使いやすいオフィスデスクマットのおすすめは?メリットや注意点、選び方まで徹底解説
書類仕事を始めとして、従来では多くのオフィスでデスクマットを使用するシーンが多く見られます。文字の転写やデスクへの汚れ移りを防ぐなど、オフィスデスクのマットにはさまざまなメリットがあるのも事実です。
とはいえ、オフィスデスク専用のマットにはいくつかのタイプがあり、種類に応じて機能性が異なっています。デスクマットには多くのメリットがあるものの、自分の環境にミスマッチでは効果を実感しにくいでしょう。
そこでこの記事では、オフィスデスクのマットを敷くメリットやデメリット、正しい選び方について解説します。おすすめのオフィスデスクマットについても紹介しますので、あわせてご参照ください。
なお、オフィスコムではオフィスデスク向けマットを始めとしたさまざまなオフィス家具を取り揃えております。豊富な品揃えから必要なオフィス家具をお選びいただけますので、ぜひお気軽にご利用ください。
1.デスクマットを敷く必要性やメリットは?
近年ではパソコンを使用した作業も多くなり、デスクマットを使用していないオフィスワーカーも少なくないでしょう。しかし、机の天板を守ってくれるデスクマットは、書類仕事の多いオフィスワーカーにとって心強い味方です。
ここでは、デスクマットを敷く必要性やメリットについて解説します。
1-1.デスクの天板をキズや汚れから守る
デスクマットを敷くなによりのメリットに、天板をキズや汚れから守る効果が挙げられます。机の表面を保護するデスクマットは、トナーやインク、鉛筆などの汚れはもちろん、ちょっとした擦れ傷などの汚れを身代わりしてくれるのが特長です。
デスクの天板に擦れ傷があると、気づけばそこにさまざまな汚れが溜まって黒く変色・・・といったシーンも珍しくありません。デスクマットで天板を保護すれば、擦れ傷などもできにくく、長期に渡ってキレイなオフィスデスクを利用できます。
1-2.デスクへの文字写りを防止
オフィスデスクマットを利用すれば、思わぬ文字写りも防止できるのがメリットです。書類仕事をしていると、まれに書類の下の書類にインクが写ってしまったり、書きたての書類に重ねてしまったりして文字が転写してしまうシーンも少なくありません。
デスクマットを利用すれば、デスクとマットの間に書類を挟んでおけるため、書きたての書類同士でインク写りが起きてしまうリスクを軽減できます。
また、書類仕事が少ない場合でもオフィスデスクの天板に汚れがつくのをマットが防止してくれるため、清潔感を長く保ちやすいのもポイントです。ひとつのモノを大切に扱いたいと考える人ほど、オフィスデスクを守り、洗いやすいデスクマットは魅力的なグッズだと言えます。
1-3.凹凸が無く滑り止め効果で書き心地が向上
オフィスデスクにマットを敷けば、凸凹が無くなって書類などの書き心地が向上するのもメリットです。オフィスデスクのマットは程よく沈み込んでくれるため、書類に何かを書くときに適度な反発力を味わえます。
その結果、書き仕事を綺麗に仕上げやすいのがメリットです。加えて、デスクマットには滑り止め効果もあるため、書類を書いているときに位置がズレてしまう心配もありません。
1-4.マウスパッドの代わりや印鑑の下敷きなど多機能性がある
オフィスデスクにマットを敷けば、マウスパッドの代わりや印鑑の下敷きなどさまざまな代替品になるのもポイントです。オフィスデスクのマットに使われている商品のなかには、マウスの動きを邪魔せず、スムーズに動かせるタイプも多く登場しています。
また、オフィスデスクにマットを敷けば印鑑を押しやすいのも魅力のひとつ。程よい柔らかさで沈み込んでくれるため、印鑑のやり直しなど手間がかかるリスクを低減できます。デスクマット本来の汚れ防止など、オフィスデスクにマットを敷けばさまざまな多機能性を期待できるのもメリットです。
1-5.デスクの印象も向上
オフィスデスクにマットを敷けば、デスク全体の印象も向上する点がメリットです。一口にデスクマットと言ってもさまざまな種類があるものの、透明感のあるデザインが多く、オフィスデスク自体のデザイン性も損ないにくくなっています。
