公開:2022.06.21

ホームオフィスとは?快適な在宅ワークを叶えるコツ

最近になってよく使われるようになった「ホームオフィス」という言葉。ホームオフィスを導入すると時間を有効活用できるなどのメリットがある一方、オンオフの区別をつけづらくメリハリを調整するのが難しいといった声も耳にします。仕事に不具合を生じさせないためにも、まずはホームオフィスの定義や魅力、注意点について把握しておきましょう。また、ホームオフィスといっても空間の使い方はさまざまです。自分の仕事スタイルに合うのはどのような空間なのか考えることも大切です。

1.ホームオフィスとは

1.ホームオフィスとは

そもそもホームオフィスとは、自宅に作るオフィス環境のことです。空間の作り方はさまざまで、仕事専用の部屋を確保したり、リビングテーブルを仕事スペースに活用したりするケースがあります。

コロナウイルスの感染拡大で外出自粛の生活スタイルが日常となり、在宅での働き方について考える機会が多くなってきたことによって、ホームオフィスを導入する人が増えました。資料を作成したりメールでのやり取りをしたりするような事務系の仕事だけではなく、これまでは取引先に足を運んでいた営業職でも、オンラインミーティングを活用することによってホームオフィス化を実現しています。社内のやり取りについても電話やチャットツールを活用できるため、ホームオフィスは会社と近い状態で働ける環境といえるでしょう。

2.ホームオフィスのメリット

2.ホームオフィスのメリット

2-1.通勤時間がかからない

ホームオフィスを導入する1つ目のメリットは、通勤時間がかからない点です。会社で仕事をする場合、始業時間に間に合うように出かける準備をして公共交通機関などを使って移動しなければなりません。自宅から会社までの距離によっては片道1時間以上かけて通勤するケースもあるのではないでしょうか。ホームオフィスの場合は移動にかかる時間を考慮する必要がないため、朝の時間に余裕が生まれます。結果的に多めに睡眠がとれる、朝食をゆっくり食べられる、子どもと会話する時間が増えるなどの良い変化が生まれます。

ホームオフィスの場合は移動にかかる時間を考慮する必要がないため、朝の時間に余裕が生まれます。結果的に多めに睡眠がとれる、朝食をゆっくり食べられる、子どもと会話する時間が増えるなどの良い変化が生まれます。

2-2.勤務時間を調整しやすい

ホームオフィスを導入する2つ目のメリットは、勤務時間を調整しやすい点です。会社に通勤する場合、雰囲気や同僚に影響されて時間の調整がしにくいデメリットがあります。

一方、ホームオフィスは周りに流されず自分で時間を管理しやすい魅力があります。始業や終業時間に決まりがない方であれば、日によって仕事を早く始めるなどの調整も可能です。夕方以降の時間を有効的に使えるので、生活スタイルを充実させたい方にもおすすめです。また、家事や育児をこなしながら働くなど自由なスタイルを確立しやすいのも、ホームオフィスの良さといえます。

3.ホームオフィスのデメリット

3.ホームオフィスのデメリット

3-1.オン・オフの切り替えが難しい

ホームオフィスを導入する1つ目のデメリットは、オン・オフの切り替えが難しい点です。会社に通勤する場合は常に他人に見られている感覚があるため、きちんとしなければならないという理性が働きます。一方ホームオフィスの場合は他人の目を気にする必要がないため、人によっては集中力が続かないと悩んでしまう可能性があります。

また、仕事を始めるときにやる気が起きないなど、自宅という居心地の良い空間だからこその弊害が出るかもしれません。小さい子どもがいる方にとっては、作業中に話しかけられて仕事モードに入れない可能性もあります。普段から家事に費やす時間が長い方にとっては、散らかっている部屋が気になって掃除や片付けに手を出してしまうことも考えられます。

3-2.勤怠管理が難しくオーバーワークになりがち

ホームオフィスを導入する2つ目のデメリットは、勤怠管理が難しい点です。会社に通勤する場合は上司や同僚の目があるため、仕事を切り上げるタイミングを作りやすいのではないでしょうか。

一方自宅で作業する場合は「そろそろ帰ろう」と忠告されることがないため、ついオーバーワークになってしまう危険性があります。オーバーワークは睡眠時間が短くなって健康に悪いだけではなく、翌日の集中力にも影響します。とくに在宅で働き始めたばかりの時期は時間の調整に慣れていないため、作業を終わらせるタイミングを意識的に管理することが大切です。

