公開:2023.02.28

【価格帯別】ハイバックのオフィスチェアおすすめ9選! 選び方のポイントも解説

【価格帯別】ハイバックのオフィスチェアおすすめ9選! 選び方のポイントも解説

ハイバックタイプのオフィスチェアは背もたれが大きく、背中を預けて作業しやすくなるため、身体の疲労感を軽減しやすいと評判です。

とはいえ、適当にオフィスチェアを購入してしまうとサポート機能を適切に受けられない可能性も。せっかく購入したオフィスチェアが自分の体格に合わないのは避けたいですよね。

この記事では、ハイバックタイプのおすすめオフィスチェアをご紹介します。オフィスチェアを選ぶときのポイントや、価格帯別の特徴についても解説しますので、あわせてご参照ください。

1.ハイバックタイプのオフィスチェア選びのポイント

ハイバックタイプのオフィスチェア選びのポイント

ハイバックタイプのオフィスチェアは、通常のオフィスチェアよりも背もたれが大きく、肩周りまで高さをカバーしています。「長時間机に向かっていても身体に負担が掛からない椅子が欲しい」とお考えの方は、ハイバックタイプのオフィスチェアがおすすめです。

そのうえで、ハイバックチェアを購入するときは、ほかの機能性や素材に目を向けてみるのも大切です。

ここでは、ハイバックタイプのオフィスチェアを選ぶ際のポイントについてご紹介します。

1-1.体格に合ったサイズを選ぶ

ハイバックタイプのオフィスチェアは、一般的に大きなモデルが多くなっています。着座する人の体格に応じてベストなサイズは異なるため、自分の体格に合わないサイズを選んでしまうと、快適な座り心地が遠のいてしまいます。

ハイバックタイプのオフィスチェアを購入するときは、想定座面高をしっかりとチェックしておきましょう。一般的に、オフィスチェアの最低座面高は42cm前後が多くなっています。

これは言い換えると170cm前後の人にマッチした高さ設計のため、身長がそれ以下の人は座面の高さが合わず、足裏がしっかり地面につかなかったり、むくみが起きてしまったりする可能性も。

自分に合ったベストな座面高は「身長×1/4」だとされています。ハイバック付きオフィスチェアを探すときは椅子のサイズ感もしっかりとチェックしておきましょう。

  • 「身長×1/4」前後で座面の高さを微調節できる
  • 足裏全体が地面につく高さ
  • 座ったとき膝裏が座面と水平か少し離れる程度の高さ
  • 奥深く腰掛けたときに膝裏が座面に当たらないサイズ

1-2.用途やデザインの好みで素材を選ぶ

ハイバックタイプのオフィスチェアは主張が強くなるため、素材やデザイン性を重視して選ぶのもポイントです。素材によってオフィスチェアが周囲に与える印象は変わり、温かみのあるデザインならファブリック、高級感の演出ならレザーなどの選択肢があります。

また、ハイバックタイプのオフィスチェアを購入する人の多くは、1日に長く腰掛けるケースが多くなっています。その際に通気性の高いメッシュ素材を活用して、デスクワークを快適に行える環境を構築するのもポイントです。

ファブリック 主流の布素材で優しい手触り。多くのオフィスチェアに使用されており、豊富なカラーバリエーションでおしゃれデザインも多い。
メッシュ ほかの素材に比べて通気性がよい。蒸れにくく、身体へのフィット感にも優れている。
合成皮革 人工で作られた革素材で、汚れや摩擦に強く手触りがなめらか。PUレザーやPVCレザーとも呼ばれる。
本革 高級感のある見た目で、重厚感のあるオフィスにも合う。豊富な革の種類や加工方法があり、それぞれ特徴が異なる。
ウレタン素材(座面) 座り心地に優れており、衝撃に強く弾力がある。クッション性に優れた素材で多くの座面に使われている。
モールドウレタン素材(座面) ウレタン素材よりもハードな素材。やや硬めで型崩れがしにくく、座面のヘタリが起こりにくい。