それに加えて、マットが汚れやキズからオフィスデスクを守ってくれるため、清潔感のある作業空間を維持しやすいのがメリットです。長く使用するオフィスデスクであればあるほど、デスク全体の印象を綺麗に保ちやすくなる効果が期待できます。
2.デスクマットのデメリットも把握しておく
オフィスデスクにマットを敷けばいくつかのメリットもある一方で、デメリットも存在します。代表的なデメリットは以下のとおりです。
- デスクマットの種類によってはマウスの滑りが悪い
- 選択した素材や厚さ次第では書きにくい・マットに文字写りが起きる
- サイズが合わないと違和感が生まれる
ここでは、デスクマットのデメリットをご紹介します。
2-1.デスクマットの種類によってはマウスの滑りが悪い
オフィスデスクのマットをマウスパッド代わりにするときは、種類によって操作性が悪くなってしまう点に注意が必要です。「たとえば、塩化ビニル(PVC)系デスクマット」は帯電しやすい素材で、書類の張り付きや帯電による滑りの悪さを感じてしまうかもしれません。
もしオフィスデスクのマットをマウスパッド代わりにするときは、「片面滑り止めタイプ」や「ポリウレタン(PU)系デスクマット」などの利用をおすすめします。もちろん、オフィスデスクにマットを敷いて、その上に専用のマウスパッドを敷くのも選択肢のひとつです。
2-2.選択した素材や厚さ次第では書きにくい・マットに文字写りが起きる
オフィスデスクのマットには、さまざまな素材や種類が存在します。また、厚みによっては沈み込みが大きく、書類が書きにくいなどのデメリットも。そのため、書き仕事のサポートでデスクマットを選ぶときは、伸縮性の少ないデスクマットを選ぶのもポイントです。
代表的なものでは、「アクリル系デスクマット」などが挙げられます。ほかにも、ハードに仕上げられた「オレフィン系樹脂デスクマット」など、素材に応じて若干の機能性が異なるため注意が必要です。
また、転写防止加工などが施されたマットも多くなっていますが、両面タイプ・片面タイプだったり、加工自体が施されていなかったりするマットがあるのも事実です。それらの性能を見極めたうえで、自分のニーズに応じたデスクマット選びをおすすめします。
2-3.サイズが合わないと違和感が生まれる
オフィスデスクにマットを導入するときは、デスクのサイズと合っているかしっかりとチェックしておきましょう。デスクよりもはみ出してしまうようなサイズ感は作業がしにくいほか、小さすぎると段差が生まれて手首周りに痛みを覚えてしまうシーンも少なくありません。
そのため、事務机として使うデスクのサイズを正確に測り、それに合ったオフィスデスクのマットがおすすめです。
一方で、パソコン作業がメインの場合は、キーボードやマウスパッド周りをカバーできるサイズ感のデスクマットで十分でしょう。「机の保護がメインなら机を覆うサイズ」「機能性がメインなら普段の作業範囲をカバーできるサイズ」で選ぶのがポイントです。
3.デスクマットの正しい選び方
オフィスデスク用のマットにはいくつかの選び方が存在します。自分がどのようなマットを求めているのか振り返ったうえで、自分のニーズに応じた正しいデスクマットを選ぶようにしましょう。
ここでは、デスクマットの正しい選び方をご紹介します。
3-1.厚さで選ぶ
デスクマットを選ぶときは、厚さによる違いにも着目しましょう。基本的に、書き心地を重視する場合は1.7mm以上の厚手タイプがおすすめです。一方で、簡単な汚れからデスクを守りたい場合は、1.2mm以下のデスクマットも選択肢にあがります。
ただし、1.2mm以下のデスクマットは強い筆圧でデスクを傷つけたり、カッターなどの刃が簡単に貫通してしまったりする可能性も。パソコン仕事などデスク自体を傷つける心配がないなら1.2mm以下、書類仕事が多くデスクを保護したい場合は1.7mm以上の厚手タイプを選ぶのがおすすめです。
3-2.デスクマットのずれやすさで選ぶ
