公開:2021.07.09
更新:2024.04.11

あぐらがかける! 座面が広いおすすめオフィスチェア3選【動画解説あり】

さまざまな背景から、近年ではテレワークを導入する企業が増加しています。住み慣れた自宅でのテレワークは気楽にできると感じる人がいるかもしれませんが、メリットばかりではありません。自宅にオフィス環境が整っていなければ、在宅ワークで長時間パソコン作業をしていると、どうしても姿勢が崩れがちです。場合によっては、体調不良につながってしまう可能性も。

そこでこの記事では、長時間椅子に座って作業する人へ向けて、あぐらがかける座面の広いオフィスチェアを紹介します。

▼このコラムを読んでもらいたい方

  • ・テレワークで長時間作業をしている方
  • ・気づくとついつい椅子の上であぐらをかいている方
  • ・気楽な体勢で作業できるオフィスチェアを探している方

▼このコラムを読んで得られる情報

  • ・あぐらをかくのに必要な座面の広さ
  • ・あぐらもかける広い座面のおすすめオフィスチェア
  • ・あぐら姿勢でデスクワークをするときの注意点

1.一般的なオフィスチェアの座面の広さ

1.一般的なオフィスチェアの座面の広さ

オフィスチェアの座面の広さは、座り心地を左右する大切なポイントです。十分な座面の大きさがないと、安定感がなく座っているだけで疲労するおそれがあります。

一般的なオフィスチェアの座面の広さは、幅・奥行きともに40~45cmです。ただし、体格によって適した大きさが異なり、奥行きが深すぎたり浅かったりする可能性があるのでご注意ください。

オフィスチェアの上であぐらをかいてのびのびと座るには、さらなる座面の広さが必要です。体重をうまく分散させるために、座面の広さや背もたれまでの距離が自身にあったオフィスチェアを選びましょう。

2.あぐらがかける広い座面のおすすめオフィスチェア3選

オフィスチェア 腰楽 ハイバック メッシュチェア パソコンチェア

オフィスチェア 腰楽
ハイバック メッシュチェア パソコンチェア

サイズ 幅620×奥行620×高さ1090~1190mm
座面高さ/440~540mm
素材 背:ポリエステルメッシュ・PVCレザー・スチールパイプ(粉体塗装)
座:合板・ポリエステル・ウレタンフォーム
肘:スチール(クロームメッキ)・ポリプロピレン
脚部:スチール(クロームメッキ)
キャスター:ナイロン

腰楽は、長時間のデスクワークによる疲労軽減を追求したオフィスチェアです。S字構造の背もたれにはランバーサポートとウェービングベルトを搭載しており、柔らかいクッションが腰にフィットして姿勢崩れを防ぎやすくなります。
ランバーサポートは上下へ自由に動かせるうえ、取り外しできるのでベストな位置にセットできます。オールメッシュ仕様を採用し、年中さらっと快適に座りやすい点も魅力のひとつです。

社長椅子 エグゼクティブチェア 可動肘付き レザー  レクアス 幅690×奥行660×高さ1020~1100mm

社長椅子 エグゼクティブチェア レザー レクアス
可動肘付き

サイズ 幅690×奥行785×高さ1020~1095mm
座面高さ/445~520mm
素材 張地:PUレザー
背・座:合板・ウレタンフォーム
肘:ポリプロピレン・ウレタン
脚部:ナイロン
キャスター:ナイロン

レクアスはエグゼクティブチェアに分類されますが、自宅でのテレワークで上質な座り心地を体感したい人におすすめです。座ると、厚みと弾力のある広い座面にほどよくお尻が沈み、適度な硬さの肘置きが体全体のリラックスにつながります。
一般的にオフィスチェアのカラーはブラックやホワイトが主流ですが、 レクアスはブラック・キャメル・アイボリーの3色展開です。女性や、部屋全体がナチュラルな色が好みな人にもおすすめです。

セイルチェア HermanMiller(ハーマンミラー)AS1YA23HAN265-BB-98-63-1HA09

セイルチェア HermanMiller(ハーマンミラー)
AS1YA23HAN265-BB-98-63-1HA09

サイズ 幅700(最大値)×奥行660×高さ890~990mm
素材 バック&シート:サスペンションバック(熱可塑性ポリウレタン、ナイロン樹脂、ポリエステル)
アプホルスターバック(ポリプロピレン、ウレタンフォーム、ポリエステル) ベース:ナイロン樹脂、アルミニウム、ナイロン双輪キャスター

個性的なデザインが印象的なハーマンミラーのセイルチェアは、より少ない部品と素材で機能性の高さを実現したオフィスチェアです。フレームレスの背もたれで、サポート力を直接形にした3Dインテリジェントに仕上がっています。
また、背もたれのYタワー構造が、人体の脊柱のカーブに合わせてしなって体をサポートします。さらに最小限の素材が最大限の価値をもたらす「吊り橋」の構造にインスピレーションをうけて開発されたこちらのオフィスチェアは、環境に十分配慮されています。
ポリ塩化ビニールを使用しておらず、素材のほとんどが完全にリサイクル可能です。スタイリッシュなデザインを好み、高い予算を持つ人におすすめの高級オフィスチェアです。

3.あぐら姿勢での長時間デスクワークには注意

3.あぐら姿勢での長時間デスクワークには注意

長時間のデスクワークでは、どうしても楽な姿勢をとりたくなります。しかし、長時間あぐらの姿勢でいると、骨盤が立たず猫背を誘発してしまうおそれも。腰椎から背骨の部分が前に曲がってしまうと、椎間板が前につぶれてしまいます。その結果、腰に痛みが生じる可能性があるため、長時間あぐらをかかないようご注意ください。

背筋を無理に伸ばしてあぐらをかく人がいますが、必要以上に腹筋を使うため結局長時間は座れません。また、あぐらは背中だけでなく、曲げたままの膝にも悪影響を及ぼします。

膝の関節を長時間曲げていると、血管を圧迫するため血流も悪くなり、血行不良から足のむくみなどを誘発します。オフィスチェアであぐらをかく際は、息抜き程度で短時間にとどめるのをお忘れなく。

まとめ

オフィスチェアであぐらをかくには、広い座面が必要不可欠です。狭い座面で無理にあぐらをかこうとすると、余計な力が入ったり、圧迫感から血流の流れが悪くなったりしてしまう恐れがあります。そのため、自身の体格に合ったサイズのオフィスチェアを利用するのが大切です。メーカーによっては、購入前に店頭でオフィスチェアの座り心地を確認できます。

長時間のテレワークを快適に行うために、業務内容や職種に合ったオフィスチェアの選定をおすすめします。

【オフィスチェア】あぐらがかける座面の広い椅子!オフィスチェア5選【テレワーク・在宅・仕事】

この記事の監修者

那波 伸晃

オフィスコム株式会社
商品・物流本部 執行役員 本部長
那波 伸晃

オフィス家具業界歴17年、オフィスコム創業期のメンバー。数々のヒット商品を生み出し、ユーザー目線での商品開発を得意としている。

この記事を書いた人

オフィスのギモン編集部

オフィスのギモン編集部

“快適にはたらく”をテーマにオフィスに関わる様々な疑問を解決!おすすめ商品や、明日の仕事に役立つ情報・豆知識を発信しています。

↑ ページの先頭へ