1-3.調整機能やサポート機能で選ぶ

ハイバックタイプのオフィスチェアを購入するときは、調整機能やサポート機能に目を向けてみるのをおすすめします。オフィスチェアのなかには、座面の奥行きが調整できるモデルもあり、個々の体格に合わせた座り心地を実現できます。

また、背もたれを倒して後傾姿勢をサポートするリクライニング機能や、正しい姿勢を維持しやすくなるランバーサポート。加えて、ヘッドレスト付きのエクストラハイバックオフィスチェアなら、頭部まで全身を支えてもらうことができます。

ヘッドレスト付きモデルなら首に掛かる重みを支えてもらえるため、身体に掛かる負担の大幅な軽減が期待できます。オフィスチェア単体が持つ機能の多さや使いやすさも、ハイバックタイプのモデルを探す際に重要だといえます。

ランバーサポート 背骨が自然とS字カーブを描くよう、正しい姿勢の維持をサポートする腰当て。背骨がS字カーブを描けば、力を入れずに体重を支えやすく、身体も疲れにくいメリットがある。
アームレスト 両腕の重さから来る体圧を分散させ、肩周りの負担をサポートする肘当て。両腕で体重の約10%前後も重さがあるとされており、アームレストを使うだけで身体の負担を軽減する効果も。製品によっては、リクライニングに合わせてアームレストの位置も動く。
ヘッドレスト 体重の10%も重みがある頭部を支えるパーツで、首筋が正しいカーブを描けるようサポート。ヘッドレストで頭の重みを支え首筋の角度を正常に維持すれば、肩こりの負担を軽減する効果が期待できる。
リクライニング 背もたれを倒して固定できる仕組み。角度を固定できるオフィスチェアも多く、普段から後傾姿勢で作業をしている人にとって自分好みの角度で作業しやすい。

2.ハイバックオフィスチェアの価格帯ごとの傾向

ハイバックオフィスチェアの価格帯ごとの傾向

ハイバックオフィスチェアにはさまざまな価格帯の製品が登場しています。各価格帯によって、機能やデザイン性の特徴に傾向が見られます。とはいえ、実際の仕様はそれぞれ異なるため、あくまで目安のひとつとして、購入時は実物の違いを見極めるのが大切です。

ここでは、ハイバックオフィスチェアの価格帯ごとに見られる特徴と傾向をご紹介します。

2-1.30,000円前後まで|基本機能が備わったベーシックなモデル

30,000円前後のハイバックタイプオフィスチェアは、基本機能が備わったベーシックモデルが多くなっています。リーズナブルな値段でありながら、座面の高さ調整や肘当てなどの基本機能が備わっているモデルがほとんどです。

自分の体格に合っていない座面の高さは“脚のむくみ”などの症状を引き起こしてしまうため、自分に合った高さへ調節しやすいのはメリットといえます。一方で、肘当てなどは可動式が少なく、対応していても高さ調整のみのモデルも含まれています。

2-2.30,000円~100,000円前後|機能性・デザイン性の高い人気ブランドチェア

30,000円~100,000円前後のオフィスチェアには、機能性やデザイン性にこだわりを持って作られた人気ブランドメーカー品が多くなっています。国内有数のオフィスチェアメーカー「オカムラ」「コクヨ」「イトーキ」などの人気モデルが多いほか、「エルゴヒューマンシリーズ」など海外ブランドの人気チェアも同価格帯に含まれます。

「オカムラ バロン」や「コクヨ イング」などの人気モデルには、ローバックやハイバック、エクストラハイバックモデルの選択肢が用意。おしゃれな見た目からデザイン性にも長けていて、グッドデザイン賞を受賞したハイバックチェアが多数登場しています。

2-3.100,000円以上|エクストラハイバックなど大型の高機能チェア

100,000円を超えるハイバックチェアには、首の後ろまで背もたれがあるエクストラハイバックなど大型の高機能チェアが豊富に揃っています。また、価格が高くなるほど内包されている機能も多くなり、「オットマン(足置き)」などのサポート機能が搭載されているオフィスチェアも少なくありません。