デスクマットには、ずれ防止機能が搭載されたタイプも多く登場しています。普段の作業姿勢に応じて、デスクマットのずれやすさで選ぶのもポイントです。すべてのデスクマットに滑り止め加工がされている訳ではないため、滑りやすいスチール系デスクの上などに置くときは注意が必要です。
デスクマットのなかには滑り止め加工でずれにくいタイプもあり、書類仕事を的確にサポートしてくれる商品も登場しています。また、シールで固定化できるデスクマットもあるため、シートのズレが気になる場合はあわせてチェックしておきましょう。
3-3.デスクマットの表面素材で選ぶ
デスクマットにはさまざまな表面素材が存在します。代表的な素材は以下のとおりです。
ポリウレタン(PU)系デスクマット | 肌触りがよく全体的に優れた性能で書き仕事にもおすすめ |
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塩化ビニル(PVC)系デスクマット | 程よい沈み込みなどで筆圧の弱い鉛筆などにもマッチ |
アクリル系デスクマット | ハードな質感で万年筆など筆圧の強い筆記にもしっかり対応 |
一般的には、PU素材のデスクマットが優秀だとされています。しかし、製品によっては、書き心地に大きな違いがあるため、書き仕事がメインの場合はほかの素材に目を向けてみるのもポイントです。
3-4.透明・非透明のタイプで選ぶ
オフィスデスクに使うマットを選ぶときは、透明・非透明タイプの違いもチェックしましょう。オフィスデスクには、マットの下が透けて見える「透明タイプ」と、すりガラスのように曇って見えない「非透明タイプ」の2種類が存在します。
いつも書類仕事をしていて、大切な書類をデスク上に挟み込みたい場合は透明タイプがおすすめです。業務中になにかのシートを参照するときにも役立ちます。一方で、表面が反射しやすく、オフィスのライトが反射して見えづらくなってしまう事例があるのも事実です。
オフィスデスクのマット下に書類を収納しないときや、パソコン作業がメインの場合は、非透明タイプのマットを選ぶのも選択肢のひとつです。
3-5.転写加工のタイプで選ぶ
オフィスデスクのマットには、「両面転写加工」と「片面転写加工」の2タイプが存在します。両面転写加工は表と裏どちらも転写しにくい加工がされており、デスクマット下に書類を挟み込むなど、頻繁に書類仕事をされる方におすすめのアイテムです。
一方で、片面転写加工は基本的に表面しか転写加工が施されていません。そのため、デスクマット下に書類を挟み込むと、インクがにじんでしまう可能性があります。
基本的に、「書類仕事が多くデスクマットに挟み込むなら両面転写加工」「パソコン仕事がメインでリーズナブルさを求めるなら片面転写加工」のデスクマットがおすすめです。
3-6.下敷きの有無で選ぶ
オフィスデスクのマットには、下敷き付きタイプも登場しています。下敷き付きタイプなら、マットと下敷きの間に挟み込めるため、デスクそのものを綺麗に保ちやすいメリットがあります。
また、マットの下に書類を挟み込みすぎると滑りやすくなってしまうシーンも、滑り止め付きの下敷きがあれば安心です。資料を綺麗に並べたまま、ズレなどのストレスもなく利用できるメリットがあります。
そのため、書類仕事が多かったり、書類をマット下に挟んだりすることが多い方は、オフィスデスクの下敷き付きマットをおすすめします。
4.使いやすいデスクマットのおすすめ商品3選
オフィスデスクに活用できるマットにはいくつかの種類があるものの、オーソドックスなデザインで優秀な製品も多く登場しています。
ここでは、多種多様なオフィス家具を取り揃えているオフィスコムより、使いやすいデスクマットのおすすめ商品3選をご紹介します。
4-1.売れ筋ランキング第一位!非転写マットでオフィスデスクでシンプルに使いやすい「エコロジーデスクマット 再生・非転写マット EC-SHS-127」
売れ筋ランキング第一位!非転写マットでオフィスデスクでシンプルに使いやすい「エコロジーデスクマット 再生・非転写マット EC-SHS-127」
材質 | 本体/再生塩化ビニール |
