公開:2019.11.04
更新:2023.01.06

仕事ができる人のデスクに見られる共通点|机を綺麗にするメリットとは

仕事ができる人の多くは、オフィスデスクが綺麗に整理整頓されている共通点があります。綺麗な机は、会社の同僚によい印象を与えられるだけでなく、作業のしやすさから仕事の生産性向上に繋がるのも事実です。また、机を綺麗にして仕事の生産性が向上すると、上司や部下からの信頼にも繋がり、高収入のチャンスにも恵まれます。

この記事では、机を綺麗に保つメリットを解説します。仕事ができる人のオフィスデスクに見られる5つの共通点も紹介しているため、仕事の生産性を上げたい人や、高収入を狙っている人は、ぜひご参照ください。

▼このコラムを読んでもらいたい方

  • ・仕事の生産性をあげたい方
  • ・仕事のできる人間に近づきたい方
  • ・デスク上を綺麗に保ちたい方

▼このコラムを読んで得られる情報

  • ・机を綺麗にするメリット
  • ・仕事ができる人の机に見られる共通点

1.仕事ができる人の机はどうなっているの?

仕事ができる人の机はどうなっているの?

仕事ができる人の多くは、思考が整理できている人です。日々の行動は、頭で考えた内容によって決まるため、思考は身の回りの状態に反映されると言っても過言ではありません。そのため、仕事ができる人のデスク周りは、常に綺麗な状態が保たれています。

オフィスデスクの上が書類や小物などで散らかっていると、余計な物が視界に入るため、目の前の仕事に集中しにくくなります。また、仕事に身が入らなくなると、仕事の処理速度が遅くなり、効率よく作業を進められません。

仕事ができる人の多くは、仕事の始まりまたは終わりのタイミングで片付けをするなど、定期的にデスク周りを片付けています。そのようなルールを自分で決めて習慣的に行動ができる人は、片付けに限らずプライベートも含めて生活リズムが整っているケースが大半です。そのため、仕事ができる人は、机周りの環境と仕事で共にパフォーマンスを発揮できます。

2.机を綺麗にするメリット

オフィスデスクの整理整頓は、後回しにしてしまいがちです。しかし、机が綺麗になると、業務効率が高まるほか、仕事ができる人として周囲から高い評価を得られるなど、さまざまなメリットがあります。

ここでは、机を綺麗にする4つのメリットを詳しく解説します。机の整理をつい後回しにしてしまいがちな人は、ぜひご覧ください。

2-1.ペンやメモなどを探す時間が節約できる

ペンやメモなどを探す時間が節約できる

オフィスデスクを綺麗にする1つ目のメリットは、ペンやメモなどの文具を探す時間を節約できる効果です。仕事に必要な物がどこに置いてあるのか分からなくなると、探し物をする時間が発生します。必要な物を探すためにかかる時間が、たとえ数秒・数分であっても、日々の積み重ねで考えると予想以上の時間を浪費するのは間違いありません。

しかし、机が綺麗に整理整頓されていれば、物を探す時間を大幅に節約できます。物を探す時間は仕事の生産性に繋がらない無駄な時間のため、机を綺麗にしておけば常に効率よく時間を有効活用できます。

2-2.仕事に集中しやすくなる

机を綺麗にする2つ目のメリットは、仕事に集中しやすくなる効果です。余計な物が置かれていない机は、取り組むべき目の前の仕事だけに集中できます。

人間の脳は、意識していなくても、視界に入った内容が脳に情報として送られます。言い換えれば、ノイズとなる情報が少ないほど仕事に集中しやすくなるため、机の上には今取り組んでいる仕事に必要な物だけを机に置くなど、無駄な物を置かない対策が重要です。

2-3.仕事の整理力が向上する

机を綺麗にする3つ目のメリットとして、仕事の整理力も向上する効果があげられます。机を整理する習慣が身につくと、仕事を整理する力を高めることが可能です。また、身の回りの整理を習慣化すると、タスク管理や仕事を処理する能力も高められます。

机を綺麗にするには、必要な物は何か、どこに物を置いておくべきかの適切な判断が必要です。使う物の取捨選択や合理的な配置を考える力は、タスクの優先順位の判断や、仕事の手順を整理する際に応用できるため、仕事の整理力を向上させられるといえます。