「長時間のデスクワークで起きる身体の疲労感を極限まで減らしたい」といった方は、エクストラハイバックのオフィスチェアなどをしてみるのもポイントです。

3.【30,000円前後まで】ハイバックタイプのオフィスチェア3選

30,000円前後までのハイバックタイプのオフィスチェアには、メーカーの努力でさまざまな工夫が取り入れられています。

ここでは、リーズナブルな価格帯で手の出しやすいハイバックオフィスチェアをご紹介します。

3-1.腰への負担を軽減「腰楽 ハイバック ランバーサポート メッシュチェア」

腰への負担を軽減「腰楽 ハイバック ランバーサポート メッシュチェア」

腰への負担を軽減「腰楽 ハイバック ランバーサポート メッシュチェア」

サイズ 幅620×奥行620×高さ1090~1190mm
座面高さ:440~540mm
材質 背:ポリエステルメッシュ・PVCレザー・スチールパイプ(粉体塗装)、座:合板・ポリエステル・ウレタンフォーム、肘:スチール(クロームメッキ)・ポリプロピレン、脚部:スチール(クロームメッキ)、キャスター:ナイロン

リーズナブルなハイバックオフィスチェアのなかでも、腰の負担を軽減する仕組みに長けたモデルが「腰楽 ハイバック ランバーサポート メッシュチェア」です。背もたれにダブルランバーサポートが搭載されており、背中の流れにフィットしつつ腰回りに掛かる負担を軽減できます。

背もたれはゆったりと身体を預けられるサイズ感で、ハイバックオフィスチェアのメリットを最大限に発揮。さらに、背もたれはメッシュ素材のため通気性も抜群です。背面にもたれかかっていても熱がこもりにくいと言えるでしょう。

背・座一体型ロッキング機能で、後傾姿勢に合わさって座面が動くため無理のない体勢を維持できます。アームレストは取り外しも可能ですが、ネジでの取り付け・取り外し作業が求められる点にご注意ください。

○スタッフからの口コミ

  • ・座り心地も十分で性能にも大満足です。コストパフォーマンスに優れています
  • ・腰をしっかり支えてくれるので身体をまるごと預けて座れます

3-2.通気性の高いメッシュ仕様「マスター3 メッシュチェア ヘッドレスト付き」

通気性の高いメッシュ仕様「マスター3 メッシュチェア ヘッドレスト付き」

通気性の高いメッシュ仕様「マスター3 メッシュチェア ヘッドレスト付き」

サイズ 【全体】幅660×奥行735×高さ1170~1290(座面高さ450~550)mm
【座面サイズ】510×500mm
材質 【張地】ポリエステル(メッシュ)
【座面】ウレタンフォーム
【その他】スチール/ナイロン

通気性の高いメッシュ仕様で熱がこもりにくいハイバックオフィスチェアが「マスター3 メッシュチェア ヘッドレスト付き」です。背面に強度が強くスタイリッシュなデザインメッシュを使用しており、おしゃれさを演出しつつも、優れた通気性を確保しています。

「長時間のデスクワークで背中が蒸れてしまう」といった人にもおすすめです。

また、頭部を支えられるヘッドレストが付帯しています。上下昇降・リクライニングが可能で、頭部の位置に合わせて微調整できるのもポイントです。加えて、アームレストはアームアップ機能を搭載。使わないときは肘掛けを持ち上げて広い作業空間を確保できます。

背もたれには収納ポケットが用意されており、フリーアドレスデスクでの運用にも最適なハイバックオフィスチェアです。

○スタッフからの口コミ

  • ・通気性がすこぶる良く、背中が蒸れる気配が感じられないので快適です
  • ・安いのにヘッドレストや収納スペースなど多機能性が魅力的です

3-3.柔らかなレザーチェア「マネージャーチェア ディニフィ ハイバック」

柔らかなレザーチェア「マネージャーチェア ディニフィ ハイバック」

柔らかなレザーチェア「マネージャーチェア ディニフィ ハイバック」

サイズ 幅670×奥行805×高さ1045~1115mm
座面高さ:420~490mm
材質 張地:PUレザー、背:合板・シリコンフィル・ウレタンフォーム、座:合板・ウレタンフォーム、肘部:ポリプロピレン・ウレタン、脚部:ナイロン、キャスター:ナイロン

