【プロがおすすめ】2万円前後のコスパ最強オフィスチェア9選!選び方のポイントも解説【動画解説あり】
近年ではさまざまなモデルが登場しており、2万円前後の予算でも自信をもっておすすめできるオフィスチェアも多数登場しています。自宅からオフィスまで、コスパ最強を求めてオフィスチェアをお探しの方は、ぜひこの記事をご参照ください。
この記事では、数十万点以上のオフィス家具を取り扱ってきたオフィスコムより、オフィスチェアのプロが「予算2万円前後で椅子を選ぶポイント」や、「2万円以下~前後で購入できるおすすめのオフィスチェア」をご紹介します。
「2万円以下」のオフィスチェアと「2万台」のオフィスチェアに分けてご紹介するので、ご予算に合わせて参考にしてください。
1.2万円前後のオフィスチェアを選ぶポイント
2万円前後のオフィスチェアを探しているときは、大きく分けて4つのポイントをチェックすることが大切です。
- 背もたれの高さ
- 各パーツの調整機能
- 張地素材の違い
- キャスター素材の違い
ただ闇雲に、2万円前後の価格だけを見てオフィスチェアを探すのはおすすめできません。2万円前後のオフィスチェアを探すときは「快適に座ること」を念頭に置きましょう。
なお、オフィスコムでは豊富な品揃えで多数のオフィスチェアを取り扱っており、2万前後のモデルから、各機能の違いをそれぞれご確認いただけます。
1-1.背もたれの高さをチェックする
2万円前後でオフィスチェアを購入するときは、背もたれの高さをチェックすることが重要です。背もたれには「ローバック」「ミドルバック」「ハイバック」「エクストラハイバック」などがあり、それぞれ背もたれの高さが異なります。
ローバック | 最もメジャーな背タイプで、背もたれが背中の中心から肩下あたりまであるタイプ。 オフィスチェア本来の機能は最大限に、それ以外の機能は最低限で良いという方向け。 |
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ミドルバック | ローバックよりはゆったり、ハイバックよりは圧迫感のない中間的な高さ。 背もたれはそこそこあるものの、主張しすぎない適度な高さなので、見渡しやすいオープンなオフィスに。 |
ハイバック | 背もたれが肩もしくは首あたりまであるタイプ。背中全体を支えるので、リラックスした姿勢で作業することができる。体の負担を軽減するので長時間作業にオススメ。 |
エクストラハイバック | 頭と首を支えるヘッドレストが付いたタイプ。ハイバックよりも、さらに後ろに背もたれを倒した状態で作業できるので、一日中パソコンを使う方にオススメ。 |
特に、2万円前後のうち格安のオフィスチェアでは、背もたれが低い「ローバック」や「ミドルバック」モデルが多くなっています。大柄な男性がローバックのオフィスチェアを利用すると体が大きくはみ出てしまうため、ゆったりとリラックスしにくいなどの問題が発生する可能性も。
自主的に正しい姿勢を維持しようとしている方はローバックでも問題ありませんが、普段から作業体勢が後傾姿勢の方は、2万円前後で購入できる「ハイバック」モデルのオフィスチェアがおすすめです。
1-2.各パーツの調整機能の有無を確認する
2万円前後のオフィスチェアを購入するときは、各パーツの調整機能の有無をチェックしましょう。具体的には、以下の調整ポイントがあげられます。
- 背もたれのロッキング※1強度や角度
- 座面の高さ
- アームレストの高さ
- ランバーサポート※2の有無
※2 腰部をサポートするパーツのこと。
なかでも、座面の高さやアームレストの高さ調整は、快適な作業空間を構築するうえで必要不可欠です。厚生労働省でも、座面の高さや背もたれを調整できる椅子の使用が推奨されており、デスクワークで体に疲労感を溜め込みたくない人はよくチェックしておきましょう。
コスパのよい2万円前後のオフィスチェアでも、座面の高さやアームレストの位置を微調整できるモデルは多く登場しています。肩こりなどの症状を軽減しやすい効果が期待できるため、2万円前後のオフィスチェアを探すときは各調整機能の重点的なチェックがおすすめです。
出典:厚生労働省『情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン 2 作業管理(2)』
1-3.目的に合った張地素材を選ぶ
2万円前後のオフィスチェアなら、目的に合った張地素材を選ぶのをおすすめします。具体的な張地の種類には、「ファブリック(布)」「メッシュ」「レザー」などがあげられます。それぞれの違いは以下のとおりです。
ファブリック(布) | 布の温かみがあり、オーソドックスで触り心地もよい。布地の種類が多くカラーバリエーションも豊富な傾向にある |
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メッシュ | 熱がこもりにくく、通気性に優れている。夏場でも背中が蒸れにくいなど快適なワークスペースを重視している人にも人気 |