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オフィスコムの売れ筋ランキングでも一位を獲得したことのある「エコロジーデスクマット 再生・非転写マット EC-SHS-127」は、非転写マットでオフィスデスクをシンプルに使いやすいデスクマットです。
再生素材を活用したエコロジーな素材で、塩化ビニルにより程よい沈み込みを味わえます。転写しないような加工も施されており、子どもの学習机などにもおすすめのデスクマットです。
4-2.オーソドックスで使いやすくデスクマットの下敷き付き「デスクマット 幅1000×奥600 デスク用 IR-DMT-9959PN」
オーソドックスで使いやすくデスクマットの下敷き付き「デスクマット 幅1000×奥600 デスク用 IR-DMT-9959PN」
サイズ | 横990×縦590×厚(上敷/クリア部)1.2(下敷/グリーン部)2mm |
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材質 | 上敷:PVC 下敷:発泡ポリプロピレン |
オーソドックスなモデルでどのようなオフィスデスクにも使いやすい「デスクマット 幅1000×奥600 デスク用 IR-DMT-9959PN」は、下敷き付きのモデルをお探しの方におすすめのデスクマットです。
両面にインクが写りにくい非転写加工がされているほか、同サイズの下敷きもセットになっているため、机の上で書類を有効活用しやすくなります。デスクに汚れが移る心配もないため、オフィスデスクを清潔に保ちたい方にもおすすめのデスクマットです。
○ユーザーからの口コミ
- ・安価ですが問題なく使用しています。
- ・商品には満足しています。しかし、注文する寸法を間違えたので買いなおしです。これは他のデスクに使います。
4-3.フリーサイズでコスパが優秀「デスクマット フリーサイズ 横900×縦600 マット厚さ1.2mm IR-DMT-9060E」
フリーサイズでコスパが優秀「デスクマット フリーサイズ 横900×縦600 マット厚さ1.2mm IR-DMT-9060E」
サイズ | 横900×縦600×厚1.2mm |
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材質 | PVC |
価格が抑えめになった「デスクマット フリーサイズ 横900×縦600 マット厚さ1.2mm IR-DMT-9060E」は、パソコン仕事などがメインでデスク上の保護を目的にしたい方におすすめのデスクマットです。
厚みは1.2mmとなっており、書類仕事がメインの方にはあまり向いていません。一方でデスク上を保護するには十分なサイズ感で、パソコン作業など汚れから保護したい方におすすめのデスクマットです。
○ユーザーからの口コミ
- ・普通に使えます。まれにズレますが許容範囲だと思います
- ・大変良いお値打ちで不具合なく使えています。
まとめ
オフィスデスクのマットには、デスク上を汚れやキズから保護したり、書類仕事のサポートをしたりとさまざまなメリットがあります。印鑑が押しやすくなるほか、マット下が収納スペースとなることで大切な書類を管理しやすいのもメリットです。
一方で、オフィスデスク向けマットにはいくつかの種類があり、非転写やズレ防止、厚みの違いなど選び方に注意する必要があります。書き仕事がメインなのか、使うものは鉛筆かボールペンか、パソコン作業がメインなのかに応じて、自分にあったオフィスデスクのマットを選びましょう。
たとえば、「塩化ビニル(PVC)系デスクマット」は筆圧の弱い鉛筆にもマッチ、一方でハードな質感の万年筆にも対応した「アクリル系デスクマット」は、筆圧の強い方にもおすすめといった選び方があります。
オフィスデスクのマットをお探しの方は、ぜひこの機会にオフィスコムをご利用ください。オフィスコムではさまざまな種類のデスクマットをご用意しており、豊富な品ぞろえからデスクに合ったサイズ感のマットをご購入いただけます。
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