられます。天板はメラミン加工がしてあるので、水拭きができてお手入れも簡単。ナチュラルな木目調のカラーなので、どんなインテリアにも馴染みます。

リビングでも集中できる!卓上コの字パーテーション

リビングでも集中できる!卓上コの字パーテーション

サイズ 幅600×奥行450×高さ475mm
素材 芯材 / プラスチック、ウレタン、張材 / ファブリック(平織)

コの字型のパーテーションです。ノートパソコンを開いて作業するスペースにちょうどいい大きさで、どこでも簡単に使えます。収納するときは折りたたんでコンパクトになるので、使わないときも場所を取りません。

まとめ

在宅勤務でも、生活音が気になったり十分なスペースがなかったりするために、自宅以外の場所で作業をしたいと考える人は少なくありません。コワーキングスペースやカフェ、ビジネスホテルなどはそれぞれメリットもデメリットもあるので、仕事の内容に合わせて利用するといいでしょう。どうしても自宅でしか在宅勤務ができない場合は、うまくオフィス用品を活用して、集中できる環境を作ってください。

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