レザー | 高級感があり、社長椅子としても好評。熱がこもりやすいものの、重厚感のある見た目と座り心地から、常に一定のニーズがある |
もし肌触りのよさを求めているなら、ファブリックタイプのオフィスチェアをおすすめします。一方で、快適な作業環境を重視しているなら、メッシュタイプもおすすめです。
全体を踏まえた高級感などのデザイン性を重視している場合は、レザータイプも選択肢にあがるでしょう。2万前後でオフィスチェアをお探しの場合は、用途や重視したいポイントにあわせてベストな素材を選ぶのをおすすめします。
1-4.キャスターの素材を確認する
オフィスチェアを購入するときは、キャスターの素材も要チェックです。キャスターの素材に応じて、それぞれ相性の良い床タイプが異なり、あとになって「移動しにくい」などの問題が発生するかもしれません。
キャスターの素材ごとの相性は以下のとおりです。
ナイロンキャスター | カーペットの上で使うのにおすすめ。ポピュラーな選択肢で、柔らかい床の上も抵抗感なく移動できる |
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ウレタンキャスター | フローリングでの使用に適し、床を傷つけにくいのでテレワークにもおすすめ。移動時の摩擦音が少なく、幅広い床材で利用できる |
ゴムキャスター | 工場などで用いることが多く、タイルの上で使うのにおすすめ。弾力性とグリップ感が持ち味で、砂埃があるような環境でも快適に使える |
もっともオーソドックスなキャスターは「ナイロンキャスター」ですが、2万前後のオフィスチェアにはさまざまなキャスター素材が登場しているため、使用する環境や好みにあわせて選ぶのをおすすめします。
2.「2万円以下」で購入できるおすすめオフィスチェア6選
2-1.ランバーサポートで腰をしっかりサポート「腰楽(ハイタイプ)」
ランバーサポートで腰をしっかりサポート「腰楽(ハイタイプ)」
サイズ | 幅620×奥行620×高さ1090〜1190mm 座面高さ:440〜540mm |
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材質 | 背:ポリエステルメッシュ・PVCレザー・スチールパイプ(粉体塗装)、座:合板・ポリエステル・ウレタンフォーム、肘:スチール(クロームメッキ)・ポリプロピレン、脚部:スチール(クロームメッキ)、キャスター:ナイロン |
累計販売台数11万脚突破の大人気シリーズ。「腰楽」という名の通り、腰回りのサポートが充実しており、内蔵されたウェービングベルトと可動式ランバーサポートのW構造が腰を支えます。
また、背中の流れにフィットする立体的な背もたれが身体の負担を軽減し、長時間のデスクワークも快適に。取り外し可能なひじ掛けや、上下昇降、ロッキング機能など、欲しい機能が十分に備わったコスパのよい一脚です。
○スタッフからの口コミ
- ・腰のサポート機能が充実しているチェアのなかで特にコスパの良いチェアです
- ・ランバーサポートは自由に動かせるので、幅広い体格の方にご利用いただけます
2-2.イタリアンデザインの美しいシェル型「CPアームチェア」
イタリアンデザインの美しいシェル型「CPアームチェア」
サイズ | 幅570×奥行560×高さ845-940mm 座面高さ / 440-535mm |
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材質 | 座面・背もたれ:ウレタンフォーム、スチール(フレーム) 脚部:スチール キャスター:ナイロン 張り材:ポリエステル クッション材:ウレタンフォーム |
イタリアミラノのデザイナーが手掛けたデザイン性にこだわったチェア。
ワンカラーの張りぐるみ仕様で、座面と背もたれが一体になったどの方向から見ても美しいシェル型デザイン。座面のふちが滑らかな曲線になっていることで膝裏への負担を軽減する、座り心地にもこだわったチェア。張り材にはくすみカラーを使用しており、ホワイト系・ブラック系・木製など、幅広いインテリアに馴染むやさしいデザインです。
○スタッフからの口コミ
- ・フォルムと色合いがかわいいので、やわらかい空間づくりにオススメです
- ・座面が広く、包み込まれるような新鮮な感覚を味わえます
2-3.身体にフィットする人間工学に基づいた設計「SMT-15」
身体にフィットする人間工学に基づいた設計「SMT-15」
サイズ | 幅680×奥行675×高さ1120〜1190mm 座面高さ:425〜495mm |
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材質 | 背:メッシュ(ポリエステル系熱可塑性エラストマー+ポリエステル)座:布(ポリエステル)脚(キャスター):ナイロン肘(背フレーム):PP樹脂成形品座面:合板+ウレタンフォーム |