分厚いクッションによる柔らかな座り心地が特徴のハイバックオフィスチェアが「マネージャーチェア ディニフィ ハイバック」です。肘掛け部分にまでクッションを使用しており、全体的に柔らかな使い心地に仕上がっています。

背もたれには、ソファにも使用される「シリコンフィル」を採用。ボリュームのある座面クッションと共に、長時間のデスクワークで身体に掛かる負担の軽減が可能です。背・座ロッキングが搭載されており、ハイバックの背もたれを使って一息つきたいときにも大きく役立ちます。

張り材にはレザーを使用しているため、ちょっとした汚れは水拭きで清掃しやすいのもメリットのひとつ。メンテナンス性の高さと使い心地の良さを両立したハイバックオフィスチェアです。

○スタッフからの口コミ

  • ・アームレストまでクッションがついているのは珍しいモデルといえます
  • ・フカフカでソファに座っているような座り心地を味わえます

4.【30,000円~100,000円前後】ハイバックタイプのオフィスチェア4選

30,000円~100,000円前後のハイバックチェアには、高機能でデザイン性の高いオフィスチェアが多数登場しています。

ここでは機能性に優れ、かつ美しいデザインで高い人気を誇るブランドのハイバックオフィスチェアをご紹介します。

4-1.コンパクトながらゆったり座れる「コクヨ ピコラ ハイバック」

コンパクトながらゆったり座れる「コクヨ ピコラ ハイバック」

コンパクトながらゆったり座れる「コクヨ ピコラ ハイバック」

サイズ 外寸 / 幅575×奥行575×高さ875~965mm
肘高さ / 580~670mm
座面高さ / 390~480mm
材質 背板・座板 / PP
クッション(背) / スラブウレタン
クッション(座) / モールドウレタン
張地 / ポリエステル
脚羽根 / 強化ナイロン
キャスター / 直径50mmゴム単輪

コンパクトながらもゆったり座れる「コクヨ ピコラ ハイバック」は、収納スペースも確保できるオフィスチェアをお探しの方にもおすすめです。小型デスクに収まるコンパクト設計で、デスク幅に560mmの隙間があれば脚部ごと収納できます。

肘掛け部分もスマートなデザインに仕上がっており、オフィスデスク下に収納する際鑑賞しにくいのが特徴です。加えて、背面のシェルと背・座の布張りは豊富なカラーバリエーションが用意されており、オフィスの雰囲気に合わせてチョイスできます。

また、「オートアジャストロッキング」が搭載されているのもメリットです。着座している人の体格に合わせてロッキング強度が自動で調節されるため、フリーアドレスデスクなど椅子の共有や行き交いが多いオフィスにもマッチします。

○スタッフからの口コミ

  • ・ハイバックでしっかりと背中を預けられるのにコンパクトに仕上がっているのがおすすめポイントです
  • ・オフセットアームを使ってみると程よいサイズ感で使い勝手も悪くありませんでした

4-2.ハイバック・ローバックの切り替えが可能「イトーキ フルゴチェア」

ハイバック・ローバックの切り替えが可能「イトーキ フルゴチェア」

ハイバック・ローバックの切り替えが可能「イトーキ フルゴチェア」

サイズ 幅480(脚/幅640)×奥行585×高さ910~1025×座面高420~540mm
材質 背・座/布地張り
本体/ポリプロピレン樹脂
脚/強化ナイロン樹脂・ナイロン双輪キャスター付

気分に合わせてハイバック・ローバックを切り替えられるオフィスチェアをお探しの方におすすめのモデルが「イトーキ フルゴチェア」です。ハイバックとローバックを同じ部材で構成しており、工具を一切使わず背もたれの高さを調整できます。

背面にはシェルが採用されており、オフィスに統一感を生み出すアクセントとしても使用可能です。シェルの上部には取っ手が搭載されており、オフィスチェアの収納・引き出し過程で背もたれ上部などの張り材が汚れてしまうのを防ぎやすくなります。

また、くるぶしを支点に背・座がシンクロして動く「アンクルムーブ・シンクロロッキング」機能を搭載。ハイバック・ローバックのどちらでも、背もたれに身体を預けても適切な姿勢を維持しやすくなっているのもメリットです。