2-4.資料や書類の紛失を防ぐ

資料や書類の紛失を防ぐ

机を綺麗にする4つ目のメリットとして、資料や書類の紛失を防げる効果があげられます。重要な資料や書類がなくなると、再作成の手間がかかるだけでなく、情報漏洩のリスクが高まります。しかし、机が綺麗な状態を保てば、常に大切な書類がどこにあるか管理しやすくなるため、書類の紛失によるトラブルを避ける、または迅速な対処が可能です。

また、資料の種類や重要度に応じてしまう場所を変えておくと、仕事の効率を高めることもできます。頻繁に使う書類を引き出しやキャビネットなどを取り出しやすい場所にしまうだけで、探す時間の短縮が可能です。

3.仕事ができる人の机に見られる共通点5つ

仕事ができる人に見られる共通点は、以下の通りです。

仕事ができる人の机に見られる共通点5つ

仕事ができる人のオフィスデスクの共通点を参考にするだけで、生産性が高まるかもしれません。仕事環境を整理したい人は、以下で解説する整理方法を取り入れてみましょう。

3-1.決まった場所に物を置いている

仕事ができる人の机の1つ目の共通点は、決まった場所に物が置かれている点です。仕事に必要な道具がいつも同じ位置に置いてあれば、物を探す手間が省けるため、時間を有効に使えます。

置き場所が決まっていない物は、机が散らかる原因となります。そのため、文房具や書類、パソコンの周辺機器など、種類別に置き場を細かく決め、使い終わったら低位置に戻す習慣をつけましょう。

3-2.中身が分かるように整理している

仕事ができる人の机の2つ目の共通点は、中身が分かるように整理されている点です。仕事ができる人は、収納ボックスや書類を入れるクリアファイルなどにラベルを貼り、どこに何が入っているかを一目で分かるように工夫しています。

作成日や取引先の名前ごとに整理された収納は、業務効率の改善に有効です。作成日や取引先の名前ごとに整理するだけで、資料を探す手間が省けるため、ムダな時間短縮の効果が期待できます。

3-3.過去の物を溜め込まない

仕事ができる人の机の3つ目の共通点は、過去の書類などを溜め込まない点です。保管する必要のない書類や資料、使えなくなった文房具などを机周りに置いたままにしていると、業務の妨げとなる可能性があります。

仕事ができる人は、過去の物を溜め込まないために、不要となった物を定期的に捨てるための仕組みをつくっています。たとえば、まだ使うかもしれない資料や、すぐには捨てられない物をまとめて収納するボックスを用意し、一定期間が経過したらまとめて捨てるといった仕組みです。

このような仕組みは、プライベートでも応用できる整理術のため、過去の物をなかなか捨てられずにいる人は、ぜひご活用ください。

3-4.平積みで書類を置かない

仕事ができる人の机の4つ目の共通点として、平積みで書類を置かない点があげられます。書類が積み重なると、必要な書類がどこにあるのか分かりにくいのも事実です。また、書類が山積み状態で放置していると、重要な書類を紛失するリスクが高まります。

そのため、内容ごとに分けてファイリングしたり、立てた状態で保管したりして、業務の効率化を図る作業が重要です。平積みにした書類は、余計な片付けが発生する原因となるため、必ず内容ごとに分けてファイリングするのをおすすめします。

3-5.小物や好きな色で統一感を出す

仕事ができる人の机の5つ目の共通点は、小物や好きな色で統一感を出している点です。オフィスデスクなどが統一感のある見た目をしているとリラックス効果があり、仕事への集中力を高めます。

ただし、仕事に使わない小物をあちこちに置いてしまうのは、ノイズが増えるため逆効果です。そのため、机に置く小物は、色を統一するのみに留めるのをおすすめします。

まとめ

今回は、仕事ができる人のオフィスデスクが綺麗な理由や、机を綺麗にするメリット、仕事ができる人の共通点を解説しました。

机を綺麗な状態に保つ意識は、仕事の生産性アップにも有効です。また、机の綺麗な人は好印象を抱かれやすいうえに、片付けができる要領のよさから、周囲から信頼してもらいやすくなります。そのため、職場などで地位の向上を目指している人は、当記事で紹介した仕事ができる人の5つの共通点を押さえ、効率よく仕事を進めるコツを導入してみてください。

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