人間工学に基づく快適設計「メッシュチェア 肘付き ランバーサポート SMT-15」は、快適なワークスペースを求めている方におすすめのオフィスチェアです。予算2万円前後で購入できる価格設定ながら豊富な機能性に長けています。「フローティング式ランバー」「立体座面」「美しい流線デザイン」「高性能メッシュの背もたれ」などなど。
ほかにも、背中のラインに合わせて作られたS字設計の背もたれなど、利用者の負担を最小限に抑える仕組みが多数搭載されています。
○スタッフからの口コミ
- ・いろいろな高級オフィスチェアで試し座りをしましたが、コスパよく座りやすいと感じました
- ・この価格でこのデザイン性は他の格安品ではあまり見られません
2-4.高級感のあるデザイン「デザイナーズチェア ローバック 肘掛け付き」
高級感のあるデザイン「デザイナーズチェア ローバック 肘掛け付き」
サイズ | 幅640×奥行655×高さ880~965mm 座面高さ:420~505mm |
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材質 | 背・座:PUレザー(表)・PVCレザー(裏)・ウレタンフォーム、本体フレーム:アルミニウム・スチール、脚部:アルミニウム、キャスター:ナイロン |
高級感のあるデザイン「デザイナーズチェア ローバック 肘掛け付き」は、おしゃれさを重視して予算2万円前後でオフィスチェアを探している方におすすめのモデルです。
リブと曲線美が際立つフォルムで、スマートなデザインはオフィス空間に洗練された印象をもたらします。ミッドセンチュリーデザインで、2万円前後で購入できるオフィスチェアとは思えないほど高級感があります。また、圧迫感の少ないローバックモデルで、オフィスを広々と感じられるのもメリットです。
○スタッフからの口コミ
- ・高級椅子と感じるぐらいにはクオリティが高い椅子です
- ・デザインがとてもおしゃれですね。座り心地も悪くはありませんが、背もたれの小ささが気になりました
2-5.座るだけで理想のロッキングに!「ウエイトシンクロチェア クロッカ」
座るだけで理想のロッキングに!「ウエイトシンクロチェア クロッカ」
サイズ | 幅675×奥行660×高さ965〜1060mm 座面高さ:430〜530mm |
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材質 | 張地:ポリエステルメッシュ、背:ポリプロピレン、座:合板・ウレタンフォーム、肘:ポリプロピレン、脚部:ナイロン、キャスター:ナイロン |
座る人の体重に応じて、背もたれのロッキングの強さを自動で調節する体重感知メカニズムを搭載。自動で調整できるので、自席のチェアとしてはもちろん、不特定多数が参加するミーティングシーンやフリーアドレスにもおすすめです。
さらに、肘は上下・前後に調節でき、背もたれは3段階のリクライニング固定が可能。通気性に優れたメッシュの背もたれがこもった湿気や熱を外へ逃がすので、オールシーズン快適です。
○スタッフからの口コミ
- ・ほかのチェアには中々ない体重感知機能はフリーアドレス制のオフィスに便利です
- ・座面が広く座りやすいチェアです
2-6.風通り爽やかなWメッシュチェア「コレガ2 肘なし」
風通り爽やかなWメッシュチェア「コレガ2 肘なし」
サイズ | 幅600×奥行600×高さ890〜985mm 座面高さ / 430〜525mm |
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材質 | 背座 / ポリエステルメッシュ 座面 / 合板、ウレタンフォーム 座受け / スチール 脚・キャスター / ナイロン 肘 / PP樹脂成型品 |
背もたれ・座面ともに通気性に優れたメッシュ素材を採用。座面は二重メッシュ構造で、長時間の座位によるムレを防ぎます。また、湾曲した背フレームも特徴で、デザイン性はもちろん、背もたれの間に空間を生むことで、風の通りを妨げない工夫が施された設計です。
さらに、背もたれと座面が同調して傾くシンクロロッキング機能を搭載しており、膝や太ももへの負担を軽減。長時間の使用でも涼しく快適にご使用いただける一脚です。
○スタッフからの口コミ
- ・背もたれと座面がどちらもメッシュ素材なので、蒸れやすい季節でも快適に使えます
- ・高性能なロッキング機能が付いているので長時間座っていても疲れにくい椅子です
3.「2万円台」で購入できるおすすめオフィスチェア3選
3-1.高コスパの人気モデル「オフィスチェア YS-1 可動肘 ヘッドレスト付き」
高コスパの人気モデル「オフィスチェア YS-1 可動肘 ヘッドレスト付き」
サイズ | 幅700×奥行700×高さ1140〜1240mm 座面高さ:440〜540mm |
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材質 | 張地:ポリエステル、背:ナイロン、座:モールドウレタン・ナイロン、背部:ナイロン・ポリエステル、肘:ナイロン、ヘッドレスト:ナイロン、脚部:アルミ、キャスター:ウレタン |