○スタッフからの口コミ

  • ・ローバックとハイバックを変えられるオフィスチェアは珍しいですね!
  • ・取っ手があるため、長く使っていても手垢汚れなどで清潔感を損ないにくいのがメリットです

4-3.個性的なカラーと柔らかな座り心地「プラス トライ ハイバック L字肘」

個性的なカラーと柔らかな座り心地「プラス トライ ハイバック L字肘」

個性的なカラーと柔らかな座り心地「プラス トライ ハイバック L字肘」

サイズ 幅610×奥行600×高さ930~1020mm
座面高さ420~510mm
材質 背・座・肘 / 樹脂成型品
クッション / モールドウレタン、ウレタンフォーム、布張り(PET再生クロス)
脚 / 樹脂成型品、ナイロン双輪キャスター

個性的なカラーとグラデーションメッシュが特徴的な「プラス トライ ハイバック L字肘」は、一人ひとりに適した座り心地を実現するハイバックオフィスチェアです。素材には適度な柔軟性を持つ樹脂を活用しており、個々の身体に配慮した曲面形状でさまざまな体型にフィットします。

また、「オートフィットロッキング」機能によって、座る人の体重に応じたロッキング反力も自動調整。複数人が使用するシーンでも、利用者それぞれに自然と最適化される仕組みが魅力です。

ハイバックの背面にはグラデーションメッシュを使用し、背上部はしなやかに、腰部・骨盤部はしっかりとサポートできます。座面のウレタンフォームは放熱性に優れているため、デスクワーク中の蒸れなど、通気性が気になる人にもおすすめのハイバックチェアです。

○スタッフからの口コミ

  • ・グラデーションメッシュのデザインがとても素敵です。機能性もばっちりで身体をちゃんと支えてくれます
  • ・フリーアドレスデスクなど、異なる体格のスタッフでもお互いが使いやすいと好評でした

4-4.安定した姿勢を保つ「オカムラ スラート ハイバック アジャストアーム」

安定した姿勢を保つ「オカムラ スラート ハイバック アジャストアーム」

安定した姿勢を保つ「オカムラ スラート ハイバック アジャストアーム」

サイズ 外寸 / 幅615×奥行572×高さ922~1014mm
座面高さ / 420~512mm
脚 / 直径622mm
材質 背・座シェル / 樹脂成型品
支基 / スチール
脚 / アルミダイキャスト
アジャストアーム / 樹脂成型品
キャスター / 直径60mmナイロン双輪キャスターまたは、直径60mmウレタン双輪キャスター
張材 / PETリサイクルクロス

多様な体格の座り方を踏まえ、安定した姿勢の維持をサポートするハイバックオフィスチェアが「オカムラ スラート ハイバック アジャストアーム」です。ハイバックの背もたれは身体に合わせて変形する「インナーシェル」にスリットを施しており、着座時のホールド感がアップしています。

また、座面には硬度が異なるクッションを3種類使用しており、太ももを支える前方クッションは柔らかく、お尻を支える後方のクッションはハードでしっかりサポートします。優れた座り心地と背もたれのホールド感で、安定した姿勢を維持しやすいのが特徴です。

ほかにも、「座面高調整」「リクライニング調整」「アームレスト調整」など細かい微調整機能があり、それらを活用すれば自分にとって適切な姿勢を保ちやすくなります。また、背もたれのシェルには取っ手があり、クロス部分が汚れにくくなっているのもメリットです。

○スタッフからの口コミ

  • ・快適な座り心地で、多様な体格をサポートする仕組みのおかげで体にかかる負担を軽減する効果が期待できます
  • ・ユーザーからは、腰痛の違和感が大きく和らいだとの口コミも寄せられています

5.【100,000円以上】ハイバックタイプのオフィスチェア2選

100,000円以上のハイバックタイプのオフィスチェアは、豊富な機能が搭載されたモデルが大半です。エクストラハイバックなど、身体全身を預けられるオフィスチェアが多くなっています。