4.ホームオフィスを快適にするコツ

4.ホームオフィスを快適にするコツ

ホームオフィスは、オン・オフの切り替えや時間の管理が難しい点に注意が必要です。集中できる環境を作りたいと考えている方は、快適なホームオフィス作りについて考えてみましょう。

ここからは、ホームオフィスを快適にする3つのポイントについて解説します。

4-1.プライベートと仕事の空間を分ける工夫をする

快適なホームオフィスにしたいと考えている方は、プライベートと仕事の空間を分けることを検討してみましょう。仕事だけの空間を作ることによって、オン・オフの切り替えがしやすくなります。可能であれば仕事専用の部屋をつくって、プライベートな部屋と完全に分けるとよいでしょう。

また、照明を工夫するだけでも雰囲気は変えられます。たとえばプライベートの空間は電球色の照明を使ってリラックスした雰囲気に、仕事の空間は昼光色の照明を使って集中力が高まる雰囲気にするのがおすすめです。

4-2.オフィスチェアやオフィスデスクは体に合ったものを選ぶ

快適なホームオフィスを作るには、体に合った机やいすを選ぶことも大切です。

会社の場合はデスクワークに適した机やいすが設置されていて、体への負担が軽減されて集中力が高まりやすい工夫を施している企業を多く見かけます。自宅にある食卓テーブルやいすをそのまま使用してしまうと、高さや座り心地があわずに疲れが出やすくなってしまいます。結果的に集中力が途切れて仕事の効率が悪くなってしまうため、可能であればデスクワーク向けで自分の体に合っている机といすを用意しましょう。

4-3.仕事中の視界に入るものに注意する

ホームオフィスを導入する場所によっては、プライベートなものが視界に入って集中しづらい可能性があります。たとえば散らかったキッチンが目に入って仕事を中断して片付けてしまう、漫画の続きが読みたくなって手が伸びてしまうなどが考えられます。

そうならないよう、仕事に関係のないものが視界に入らない工夫をすることが重要です。仕事部屋にプライベートなものは置かない、プライベートなものが見えない方向にパソコンを設置するなどの方法を取り入れてみましょう。

4-4.書類や備品を収納できるスペースを作る

ホームオフィスを快適な空間にするためには、整理整頓がしやすい環境を作ることも大切です。自宅の場合は周囲の目が気にならないことから、つい書類を広げて散らかしてしまう可能性もあります。デスク周りが乱雑な状態になっていると集中力が途切れやすくなったりストレスがたまりやすくなったりします。

そこでおすすめなのが、書類や備品を収納できるスペースを確保することです。手の届く場所に可動式の棚を取り付ける、リビングなどで作業する場合は持ち運びしやすい収納ボックスや引き出しを活用するなどのアイデアがあります。

5.ホームオフィス用の家具や備品を揃えるなら「暮らしのデザイン」がおすすめ

そこでおすすめなのが、書類や備品を収納できるスペースを確保することです。手の届く場所に可動式の棚を取り付ける、リビングなどで作業する場合は持ち運びしやすい収納ボックスや引き出しを活用するなどのアイデアがあります。

ホームオフィスを快適な空間にする具体的なアイデアが思いつかない方は、デスクワークに適した机やいす、収納用品について一度リサーチしてみるのがおすすめです。さまざまな商品を目にすることによって自分にあった空間作りのアイデアが浮かびやすくなります。在宅中や移動時間にホームオフィス化計画を立てたい方は、オンライン通販のサイトをチェックしてみましょう。

「暮らしのデザイン」は、自宅やオフィスで使えるさまざまな商品を数多く取り揃えたオンライン通販サイトです。「テレワーク特集」と称してデスクワークに最適な机やいすの紹介などもおこなっており、ホームオフィス化を目指している人に注目されています。北欧風やモノトーンなど好みに合わせた商品をチェックできるので、ぜひ参考にしてみてください。

暮らしのデザイン|家具・インテリアの通販サイト

まとめ

これから在宅で仕事を始めたいと考えている方、すでにホームオフィス化を実行しており働きにくさで悩んでいる方は、空間作りについて検討することから始めてみましょう。人それぞれ自宅を仕事場にするデメリットは異なるため、自分自身がどのようなポイントで集中力が途切れやすいのかを分析するのもおすすめです。体に合った机やいすを用意するだけでも働きやすさは変わるため、デスクワーク向けの商品を取り揃えた通販サイトでイメージをふくらませてみるのもよいでしょう。

ぜひこの記事で紹介したポイントを参考にして、プライベートと仕事の時間を充実させられるホームオフィス化を実現させてください。

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