高コスパの人気モデル「オフィスチェア YS-1 可動肘 ヘッドレスト付き」は、2万円台で購入できるオフィスチェアをお探しの方に特におすすめのモデルです。2万円台で購入できる価格ながら、「可動肘」「可動ヘッドレスト」「可動ランバーサポート」「シンクロロッキング」などなど豊富な調整機能が搭載されています。
ほかにも、座面の前後位置を調整できたり、ロッキングを3段階で固定したり強度を変更できるなど2万円前後で購入できるオフィスチェアとしてコスパに優れた性能を持ちます。快適なオフィスチェアに使える予算が2万円前後の方にとって、心強い味方になってくれるでしょう。
○スタッフからの口コミ
- ・座り心地は快適で、見た目もよく、価格も2万円台とコストパフォーマンスに優れています
- ・首周りや腰回りの負担がだいぶ和らいで、作業が楽になったとユーザーの口コミが寄せられています
3-2.体を包み込むボリュームと弾力感「ラクシア2 肘付き ハイバック」
体を包み込むボリュームと弾力感「ラクシア2 肘付き ハイバック」
サイズ | 幅675×奥行745×高さ1060~1135mm 座面高さ:470~545mm |
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材質 | 張地:PUレザー、背:合板・ウレタンフォーム・シリコンフィル、座:合板・コイルスプリング・ウレタンフォーム・シリコンフィル、肘:ポリプロピレン・ウレタン、脚部:ナイロン、キャスター:ナイロン |
高級ソファにも使用されるコイルスプリング&シリコンフィルを採用した、ソファのような座り心地を実現したオフィスチェアです。ふかふか&もっちりとしたクッションは弾力がありながらも羽毛のように柔らかな質感が特徴です。
また、背もたれは人間工学に基づいたS字構造をしており、背中の流れにやさしくフィット。高級感のあるPUレザーを使用しており、デスクワークだけでなく会議室や応接室にもオススメです。
○スタッフからの口コミ
- ・ボリュームがしっかりしていて、とにかく寛げるソファのようなチェアです
- ・やわらかな座り心地で、長時間座っていても疲れにくい!と大好評です
3-3.ヴィンテージ風ワークチェア「メティオ2.0 ワークチェア ロッキングタイプ」
ヴィンテージ風ワークチェア「メティオ2.0 ワークチェア ロッキングタイプ」
サイズ | 幅655×奥行678×高さ755〜845mm 座面高さ / 405〜495mm |
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材質 | 背・座:合板・ウレタンフォーム・PVCレザー、脚部:アルミ(粉体塗装)、肘:オーク天然木積層合板、キャスター:ナイロン |
木肘と丸パイプ、PVCレザーの絶妙なバランスが特徴的なおしゃれでヴィンテージ感が漂う一脚 です。木肘部分には天然木が使用 されており、木目や節・色の出方に個体差がある、唯一無二の風合いをお楽しみいただけます。座面の縁には、ブランドタグでワンポイントをプラス。背面と座面の生地は、汚れに強く、サッと拭き取れるPVCレザーを採用しており、お手入れも簡単です。コンパクトながら、上下昇降・ロッキング機能 も付いた、ワンランク上のオフィスチェアです。
○スタッフからの口コミ
- ・背もたれが山なりになっていて、背中に優しくフィットするのでお気に入りです
- ・同じ「METIO」シリーズのデスクと合わせれば、統一感のあるおしゃれな空間を簡単につくれます
まとめ
予算2万円前後で購入するオフィスチェアとして、プロが選んだもっともおすすめのモデルは「オフィスチェア YS-1」です。2万円台で購入できるオフィスチェアにもかかわらず、可動微調整が可能な「ヘッドレスト/アームレスト/ランバーサポート」まで搭載されています。
さらにメッシュ素材で通気性もよく、脚部には高級感のある光沢が美しいアルミ脚を搭載。3段階で固定できるロッキング機能やシンクロロッキング機能など、体が疲れにくい仕組みがふんだんに採用されたコストパフォーマンスに優れたオフィスチェアです。
そんな「オフィスチェア YS-1」は、オフィスコムでお買い求めいただけます。ブラックフレームやホワイトフレーム、ゲーミングチェアタイプなど豊富な選択肢のなかから自分好みのモデルをお選びいただけるため、ぜひチェックしてみてください。
その他にも、オフィスコムでは数十万点以上のオフィス家具やオフィスチェアを取り揃えております。きっと気に入る一品が見つかりますので、ぜひこの機会にご利用をご検討ください。
オフィスコム公式TOP:https://www.office-com.jp/
また、今回ご紹介したチェアを実際に座って試してみたい方は、オフィスコムのショールームでプロの案内のもと体感していただけるので、ぜひお問い合わせください。