また、高級感あふれるデザインや、シンプルながらも上品な見た目をしたモデルも少なくありません。

ここでは、大型・多機能性に長けた高級ハイバックオフィスチェアをご紹介します。

5-1.体格に応じてフィットする快適な座り心地「オカムラ スフィア エクストラハイバック」

体格に応じてフィットする快適な座り心地「オカムラ スフィア エクストラハイバック」

体格に応じてフィットする快適な座り心地「オカムラ スフィア エクストラハイバック」

サイズ 外寸 / 幅700×奥行700×1145~1245mm
座面高さ / 415~515mm
材質 背座インナーシェル・脚・肘 / 樹脂成型品
支基 / スチール
張地 / 布(インターロック)
キャスター / 直径60mmナイロン

個々の体格に応じて自動的にフィットする「オカムラ スフィア エクストラハイバック」は、快適な座り心地をお求めの方におすすめのハイバックオフィスチェアです。ハイバックの背もたれには、体格に合わせて変形する「3Dフィジカルフィットシェル」を搭載。

座面とともに自然と身体にフィットするため、快適な座り心地を実現しています。加えて、座面には異硬度クッションを採用し、お尻と太ももをそれぞれサポート。身体に掛かる体圧を適切に分散させつつ、長時間のデスクワークで身体に掛かる負担を軽減しやすくなっています。

また、身体を包み込むフォルムとなめらかな張り材によって、やわらかなデザインに仕上がっているのも特徴です。

○スタッフからの口コミ

  • ・張材のなめらかな触り心地が気持ち良く、身体にピタッとついてくれる感覚がします
  • ・トーンの下がった色のバリエーションによるおしゃれさが魅力的です

○スタッフからの口コミ

  • ・ゲーミングチェアですが、デスクワークにも役立つ快適な座り心地を味わえます
  • ・メッシュで通気性を確保しているため、熱がこもりにくいのも嬉しいポイントです

5-2.座面チルト機能付きで疲れにくい「エルゴヒューマン プロ2 ハイタイプ」

座面チルト機能付きで疲れにくい「エルゴヒューマン プロ2 ハイタイプ」

座面チルト機能付きで疲れにくい「エルゴヒューマン プロ2 ハイタイプ」

サイズ 外寸 / 幅700×奥行665×高さ1150〜1315mm
肘高さ / 630〜820mm
座面高さ / 455〜540mm
材質 アームレスト本体 / ナイロン樹脂
アームパッド / PUアームパッド
張地 / エクストラメッシュ(アメリカ社製)
脚部 / アルミニウム
キャスター / PU

ハイバックに対応したオフィスチェアのなかでも、座面チルト機能付きで疲れにくいのが「エルゴヒューマン プロ2 ハイタイプ」です。座面下のノブを操作すれば、姿勢を細かく調整することができます。

書類仕事などの前傾姿勢をとりがちなデスクワークなら、座面チルトを使うことで腹部に掛かる圧迫感を軽減できるのがメリットです。身体が疲れにくい姿勢で作業を行えます。

ほかにも豊富な調整機能があり、独立式ランバーサポートなどと相まって身体に掛かる負担を極限まで減らす工夫が取り入れられています。

まとめ

オフィスチェアには、ローバック・ハイバック・エクストラハイバックなどの種類があります。一般的に、長時間のデスクワークなどで身体が疲れにくいオフィスチェアをお探しの場合はハイバックモデル以上をおすすめします。

また、ハイバックのオフィスチェアにはほかにもさまざまな微調整機能が搭載されているため、それらを合わせてチェックするのも大切です。

とはいえ、ハイバックの背もたれの高さが自分好みかどうかは、実際に腰掛けてみないとわかりません。なかにはヘッドレスト付きハイバックチェアも登場していますが、背もたれの高さが合っていないと、ヘッドレストをうまく活用できないのも事実です。

そのようなときは、試し座りしてみるのもポイントです。自分の体格に合っているかどうか、試座したからこそ分かる機能も存在します。ハイバックタイプのオフィスチェアをお探しの場合は、ぜひこの機会にオフィスコムのショールームで座り心地をお試しください。

オフィスコムのショールームを見る

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